📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回は塾講師(正社員)の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから塾講師(正社員)を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務地 | 宮城県 |
| 勤務時間 | 13:00〜22:00(実質23時退勤が常態化) |
| 休日 | 日曜+平日1日(月8日休み・講習期間は休み減) |
| 給料 | 年収350万円 |
| 必要資格 | 大卒以上 |
| 業種 | 学習塾・教育 |
| 主な業務内容 | 中学生・高校生への集団授業・個別指導・保護者面談・生徒募集・事務作業 |
| 性別 | 男性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
大学時代に4年間塾講師のアルバイトをしていて、教えることにやりがいを感じていました。教員免許も取りましたが、公立学校の教師は部活動の負担が大きいと聞いて躊躇。「塾なら純粋に勉強を教えられる」と思って、中堅の学習塾チェーンに正社員として入社しました。ところが、蓋を開けてみると「純粋に教える」時間は全体の1割もなかったのです。
1日の仕事内容
出勤は13時。午前中は自由なので朝はゆっくりできますが、その分退勤が遅い。出勤したらまず事務作業。テスト結果の入力、月次報告の作成、保護者への連絡メール。これで2時間は使います。
15時から授業準備。教材の確認、プリントの印刷、板書計画の作成。16時半頃から生徒が来始めて、17時に最初の授業がスタート。1コマ80分の授業を2〜3コマ担当します。
授業の合間に生徒の質問対応、保護者からの電話応対、月に1回は保護者面談もあります。授業が終わるのは21時半。そこから生徒の質問に答え、退室を見届け、翌日の準備。教室の戸締まりが22時半。その後、残った事務作業をやって帰宅すると23時を過ぎていました。
春期・夏期・冬期の講習期間は朝10時から22時までフル稼働。休みも週1日に減ります。
この仕事できつかったこと
授業以外の業務量の多さが想像を超えていました。生徒募集のためのチラシ配り、近隣中学校の校門前でのビラ配り、ポスティング。これが本当につらかった。寒い冬にチラシを持って住宅街を歩き回る。塾講師なのに営業マンみたいなことをしている自分に、何度も「これは違う」と思いました。
保護者対応もきつかったです。「うちの子の成績が上がらない」「志望校に受からなかったらどうするんだ」。クレームに近い電話は胃が痛くなります。生徒の成績は本人の努力次第なのに、講師のせいにされる理不尽さ。でも言い返すわけにはいかないので、ひたすら頭を下げます。
生活リズムが完全に夜型になるのも地味にきつい。友人や家族と予定が合わない。土曜は終日出勤で、日曜しか休めない。彼女とのデートは日曜の昼だけ。「普通の生活」がどんどん遠ざかっていく感覚がありました。
この仕事で良かったこと
生徒が「先生のおかげで合格できました」と報告に来てくれたときの感動は本当に大きいです。泣きながら合格証を見せてくれた生徒、不登校から立ち直って志望校に受かった生徒。その瞬間は、すべてのきつさが報われます。
教えることそのものは純粋に楽しい。生徒の「わかった!」という顔を見ると、自分の説明が伝わった喜びがあります。授業の質を上げるための工夫は、アルバイト時代と変わらずずっとワクワクする部分でした。
人前で話すスキルが格段に上がったのもメリット。プレゼン力、説明力、相手の理解度を見ながら話を調整する力。これは塾講師をやっていなかったら身につかなかったスキルです。
この仕事を辞めた理由
3年半で退職しました。授業の準備に集中したいのに、チラシ配りや事務作業に時間を取られる日々に限界を感じたのが一番の理由です。「教える仕事がしたかったのに、これは営業事務だ」と思ってしまったら、もう気持ちが戻りませんでした。辞めた後はオンライン家庭教師として独立し、今は自分のペースで教えています。
この仕事が向いている人
教えることが好きで、かつ営業や事務作業もこなせるマルチタスク型の人に向いています。「授業だけやりたい」という人は、正社員の塾講師ではなくバイト講師のほうが満足度が高いかもしれません。夜型の生活に抵抗がない人、保護者対応のストレスを受け流せるメンタルの持ち主なら長続きします。
この仕事に就きたい人へ一言
塾講師を目指す方は、入社前に「授業以外の業務割合」を必ず確認してください。会社によって差が大きく、授業に集中できる環境を用意している塾もあります。大手チェーンほど営業ノルマが厳しい傾向があるので、規模だけで選ばないように。
塾講師の経験は教育業界全般で評価されますし、コミュニケーション力を活かして営業や人事、研修担当への転職も可能です。教える力は一生の武器になりますよ。
よくある質問(FAQ)
Q. 塾講師の正社員とバイトの違いは?
A. 正社員は授業以外に生徒募集・保護者面談・事務作業が加わります。バイトは基本的に授業だけ。その分、正社員は安定した月給と社会保険がありますが、拘束時間は格段に長くなります。
Q. 塾講師から他業種への転職は可能?
A. 教育業界内での転職(学校教員、EdTech企業)のほか、営業・人事・研修担当など、人前で話すスキルを活かせる職種への転職実績が豊富です。プレゼン力を評価してくれる企業は多いです。
まとめ
塾講師の正社員は、授業以外の業務が圧倒的に多い現実を覚悟する必要があります。チラシ配り・保護者対応・事務作業に追われて、教えることに集中できないストレスはかなりのもの。それでも、生徒の合格報告を受けたときの感動は唯一無二のやりがいです。「教えること」への情熱が本物なら、この仕事で得られるものは大きい。
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