📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回はスイミングコーチの仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからスイミングコーチを目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | アルバイト |
|---|---|
| 勤務地 | 埼玉県 |
| 勤務時間 | 14:00〜21:00(平日)/ 9:00〜18:00(土日) |
| 休日 | シフト制(週5勤務・月8日休み) |
| 給料 | 時給1,300円 |
| 必要資格 | 特になし(水泳指導員の資格があると有利) |
| 業種 | スイミングスクール |
| 主な業務内容 | 幼児〜小学生の水泳指導・進級テストの評価・保護者対応・プール監視・施設清掃 |
| 性別 | 男性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
大学まで水泳部で競泳をやっていて、就活に失敗してフリーターになった23歳のとき、地元のスイミングスクールがコーチのアルバイトを募集しているのを見つけました。水泳しかやってこなかった自分にとって、唯一活かせるスキルが水泳だった。「とりあえず好きなことを仕事にしてみよう」と軽い気持ちで応募しました。面接で「4泳法のタイムは?」と聞かれて、大学時代の記録を伝えたらその場で採用。翌週からプールサイドに立つことになりました。
1日の仕事内容
平日は14時に出勤して着替え。まずプールの水温と塩素濃度のチェック、コースロープの設置、指導用の浮き具やビート板の準備。15時から幼児クラスの指導がスタート。3〜5歳の子どもたちに水慣れから教えます。顔つけができない子を励まし、水を怖がって泣く子をあやしながら、一人ひとりに声をかけて安心させる。
16時半からは小学生の初級クラス、18時からは中級〜上級クラスと、コマが続きます。初級はバタ足やクロールの基礎、上級はバタフライや個人メドレーの指導。プールの中に入って直接手本を見せながら教えることもあれば、プールサイドからフォームをチェックして声で指示を出すこともあります。
19時半にレッスンが終わったら、保護者への報告と進級テストの評価シートの記入。その後プールの清掃と片付けをして21時に退勤。土日は朝9時からフルで指導が入るので、6〜7コマを回す日もあります。
この仕事できつかったこと
塩素が体に与えるダメージが一番きつかったです。毎日5〜6時間プールに浸かっていると、肌がカサカサに乾燥して、全身がかゆくなる。目は常に充血していて、コンタクトレンズがつけられなくなりました。髪もバサバサに傷んで、同年代の友人に「老けた?」と言われたのはショックでした。塩素の匂いは洗っても落ちなくて、電車で自分から距離を置かれている気がすることもありました。
体力の消耗が激しいです。水の中は陸上の4倍のエネルギーを消費すると言われていますが、実感としてその通り。レッスンが終わるとぐったりで、帰宅後はソファに倒れ込んで動けない。食欲だけは異常に増えて、帰り道にコンビニで大量に買い食いする生活が定着しました。
幼児の指導は体力以上に精神力を使います。水を嫌がって泣き叫ぶ子、ふざけてプールに飛び込もうとする子、他の子を沈めようとする子。安全管理に常に気を張りながら、一人ひとりに楽しく指導するのは相当なマルチタスク。万が一事故が起きたらと思うと、レッスン中は一瞬も気が抜けません。
この仕事で良かったこと
水を怖がっていた子が、自分の指導で泳げるようになったときの感動は言葉にできません。初めて25メートルを泳ぎ切った子が「先生、泳げたよ!」とキラキラした目で報告してくれた瞬間は、自分が競泳をやっていた頃のどんな大会よりも嬉しかったです。保護者の方から「この子がプール嫌いだったのに、今は行きたがるんです」と言われると、コーチ冥利に尽きます。
水泳のスキルがそのまま仕事に直結するのは、元競泳選手として最大の強みです。正しいフォームを見本で見せられるので、生徒の上達が早い。「先生の泳ぎ、かっこいい!」と言ってもらえるのも嬉しい。
シフトの自由度が高くて、大学時代の友人と遊ぶ時間も確保できています。午前中は自由なので、自分のトレーニングや資格の勉強に充てられるのも助かっています。
この仕事を辞めた理由
辞めていません。2年目で、ベビークラスの指導も任されるようになりました。水泳指導員の資格も取得して、時給が100円上がりました。将来的にはスイミングスクールの正社員になるか、パーソナルの水泳指導を個人で始めるかを考えています。好きなことを仕事にしている今の環境は、きつくても充実しています。
この仕事が向いている人
水泳が好きで、子どもと接するのが苦にならない人に向いています。自分の技術を人に教えることに喜びを感じるタイプは天職になり得ます。体力に自信があることが前提で、塩素による肌荒れを受け入れる覚悟も必要。子どもの安全を最優先にできる責任感のある人でないと、この仕事は務まりません。
この仕事に就きたい人へ一言
スイミングコーチから正社員を目指すなら、日本水泳連盟の「水泳指導員」資格を取得するのがおすすめ。スクールの社員採用では資格保有者が優遇されます。また、最近は大人向けのパーソナルスイミング指導の需要が増えているので、フリーランスのコーチとして独立する道もあります。
体のケアは怠らないでください。塩素対策の保湿クリーム、目の充血防止のゴーグル選びなど、自分の体を守る工夫をしながら長く続けてほしいです。
よくある質問(FAQ)
Q. スイミングコーチに水泳の経験は必要?
A. 幼児クラスなら泳げなくてもOKの場合もありますが、基本的には4泳法が泳げることが求められます。競泳経験者は即戦力として重宝されます。泳力テストがある施設がほとんどです。
Q. スイミングコーチの時給相場は?
A. アルバイトで1,100〜1,500円が一般的。正社員だと月給20〜25万円(年収280〜350万円)程度。水泳指導員の資格を持つと手当がつくスクールもあります。
まとめ
スイミングコーチは塩素による肌ダメージと体力消耗がきつい一方で、子どもの成長を間近で見られる感動的なやりがいがある仕事です。水泳経験をダイレクトに活かせる数少ない職種で、子どもが泳げるようになる瞬間の喜びは何にも代えがたい。好きなことを仕事にしたい元スイマーにとって、挑戦する価値のあるキャリアです。
📌 スポーツの経験を活かした仕事を探している方へ
スイミングコーチの指導経験は、フィットネスインストラクター・パーソナルトレーナー・スポーツ施設の管理職など幅広い分野で評価されます。年収350万円以上の正社員求人も多数。スポーツ業界でキャリアを築きたい方は、転職エージェントに相談してみてください。
🔍 転職サービス診断をしてみる
5つの質問に答えるだけで、あなたの職種・希望条件に合った転職サービスがわかります。まずは無料診断で方向性を確認してみてください。
\当サイトオリジナル転職サービス診断/


コメント