📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回は学童保育の指導員の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから学童保育の指導員を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | パート |
|---|---|
| 勤務地 | 熊本県 |
| 勤務時間 | 13:00〜19:00(学校休業日は8:00〜19:00) |
| 休日 | 日曜・祝日(土曜は交替出勤) |
| 給料 | 時給1200円 |
| 必要資格 | 放課後児童支援員認定資格(取得見込みでも可) |
| 業種 | 児童福祉・学童保育 |
| 主な業務内容 | 小学生の放課後の見守り・宿題サポート・遊びの企画・保護者対応・おやつ準備 |
| 性別 | 女性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
子どもが小学校に入学したのをきっかけに、パートで働こうと思いました。保育士の資格は持っていなかったのですが、近所の学童保育クラブが「資格不問・午後からのパート」で募集していたのを見つけて応募しました。子育て経験が活かせるかなと軽い気持ちで始めたのですが、子ども相手の仕事は自分の子育てとはまったく違う大変さがありました。
1日の仕事内容
平日は13時に出勤。子どもたちが学校から来る14時半までに、教室の準備とおやつの用意をします。おやつはせんべいや果物など簡単なもの。アレルギーのある子の分は別に用意します。
14時半頃から子どもたちがぞろぞろと帰ってきます。ランドセルを置いて、まずは手洗い・うがい。その後おやつを食べて、宿題の時間。わからないところを聞かれたら教えますが、30人以上の子が一斉に「先生、ここわからない!」と来るので目が回ります。
宿題が終わったら自由遊びの時間。校庭で鬼ごっこやドッジボール、室内では折り紙やボードゲーム。ケンカの仲裁も日常茶飯事です。子ども同士のトラブルは毎日のように起きます。
17時頃から保護者のお迎えが始まり、19時の閉所までに全員を引き渡します。お迎え時に保護者に今日の様子を簡単に報告。気になることがあれば相談も受けます。
夏休みなどの長期休暇中は朝8時から開所。丸一日子どもと過ごすので、体力的にはかなりハードです。
この仕事できつかったこと
一番きついのは、子ども同士のトラブル対応です。「〇〇くんに叩かれた」「仲間に入れてもらえない」「悪口を言われた」。こういった訴えが毎日何件も来ます。双方の話を聞いて、公平に対応しなきゃいけない。片方だけの味方をすると「先生はえこひいきだ」と言われるし、かといって両方を叱ると「先生嫌い」と泣かれる。子どもの気持ちに寄り添いながら、でも悪いことは悪いと伝える。このバランスが本当に難しいです。
発達に特性のあるお子さんへの対応も苦労しました。集団行動が苦手な子、感情のコントロールが難しい子。専門的な知識がないまま対応しなきゃいけない場面が多くて、「自分の対応で合っているのかな」と不安になることが何度もありました。
そして給料の低さ。時給1200円でフルタイムではないので、月収は12万円前後。扶養の範囲内で働くにはちょうどいいのですが、一人で生計を立てるには到底足りません。責任の重さに対して報酬が見合っていないと感じます。
この仕事で良かったこと
子どもたちが「先生、今日も来てくれてうれしい!」と駆け寄ってきてくれる瞬間が一番の幸せです。名前を呼んで抱きついてくれる子、折り紙で作ったプレゼントをくれる子。この仕事でしか味わえない温かさがあります。
1年生で泣きながら来ていた子が、3年生になって下級生の面倒を見ている姿を見ると、成長の過程に関われた喜びがこみ上げます。保護者から「うちの子、学童が大好きなんです」と言っていただけると、やっていてよかったと心から思えます。
自分自身の子育てにもプラスになりました。多くの子どもと接することで、「こういう声かけをすると子どもは安心する」「こういう叱り方は逆効果」という気づきが得られて、家庭での子育ても楽になりました。
この仕事を辞めた理由
辞めていません。3年目になり、放課後児童支援員の認定資格も取得しました。子どもたちの顔ぶれは毎年変わりますが、「先生にまた会えるのが楽しみ」と言ってもらえるのが続ける原動力です。もう少し時給が上がれば言うことないのですが、それは業界全体の課題ですね。
この仕事が向いている人
子どもが好きで、体力がある人に向いています。「子どもが好き」だけでは足りなくて、「子どもの集団を管理できる」力が必要。泣いている子をあやしながら、喧嘩している子を止めて、宿題を教える。このマルチタスクをこなせる人が求められます。短時間勤務が中心なので、子育て中の方や、ダブルワークしたい方にも合っています。
この仕事に就きたい人へ一言
学童保育の指導員は社会的な意義が大きい仕事ですが、待遇面は厳しいのが現状です。放課後児童支援員の資格を取ると時給が上がる自治体もあるので、まずは資格取得を目指してください。
将来的には保育士資格や社会福祉士の取得で、児童福祉分野全体でのキャリアアップが可能です。学童保育の経験は放課後等デイサービスや児童養護施設など、関連する施設への転職にも活きます。
よくある質問(FAQ)
Q. 学童保育の指導員に資格は必要?
A. 必須ではありませんが、放課後児童支援員認定資格があると採用で有利です。都道府県が実施する認定研修を修了すれば取得できます。保育士や教員免許保持者は研修の一部が免除されます。
Q. 学童保育の指導員の給料はどれくらい?
A. パートの場合は時給1000〜1300円が相場。正社員でも月給18〜22万円程度が多く、年収300万円に届かないケースがほとんどです。自治体の委託事業のため、待遇は地域差が大きいです。
まとめ
学童保育の指導員は、子どもの成長に関われる温かいやりがいがある反面、トラブル対応の難しさと給料の低さが課題です。時給1200円という報酬は、子どもの安全と健やかな放課後を守る責任の重さに対して十分とは言えません。それでも、子どもたちの笑顔と「先生大好き」の一言が、この仕事を続ける最大の理由になっています。
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