通信回線の営業はきつい?光回線の訪問販売のリアル 【みんなの社畜体験談 #267】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は通信回線の営業の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから通信回線の営業を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 大阪府
勤務時間 10:00〜20:00(実働9〜10時間・移動含む)
休日 週休2日(シフト制・水曜+平日1日が基本)
給料 年収350万円(基本給+インセンティブ)
必要資格 普通自動車免許
業種 通信回線販売代理店
主な業務内容 個人宅への光回線・モバイル回線の訪問販売・商業施設での催事販売・アフターフォロー
性別 男性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

高校卒業後にアルバイトを転々としていた21歳のとき、求人サイトで「未経験OK・月収30万円以上可能」という通信回線の営業職を見つけました。当時はフリーターで、正社員になりたかったけど学歴もスキルもない。この仕事なら学歴不問で入れるし、営業スキルを身につければ将来の選択肢も広がるだろうと思って応募しました。面接で「ノルマはきついですが大丈夫ですか?」と聞かれて「大丈夫です」と即答。正直、ノルマの厳しさを舐めていました。

1日の仕事内容

朝10時に営業所に出社して、その日のエリアと目標を確認。通信回線の営業は大きく2種類あって、個人宅への飛び込み訪問販売と、ショッピングモールでのブース販売。曜日によって担当が変わります。

訪問販売の日は、担当エリアのマンションや一軒家を片っ端からピンポンしていきます。「インターネット回線のご案内でお伺いしました」と切り出して、現在の回線契約を聞き出し、乗り換えのメリットを提案。1日に100件以上回って、話を聞いてもらえるのは10件、契約に至るのは0〜2件。99%が断られる世界です。

ブース販売の日は、ショッピングモールの一角でお客さんに声をかける。こちらの方がまだ反応率は高いですが、「いりません」「忙しいです」と冷たくあしらわれ続けるのは同じ。夕方のミーティングで進捗報告をして、20時頃に退勤。数字が足りていないと上司から詰められて、帰りが21時を回ることもありました。

この仕事できつかったこと

断られ続けるメンタルの消耗が半端ないです。朝から夕方まで「いりません」「結構です」「忙しい」「帰ってください」。インターホン越しに無言で切られることも日常茶飯事。真夏の炎天下に汗だくでマンションを回っても、1件も契約が取れない日がザラにある。帰りの電車で「自分は何をやっているんだろう」と虚しくなる夜が何度もありました。

ノルマの圧力が精神的に追い詰めてきます。月の契約目標は10〜15件。達成できないと朝礼で名前を出されて、「なぜ取れないのか」を全員の前で説明させられる。上司からの個別面談では「やる気がないのか」「努力が足りない」と詰められる。体調を崩して休んだ翌日に「休んでる場合じゃないでしょ」と言われたときは、さすがに辞めたいと思いました。

お客さんから怒られることも日常的にありました。「何度も来るな」「二度と来ないでくれ」「通報するぞ」。中にはドアを蹴られたこともあります。こちらは仕事で来ているだけなのに、まるで犯罪者のように扱われるのは心が折れます。

この仕事で良かったこと

契約が取れたときの達成感は正直クセになります。何十件も断られた後にようやく「じゃあお願いします」と言ってもらえた瞬間のガッツポーズ。インセンティブが入った月は基本給と合わせて手取り30万円を超えることもあって、頑張りが直接収入に反映されるのは営業の魅力です。

営業スキルが確実に身につきます。初対面の人と会話を成立させる力、ニーズを聞き出すヒアリング力、断られてもめげない精神力。この3つは、どの業界に行っても通用するポータブルスキルです。実際、同僚の中には通信営業の経験を武器にして、不動産や保険の営業に転職して年収を大幅に上げた人もいます。

年齢や学歴に関係なく、結果を出せば評価される文化は救いでした。高卒フリーター出身の自分が、大卒の同期よりもインセンティブで稼いでいる月もあって、「実力主義」を実感できたのは自信になりました。

この仕事を辞めた理由

2年半で辞めました。ノルマのプレッシャーによる不眠が続いて、心療内科で軽度の適応障害と診断されたのが決め手です。通信営業で鍛えた営業力を活かして、法人向けのITソリューション営業に転職しました。飛び込みではなく、アポイントを取ってから訪問するスタイルに変わっただけで、精神的な負担が劇的に減りました。年収も50万円ほど上がって、あのとき転職して本当に良かったと思っています。

この仕事が向いている人

メンタルが強くて、断られることを気にしない鈍感力がある人に向いています。体力があって、一日中歩き回れるフットワークの軽さも必須。短期間で営業スキルを叩き込みたい人にとっては、これ以上ない修行の場。逆に、繊細な人やルーティンワークが好きな人には地獄でしかありません。

この仕事に就きたい人へ一言

通信回線の営業は「きつい」で有名ですが、ここで身につく営業スキルは間違いなく一生モノ。ただし、長く続ける仕事ではありません。2〜3年経験を積んだら、法人営業やコンサル営業など、より高単価な営業職にステップアップするのが賢い選択です。

体や心を壊す前に次のステップを見据えてください。営業経験者は転職市場で引く手あまたです。

よくある質問(FAQ)

Q. 通信回線の営業にノルマはある?

A. ほぼすべての会社にあります。月間の契約件数目標が設定されていて、達成率によってインセンティブが変動します。ノルマなしを謳う求人もありますが、実質的には目標は存在するケースがほとんどです。

Q. 通信営業の年収はどれくらい?

A. 基本給は年収250〜300万円程度。インセンティブ込みで350〜450万円が一般的です。トップセールスは年収600万円以上稼ぐ人もいますが、安定性はありません。

まとめ

通信回線の訪問販売は、断られ続けるメンタルの消耗とノルマの圧力がきつい営業職の代表格。しかし、ここで鍛えた営業力はどの業界でも通用する最強のポータブルスキルです。長く続ける仕事ではないですが、2〜3年の修行として割り切れば、その後のキャリアの可能性を大きく広げてくれます。

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通信営業で培った営業力・対人スキルは、法人営業・ITソリューション営業・コンサル営業などで高く評価されます。年収450万円以上の非公開求人も多数。今の環境から一歩踏み出すなら、転職エージェントに相談してみてください。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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