📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回は総務の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから総務を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務地 | 沖縄県 |
| 勤務時間 | 9:00〜18:00(繁忙期は残業あり) |
| 休日 | 完全週休2日(土日祝) |
| 給料 | 年収380万円 |
| 必要資格 | 特になし |
| 業種 | ITサービス企業(従業員200名規模) |
| 主な業務内容 | オフィス管理・備品調達・社内イベント運営・契約書管理・庶務全般 |
| 性別 | 女性 |
| 年代 | 30代 |
始めたきっかけ
新卒で入った会社は広告代理店の営業でした。数字を追いかける毎日に3年で燃え尽きて、「もう少し穏やかに働きたい」と思って管理部門への転職を決意しました。27歳のとき、新宿のIT企業が総務スタッフを募集していたので応募。面接で「総務は何でもやる仕事ですが大丈夫ですか?」と聞かれ、「営業で雑務も多かったので慣れています」と答えたら採用に。入社してから「何でもやる」の意味を本当の意味で理解することになりました。
1日の仕事内容
朝9時に出社して、まず社内メールを確認します。「エアコンが効かない」「コピー機が詰まった」「来客用の会議室を準備してほしい」。出社して最初の30分で、すでに5件くらいの依頼が溜まっています。それを優先順位をつけてさばくのが午前中の仕事。
合間にオフィスの備品発注。コピー用紙、ボールペン、トイレットペーパー、コーヒーの豆。切れる前に補充しておかないと、すぐに「紙がない」「ペンがない」と言われます。何百人もの社員が当たり前のように使うものを、裏で一人で管理している。誰にも気づかれないけど、切らしたら怒られるという理不尽な仕事です。
午後は契約書のファイリングや、社内規定の更新、防火管理者としての設備点検、社内イベントの準備。月末には社用車の管理や保険の更新、ビルの管理会社との折衝もあります。「それ、総務の仕事なの?」と思う案件が週に3回くらいは飛んでくる。答えはいつも「他にやるところがないから、総務」です。定時で帰れる日は7割くらいですが、オフィス移転や社内イベント前は21時まで残ることもありました。
この仕事できつかったこと
「何でも屋」として扱われるのが一番きつかったです。専門性がない代わりに、誰もやらない仕事が全部こっちに回ってくる。電球の交換から株主総会の準備まで、業務の幅が広すぎて、何のプロなのか自分でもわからなくなる。「総務って何やってるの?」と同僚に聞かれるたびに、うまく答えられない自分にモヤモヤしていました。
感謝されにくいのも精神的にきつい。総務の仕事は「できて当たり前」。備品が切れなければ誰も何も言わない。でも一度切れたら「なんで補充してないの?」。社内イベントが無事に終われば「楽しかった」の一言で終わり、準備に1か月かかったことは誰も知らない。裏方の宿命だとわかっていても、承認欲求が満たされないのは辛いものがありました。
社内のクレーム窓口になりがちなのもストレスです。「隣の部署がうるさい」「冷蔵庫に名前を書いていない食べ物がある」「トイレが汚い」。それ本当に総務に言うこと?と思っても、「じゃあ誰に言えばいいの?」と返されると黙るしかない。社員同士のトラブルの仲裁まで回ってくることもあって、メンタルの消耗が半端なかったです。
この仕事で良かったこと
社内のことを一番広く把握できるのは、総務の特権です。全部門の人と接点があるので、会社全体の動きが見える。経営層が考えていることも、現場で起きていることも。この視野の広さは他の職種では得られないもので、「会社を支えている実感」はじわじわと効いてきます。
オフィス環境を改善したときの反応も嬉しい。自分の提案でフリードリンクの種類を増やしたとき、社員から「最近会社居心地いいね」と言われたのは地味に嬉しかったです。大きなイベントが無事に終わったときの安堵感と達成感も、総務ならではの喜びです。
業務の幅が広いぶん、対応力が鍛えられます。突発的なトラブルに冷静に対処する力、複数の案件を並行して進めるマルチタスク力。どんな仕事にも活きるスキルが自然と身につきます。転職するときに「御社の総務業務で私にできないことはほぼありません」と言えるのは強みです。
この仕事を辞めた理由
辞めていません。4年目で、オフィス移転プロジェクトのリーダーを任されました。200名分のデスク配置からネットワーク工事まで一人で仕切って、無事に移転が完了したとき、社長から直接「ありがとう」と言われたのが忘れられません。「何でも屋」を「何でもできる人」に変換できるようになったのが、成長の証だと思っています。
この仕事が向いている人
気配りができて、臨機応変に動ける人に向いています。裏方として支える仕事に充実感を覚えるタイプ、面倒見が良いタイプにはフィットします。逆に、自分の専門性を極めたい人や、成果を明確にアピールしたい人にはストレスが大きいです。「縁の下の力持ち」という言葉に誇りを感じられるかどうかが適性の分かれ目です。
この仕事に就きたい人へ一言
総務は「何でも屋」から脱却するために、得意分野を作ることが大事です。労務、法務、ファシリティマネジメント、IR。総務の中で尖った専門性を持つと、キャリアの選択肢が大きく広がります。
管理部門全体を統括する「管理部長」ポジションは、総務出身者が就くケースが多い。幅広い経験をキャリアのど真ん中に置けるのは、総務ならではの強みです。
よくある質問(FAQ)
Q. 総務の仕事に資格は必要?
A. 必須の資格はありませんが、衛生管理者や防火管理者の資格を持っていると評価されます。ビジネス法務検定やMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)も実務に役立ちます。
Q. 総務の年収はどれくらい?
A. スタッフクラスで300〜400万円、リーダークラスで400〜500万円、管理部長クラスで550〜750万円が目安です。大手企業やIPO準備企業では、総務マネージャーで600万円以上も。
まとめ
総務は何でも屋として扱われる孤独と、感謝されにくい裏方の辛さがきつい仕事です。しかし、会社全体を見渡せる視野と、どんな状況にも対応できるマルチタスク力が身につきます。「何でもできる人」へと成長できる環境として、地味だけど確かなキャリアを築ける仕事です。
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