ドラッグストアの登録販売者はきつい?資格を取った後のリアル 【みんなの社畜体験談 #274】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回はドラッグストアの登録販売者の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからドラッグストアの登録販売者を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 福岡県
勤務時間 シフト制(早番9:00〜18:00/遅番13:00〜22:00)
休日 月8〜9日(シフト制・土日出勤あり)
給料 年収320万円
必要資格 登録販売者
業種 ドラッグストアチェーン
主な業務内容 OTC医薬品の接客販売・品出し・レジ・発注・売場管理・在庫管理
性別 女性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

前職はアパレルの販売員でした。28歳のとき、「手に職をつけたい」と考えて登録販売者の資格を取ることにしたんです。仕事をしながら半年間独学で勉強して、一発合格。資格を取ったその月にドラッグストアチェーンの正社員求人に応募しました。面接では「資格を活かして医薬品のプロになりたい」と話したんですが、入社して分かったのは、登録販売者の仕事は薬の接客だけじゃないということ。むしろ薬以外の業務の方が圧倒的に多い現実が待っていました。

1日の仕事内容

早番の日は9時に出勤。開店準備として、前日の夜に届いた商品の検品と品出しをします。段ボールを開けて棚に並べる作業が毎朝30〜40箱分。日用品、食品、化粧品、医薬品。とにかく品数が多い。10時の開店後はレジに入りつつ、空いた時間に売場の整理と発注業務。

お客さんから医薬品の相談を受けるのが登録販売者の本業のはずですが、1日の業務のうち薬の接客にかける時間は正直1割もありません。残りの9割はレジ打ち、品出し、掃除、POP作り、棚替え。風邪薬や胃腸薬の相談が来たときだけ「登録販売者モード」に切り替わる感じです。

遅番の日は13時出勤で22時退勤。閉店作業としてレジ締め、床掃除、翌日の準備。遅番の日は帰宅が23時近くになって、翌日早番だと睡眠時間が5時間を切ることもあります。早遅のシフトが交互に来る週は、体内時計がバグります。

この仕事できつかったこと

資格を取った意味を見失うのが一番きつかったです。登録販売者の試験に合格するために何百時間も勉強したのに、実際の仕事は品出しとレジが大半。段ボールを運んで棚に並べて、バーコードをピッとやる。これなら資格なしのアルバイトでもできる仕事じゃないかと、何度も思いました。

立ち仕事の体力的な消耗も馬鹿にできません。1日8〜9時間、ほぼ立ちっぱなし。品出しでは重い段ボールを運び、棚の上段に商品を並べるために何度も脚立を上り下り。足のむくみと腰痛が慢性的になりました。

クレーム対応も日常茶飯事です。「この薬が効かなかった」「ポイントがつかなかった」「レジが遅い」。ドラッグストアは日用品の値段に敏感なお客さんが多くて、1円の差額でクレームになることもあります。年配のお客さんから「この薬、血圧の薬と一緒に飲んで大丈夫?」と聞かれて、判断が難しい場合は薬剤師に繋ぐんですが、薬剤師が不在の時間帯にその質問が来ると、責任の重さに冷や汗が出ます。

この仕事で良かったこと

お客さんに薬の相談をされて、適切なものを提案できたときはやりがいを感じます。風邪の症状を細かく聞いて、「この症状なら鼻水に効く成分が入ったこちらがいいですよ」と提案して、後日「よく効きました、ありがとう」と言ってもらえた日は、この仕事をやっていて良かったと思えます。

資格手当がつくのも地味にありがたい。月5,000〜15,000円の上乗せがあるので、年間で6〜18万円の差は大きいです。登録販売者の資格があれば全国どこでも働けるので、引っ越しても仕事に困らない安心感があります。

健康や美容の知識が増えるのも嬉しいポイントです。サプリメント、スキンケア、漢方薬。仕事で覚えた知識をそのまま自分の生活に活かせる。家族や友人から「どの薬がいい?」と頼りにされるのも、ちょっとした自慢です。

この仕事を辞めた理由

辞めていません。3年目で、医薬品売場の責任者を任されるようになりました。品出しやレジの仕事は相変わらず多いですが、新人の登録販売者に薬の知識を教える立場になって、やりがいが増えています。将来的には店長か、調剤薬局併設店舗でより専門的なキャリアを積みたいと考えています。

この仕事が向いている人

人と接するのが好きで、健康や医薬品に興味がある人に向いています。コツコツ勉強を続けられるタイプなら、入社後も新薬やOTC医薬品の知識をアップデートし続けられます。体力は必須。品出しと立ち仕事をこなせるフィジカルがないと辛い。「資格を活かした専門的な仕事」だけを期待している人は、ギャップに苦しむかもしれません。

この仕事に就きたい人へ一言

登録販売者は取得して終わりではなく、取得してからがスタートです。実務経験を2年積むと管理者要件を満たせるので、まずはそこを目標にしてください。管理者になれば、店舗の医薬品販売の責任者として任せてもらえる業務の幅が広がります。

年収を上げたいなら、ドラッグストアの店長職を目指すか、調剤薬局併設の店舗で調剤事務の経験も積むのが現実的なルートです。

よくある質問(FAQ)

Q. 登録販売者の試験は難しい?

A. 合格率は40〜50%で、独学でも3〜6か月の勉強で合格可能です。過去問を繰り返し解くのが最も効率的。受験資格に学歴や実務経験は不要なので、誰でもチャレンジできます。

Q. 登録販売者の年収相場は?

A. 正社員で280〜380万円が一般的。店長に昇格すると400〜480万円程度。ドラッグストアの大手チェーンほど基本給は安定しますが、地域による差もあります。資格手当は月5,000〜15,000円が相場です。

まとめ

ドラッグストアの登録販売者は、品出し・レジが業務の大半を占める現実と、資格を活かせる場面の少なさにギャップを感じやすい仕事です。しかし、医薬品の専門知識を活かした接客ができたときのやりがいは本物。全国どこでも働ける安定性と、健康知識が身につくメリットを活かして、店長やエリアマネージャーへのキャリアアップを目指すのが賢い戦略です。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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