📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回は経理の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから経理を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務地 | 群馬県 |
| 勤務時間 | 9:00〜18:00(決算期は残業月40〜60時間) |
| 休日 | 完全週休2日(土日祝・決算期は土曜出勤あり) |
| 給料 | 年収400万円 |
| 必要資格 | 日商簿記2級(入社時は3級でも可) |
| 業種 | 中堅メーカー(従業員500名規模) |
| 主な業務内容 | 仕訳入力・売掛金管理・月次決算・四半期決算・年次決算補助・税理士対応 |
| 性別 | 女性 |
| 年代 | 30代 |
始めたきっかけ
大学を卒業して、最初はアパレルの販売員をやっていました。接客は好きだったんですが、2年目でシフト制の不規則な生活に限界を感じて、「土日休みのオフィスワークに就きたい」と思うようになりました。簿記3級は大学時代に取っていたので、「経理なら資格が活かせるかも」と考えて転職活動を開始。26歳のとき、千代田区のメーカーに経理スタッフとして入社しました。面接では「簿記2級は入社後に取ってください」と言われて、「はい、半年以内に取ります」と宣言。実際は9か月かかりましたが、何とか合格しました。
1日の仕事内容
朝9時に出社して、まずは前日の仕訳入力から始めます。営業部門から上がってくる経費精算や請求書を確認して、勘定科目を割り当てて会計ソフトに入力。1日の仕訳件数は平均40〜60件。単純な入力作業に見えますが、科目を間違えると後で面倒なことになるので神経を使います。
午前中は売掛金と買掛金の管理。入金があったら消し込みを行い、未入金の取引先には営業部を通じて確認。月末になると振込処理が集中して、金額の確認だけで2時間以上かかる日もあります。
午後は月次決算の準備や、各部門から上がってくる経費の承認作業。「この接待費は妥当か」「このタクシー代は本当に業務利用か」を一件ずつチェック。社員から「なんでこれが駄目なんですか」と不満を言われることもしょっちゅうです。夕方には顧問税理士とのやり取りや、翌月のキャッシュフロー予測を作成。通常月は18時〜18時半に退社できますが、決算期は話が別です。
この仕事できつかったこと
決算期のきつさは尋常じゃないです。四半期決算と年次決算の時期が来ると、残業時間が一気に跳ね上がります。月次の仕訳を全部確認して、減価償却や引当金の計上をして、試算表を作成。数字が1円でも合わないと、その原因を特定するまで帰れません。3月決算のときは、4月の上旬に毎日22時〜23時まで残業して、土曜出勤も3週連続。体力的にも精神的にも追い詰められました。
この「数字が合わない恐怖」が経理特有のストレスです。何千件もの仕訳の中から、たった1件のミスを探す作業。元帳をひたすらスクロールして、摘要欄を一つずつ確認して、「あっ、ここの消費税区分が違う」と見つけたときの疲労感。しかもミスが見つからないと先に進めないので、タイムプレッシャーの中で正確性を求められるのが胃に悪いです。
社内からの風当たりも地味にきつい。経費の不備を指摘すると「細かい」「面倒くさい」と言われ、支払いが遅れると「まだ振り込んでないの?」と催促される。ルールを守らせる側が嫌われるのは経理の宿命だと分かっていますが、感謝されることがほとんどないのはモチベーション的に厳しいです。
この仕事で良かったこと
数字がピタッと合ったときの達成感は、経理をやった人にしかわからない快感です。試算表の貸借が一致した瞬間、決算書の数字が確定した瞬間。パズルのピースが全部はまった感覚で、「よし、合った!」と心の中でガッツポーズ。この瞬間のために決算期の地獄を乗り越えられると言っても過言ではありません。
会社の全体像が数字で見えるようになるのも、経理の大きなメリットです。どの部門が利益を出していて、どこにコストがかかっているか。経営者に近い視点で会社を見れるようになると、自分のキャリアに対する判断基準も変わります。
経理は専門職なので、スキルがそのまま転職市場での武器になります。簿記2級と実務経験3年あれば、転職先に困ることはまずない。経理経験者は常に需要があるので、「食いっぱぐれない安心感」は他の管理部門職と比べても段違いです。
この仕事を辞めた理由
辞めていません。5年目で主任に昇格して、後輩2名の指導も担当しています。決算期の地獄は相変わらずですが、「この時期を乗り越えれば通常モードに戻る」というサイクルがわかっているぶん、精神的な余裕が出てきました。簿記1級の取得を目指しつつ、将来は経理マネージャーか、経営企画へのキャリアチェンジも視野に入れています。
この仕事が向いている人
几帳面で数字に強い人、一人でコツコツ作業するのが苦にならない人に向いています。細かいミスに気づける注意力と、ルールを遵守する真面目さが必須。逆に、大雑把な性格の人や、人から感謝されないとモチベーションが保てない人には向かないです。地味な仕事ですが、その地味さを受け入れられるかどうかが適性の分かれ目です。
この仕事に就きたい人へ一言
経理のキャリアを伸ばすなら、簿記2級の取得は必須。その上で、連結決算や税務申告、管理会計など専門性を深められる環境を選ぶのが重要です。上場企業の経理を経験しておくと、転職市場での評価が一段上がります。
将来的に年収600万円以上を狙うなら、経理マネージャーか経営企画への転身がおすすめ。数字に強い経理出身者は、CFOへのキャリアパスも現実的です。
よくある質問(FAQ)
Q. 経理に未経験から転職できる?
A. 簿記3級以上の資格があれば、未経験でも応募可能な求人はあります。特に中小企業やベンチャーでは「資格+意欲」で採用されるケースが多い。ただし、簿記2級を持っていると書類通過率が格段に上がります。
Q. 経理の年収はどれくらい?
A. スタッフクラスで300〜420万円、主任・リーダーで420〜550万円、マネージャーで550〜700万円が目安です。上場企業の連結決算を任されるレベルになれば、700〜900万円も射程圏内です。
まとめ
経理は決算期の長時間残業・数字が合わない恐怖・社内からの風当たりがきつい仕事ですが、数字がピタッと合う達成感と、どこでも通用する専門スキルが身につくキャリアです。几帳面で地道な作業が得意な人にとっては、安定感と将来性を兼ね備えた堅実な選択肢です。
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