📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回はカフェのバリスタの仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからカフェのバリスタを目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | アルバイト |
|---|---|
| 勤務地 | 岐阜県 |
| 勤務時間 | 7:00〜16:00(早番)/ 12:00〜21:00(遅番) |
| 休日 | シフト制(週5勤務・月8日休み) |
| 給料 | 時給1,200円 |
| 必要資格 | 特になし |
| 業種 | カフェ・飲食 |
| 主な業務内容 | エスプレッソドリンク作成・接客・仕込み・清掃・レジ対応 |
| 性別 | 女性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
大学を中退して、フリーターをしていた22歳のときにカフェのバイトを始めました。ラテアートの動画をYouTubeで見てかっこいいなと思ったのがきっかけです。渋谷にあるサードウェーブ系のカフェが「バリスタ見習い募集」の張り紙を出していて、すぐに応募しました。面接では「ラテアートがやりたいです」と正直に話したら、店長が「やる気があるなら教えるよ」と言ってくれて採用に。おしゃれな空間で働けることにテンションが上がっていましたが、入ってみたらキラキラした印象とは真逆の世界が待っていました。
1日の仕事内容
早番の日は朝6時半に出勤して開店準備から。エスプレッソマシンの立ち上げ、グラインダーの豆量調整、ミルクピッチャーの準備、ショーケースのフードの陳列。7時に開店すると、通勤途中のサラリーマンが一気に押し寄せます。朝のピーク時はドリンクのオーダーが途切れなくて、マシンの前に立ちっぱなしで2時間。ラテ、カプチーノ、ドリップコーヒー、次から次へと作り続けます。
ピークが過ぎたら仕込み作業。シロップの補充、サンドイッチの仕込み、豆の計量。合間にホールの片付けとトイレ掃除。ランチタイムにまたピークが来て、そこからまた怒涛のドリンク作成。
遅番の日は21時閉店後に片付けと清掃。エスプレッソマシンのバックフラッシュ、グラインダーの分解清掃、排水溝の掃除。全部終わると22時を回っていることもありました。
この仕事できつかったこと
一番きつかったのは給料の安さです。時給1,200円で1日8時間、週5日フルで入っても月収は19万円程度。渋谷で一人暮らしをしていたので、家賃と生活費でほとんど消えます。カフェのバイトは交通費が出ない店も多くて、定期代も自腹。おしゃれなカフェで働いているように見えて、財布の中身はいつもカツカツでした。
立ちっぱなしの仕事なので足腰にきます。8時間立ち続けて、帰宅すると足がパンパンに浮腫んでいる。腰痛も慢性化しました。エスプレッソマシンの前はスチームの熱気で夏場はサウナ状態。火傷もしょっちゅうで、腕にはスチームの跡が何か所もあります。
お客さんからの細かい注文が地味にストレスでした。「ミルクの温度を65度ぴったりにして」「フォームは5ミリ以下で」「ラテアートはハートじゃなくてリーフにして」。1杯ずつ神経を使って作っても、「思ってたのと違う」と言われることも。バリスタの仕事は見た目ほど華やかではありませんでした。
この仕事で良かったこと
ラテアートが上達していくのは純粋に楽しかったです。最初はミルクを注いでもぐちゃぐちゃな模様しかできなかったのが、3か月後にはハートが描けるようになって、半年後にはリーフも安定して出せるようになった。常連のお客さんが「いつもきれいだね」と言ってくれたときの嬉しさは今でも覚えています。
コーヒーの知識が深まるのも面白かったです。産地による味の違い、焙煎度の特徴、抽出方法による味の変化。豆の知識がつくと、コーヒーを飲むのがさらに楽しくなりました。友人に豆の選び方を教えてあげると「すごいね」と言われて、ちょっとした特技になったのは嬉しかったです。
同世代のスタッフが多くて、職場の雰囲気は良かったです。音楽好きやアート好きが集まっていて、仕事終わりに飲みに行ったり、休日にライブに行ったり。人間関係の良さだけで続けられた部分はあります。
この仕事を辞めた理由
2年間働いて辞めました。きっかけは同い年の友人が正社員で働いていて、ボーナスで旅行に行っている話を聞いたことです。自分はボーナスもなく、昇給もほぼなく、社会保険にも入れない。24歳になって「このままじゃまずい」と焦りが出てきました。バリスタの経験を活かして飲食系の正社員に転職しようかとも思いましたが、飲食業界の正社員もそこまで待遇が良くないと知って、まったく別の業界に転職することにしました。
この仕事が向いている人
コーヒーが本当に好きで、技術を磨くことに喜びを感じる人には向いています。接客が好きで、お客さんとの会話を楽しめるタイプにもフィットします。ただし、安定した収入やキャリアアップを求める人には正直おすすめしません。将来カフェを開業したいという明確な目標がある人にとっては、修行期間として価値のある経験です。
この仕事に就きたい人へ一言
カフェのバリスタは「おしゃれなバイト」のイメージが強いですが、現実は低賃金で体力勝負の仕事です。本気でバリスタを極めたいなら、スペシャルティコーヒーの専門店やロースターで経験を積むのがおすすめ。SCA(スペシャルティコーヒー協会)の資格を取ると、カフェ開業や焙煎所への就職で評価されます。
一方で「何となくおしゃれだから」で始めると、低賃金の現実に消耗して終わるパターンが多い。目的を持って働くか、あくまで一時的なつなぎと割り切るか。どちらかはっきりさせてから始めた方がいいです。
よくある質問(FAQ)
Q. カフェのバリスタに資格は必要?
A. 必須の資格はありません。未経験OKの店がほとんどで、入ってから技術を覚えていくスタイルです。SCA(スペシャルティコーヒー協会)の認定資格を持っていると、専門店への就職や開業時に有利になります。
Q. バリスタの時給はどれくらい?
A. 東京都内だと1,100〜1,300円が相場です。チェーン店は最低賃金に近く、個人経営の専門店は少し高めの傾向。正社員登用がある店もありますが、年収は250〜300万円程度が一般的です。
まとめ
カフェのバリスタはおしゃれなイメージとは裏腹に、低賃金・立ちっぱなし・火傷リスクという現実があります。ラテアートの上達やコーヒー知識の深まりは楽しいですが、生活の安定を求めるなら長期間続けるのは厳しい。カフェ開業という目標があるなら修行として価値がありますが、そうでなければ次のキャリアを早めに考えた方がいい仕事です。
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