📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回はコンビニ店長の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからコンビニ店長を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務地 | 秋田県 |
| 勤務時間 | シフト制(実質1日10〜16時間・深夜ワンオペあり) |
| 休日 | 月6〜8日(シフト制・連休はほぼ不可能) |
| 給料 | 年収350万円 |
| 必要資格 | 特になし(普通自動車免許あると便利) |
| 業種 | コンビニエンスストア(大手チェーンFC加盟店) |
| 主な業務内容 | 店舗運営全般・シフト管理・発注・スタッフ採用教育・売上管理・クレーム対応 |
| 性別 | 男性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
大学を中退してフリーターをしていた23歳のとき、地元のコンビニでアルバイトを始めました。もともと人と話すのが嫌いじゃなかったし、仕事を覚えるのも早かったのか、半年でバイトリーダーに。1年後にオーナーから「社員にならないか」と声をかけられて、正社員として店長候補になりました。25歳で正式に店長に昇格。自分の裁量で店を回せるのが嬉しかったのは最初の数か月だけで、すぐに「これはとんでもない仕事を引き受けてしまった」と気づきました。
1日の仕事内容
朝6時に出勤して、夜勤スタッフからの引き継ぎを受けます。レジの現金確認、廃棄商品のチェック、納品された商品の検品と陳列。朝のラッシュが終わる9時頃から事務作業に入って、前日の売上データの確認と本部への報告書を作成。弁当やおにぎりの発注はPOSデータを見ながら天気や曜日の傾向を読んで決めます。発注をミスると廃棄の山か、売り切れでお客さんに怒られるかの二択。
お昼前後は昼食のピークで、レジに入ることも多いです。スタッフが足りていれば任せられるんですが、人手不足のときは店長が率先してレジに立つしかない。午後は新人スタッフの教育やシフトの調整。「来週の水曜、出られなくなりました」というLINEが入るたびに胃がキリキリします。代わりを見つけられなければ自分が入るしかない。
夕方のラッシュを乗り越えて、19時〜20時に退勤できれば良い方。深夜スタッフが急に来なくなった日は、そのまま夜勤に突入して翌朝まで店にいることもありました。月に2〜3回はそういう日があって、体力的に限界でした。
この仕事できつかったこと
人手不足が最大の地獄です。求人を出しても応募が来ない。やっと採用しても1週間で飛ぶ。深夜帯は時給を上げてもなかなか人が集まらず、結局自分がワンオペで回す羽目になります。深夜3時にレジを打ちながら、品出しをして、トイレ掃除もする。目の下にクマを作りながら「24時間営業って誰のためにあるんだ」と何度も思いました。
クレーム対応も精神的にきつい。おでんの味が薄い、ATMの操作がわからない、トイレが汚い。コンビニのお客さんは「何でもやってくれて当然」という感覚の人が多くて、理不尽な要求が日常的に飛んできます。酔っ払いに絡まれたり、万引き犯と対峙したり、店長の仕事は接客業の範囲を超えています。
年収350万円という数字だけ見ると「まあまあ」に見えるかもしれませんが、実際の労働時間で割ると悲惨です。月の残業時間が80時間を超える月もあって、時給換算すると1,000円を切ることもありました。アルバイトの方がよっぽど効率よく稼いでいるという矛盾に気づいたときは、笑うしかなかったです。
この仕事で良かったこと
自分の判断で店の売上が変わるのは、やりがいがありました。季節商品の発注を読み切って完売させたとき、新商品のPOPを工夫して売上が2倍になったとき、「自分の店」を育てている感覚が嬉しかった。エリアマネージャーから「この店の数字、最近いいね」と褒められた日は、疲れが吹き飛びました。
スタッフとの信頼関係が築けたときも良かったです。最初はバラバラだったチームが、少しずつまとまって、忙しい時間帯をみんなで乗り越えたときの一体感。大学生のバイトスタッフが「店長のおかげで仕事が楽しいです」と言ってくれたときは、不覚にもウルッときました。
経営の基本が身につくのも大きなメリットです。売上管理、在庫管理、人件費のコントロール、スタッフの採用と教育。コンビニ店長は小さな会社の社長みたいなもので、ここで学んだことは次のキャリアでも確実に活きます。
この仕事を辞めた理由
3年半で辞めました。きっかけは体調です。慢性的な睡眠不足で免疫力が落ちて、帯状疱疹が出たんです。医者から「ストレスと過労が原因です。このままだと倒れますよ」と言われて、ようやく目が覚めました。退職後は小売業界の経験を活かして、ドラッグストアチェーンのエリアマネージャー職に転職。労働時間が半分以下になって年収は50万円上がりました。コンビニ店長で鍛えた現場力は、転職先でも高く評価されています。
この仕事が向いている人
体力と忍耐力がある人で、人のマネジメントが好きなタイプに向いています。数字を見ながら改善策を考えるのが得意な人は成果を出しやすい。ただし、ワークライフバランスを重視する人には絶対に勧めません。プライベートの時間はほぼないと覚悟してください。「将来、自分で店を持ちたい」という明確な目標がある人にとっては、これ以上ない実地研修の場です。
この仕事に就きたい人へ一言
コンビニ店長の経験は、小売・流通業界で高く評価されます。店舗運営、スタッフマネジメント、P/L管理の実績は、スーパーやドラッグストアのSV職、物流会社の拠点長など、年収400〜500万円クラスのポジションに直結します。
「コンビニ店長なんて転職で不利」と思い込んでいる人が多いですが、それは間違いです。マネジメント経験を正しくアピールすれば、想像以上に選択肢は広がります。
よくある質問(FAQ)
Q. コンビニ店長になるのに資格は必要?
A. 特別な資格は不要です。アルバイトから昇格するケースが多く、店舗運営の実務経験が最大の条件。食品衛生責任者の資格は、店長になると取得が求められることが多いですが、講習を受ければ1日で取れます。
Q. コンビニ店長の平均年収は?
A. FC加盟店の雇われ店長で300〜400万円が相場です。直営店の店長だと350〜450万円。オーナー店長の場合は店舗の立地や売上次第で大きく変わり、年収200万円以下から1,000万円超まで幅があります。
まとめ
コンビニ店長は人手不足によるワンオペ地獄、24時間営業のプレッシャー、年収に見合わない長時間労働がきつい仕事です。しかし、店舗経営の基本を実地で学べる貴重な経験であり、マネジメントスキルは転職市場で高く評価されます。体力に限界を感じる前に次のキャリアを見据えることが、コンビニ店長の正しい活かし方です。
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