ビルメンテナンスは楽すぎ?40代で転職した体験談 【みんなの社畜体験談 #227】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回はビルメンテナンスの仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからビルメンテナンスを目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 沖縄県
勤務時間 9:00〜18:00(宿直あり:月4〜5回)
休日 完全週休2日(土日祝・宿直明け休みあり)
給料 年収350万円
必要資格 第二種電気工事士・危険物取扱者乙種4類
業種 ビルメンテナンス・設備管理
主な業務内容 オフィスビルの設備管理・点検巡回・空調管理・テナント対応
性別 男性
年代 40代
目次

始めたきっかけ

42歳のときに、20年勤めたIT企業をリストラされました。管理職だったのですが、部門ごと廃止されて行き場がなくなったんです。42歳で転職市場に放り出されて、絶望しかありませんでした。IT業界で再就職を試みましたが、40代のエンジニアは書類選考すら通らない。半年間の無職期間を経て、ハローワークの職業訓練でビル管理の資格を取り、ビルメンテナンス会社に転職しました。「楽な仕事」という評判を聞いていたのも正直なところです。

1日の仕事内容

朝9時に担当ビルの管理室に出勤して、夜勤者から引き継ぎを受けます。設備の異常の有無、テナントからの依頼事項、空調の稼働状況。引き継ぎノートを確認したら、まず巡回点検に出発。

屋上の受水槽、地下の電気室、各階の空調機械室、防災設備。チェックリストを持って、メーターの数値を記録し、異音や異臭がないか五感で確認します。この巡回に1〜2時間かかります。

管理室に戻ったら、テナントから依頼が来ていれば対応。「エアコンの効きが悪い」「トイレの水が止まらない」「蛍光灯が切れた」。こういった細かい修繕を自分で対応します。部品交換で済むものは即日対応、大規模な修理は専門業者に手配。

午後は定期点検のデータ入力や報告書作成。合間にコーヒーを飲みながら資格の勉強をする時間もあります。月4〜5回の宿直勤務の日は、18時から翌朝9時まで管理室に待機。夜間に異常がなければ仮眠も取れます。

この仕事できつかったこと

「ビルメンは楽」という評判は半分本当で半分嘘です。確かに日常は穏やかですが、設備トラブルが起きたときは一気に修羅場になります。真夏にビル全体のエアコンが故障したときは、テナントから電話が鳴り止まず、冷や汗をかきながら業者と連携して復旧にあたりました。

宿直勤務もきつい部分です。夜中に火災報知器が誤作動して飛び起きることもあるし、設備のアラームで仮眠が中断されることもある。寝たような寝ていないような状態で翌朝を迎えるのは、40代の体にはなかなか堪えます。

IT業界にいたプライドが邪魔をしたのも正直なところ。テナントから「おい、トイレ直してくれ」と雑に呼ばれて、便器の修理をしている自分。以前は部下が30人いたのに、今は便器と向き合っている。この落差に最初の半年は精神的にきつかったです。

この仕事で良かったこと

生活のリズムが安定したのが最大のメリットです。IT企業時代は毎晩終電で帰って、休日もメール対応。あの頃に比べると、今の生活はまるで別世界です。17時を過ぎたら仕事のことを考えなくていい。この精神的な解放感は何物にも代えがたいです。

宿直明けの休みは丸1日自由に使えるので、平日に映画を観たり、空いている温泉に行ったり。40代にして人生で初めてワークライフバランスが取れている実感があります。

資格を取れば取るほど手当がつくのもモチベーションになります。ビル管理士、電験三種、冷凍機械責任者。資格手当だけで月2〜3万円上乗せされるので、勉強し甲斐があります。同僚にも40代・50代の転職者が多く、「前職がつらかった仲間」が集まっているので居心地がいいです。

この仕事を辞めた理由

辞める予定はありません。入社2年目ですが、この仕事に出会えて本当に良かったと思っています。年収は前職の半分以下に下がりましたが、心の平穏には代えられない。資格を増やして年収400万円台を目指すのが当面の目標です。

この仕事が向いている人

穏やかに安定して働きたい人に向いています。特に40代以上の転職者にとっては、未経験からでも始めやすく、資格取得でキャリアアップできる数少ない職種です。機械いじりが好きな人、コツコツ勉強するのが苦にならない人には最適。ただし、高収入を目指す人や、華やかな仕事がしたい人には物足りないかもしれません。

この仕事に就きたい人へ一言

ビルメンテナンスは40代・50代からの転職先として非常に優秀です。第二種電気工事士と危険物乙4があれば、ほぼ確実に就職できます。職業訓練校で半年学べば両方取れるので、転職を考えている方はまず訓練校を探してみてください。

「楽すぎ」と言われることもありますが、楽な時間を活かして資格の勉強をするのがビルメンのキャリアの王道です。ビル管理士と電験三種を取れば年収400万円台に届きますし、系列ビルの責任者になれば500万円も見えてきます。

よくある質問(FAQ)

Q. ビルメンに未経験から転職できる?

A. できます。第二種電気工事士と危険物乙4があれば、ほとんどの会社で採用してもらえます。40代・50代の未経験転職者もかなり多い業界です。

Q. ビルメンの宿直ってどんな感じ?

A. 管理室で待機し、異常があれば対応します。異常がない夜は仮眠も取れますが、火災報知器の誤作動などで起こされることもあります。宿直翌日は明け休みになるのが一般的です。

まとめ

ビルメンテナンスは「楽すぎ」と言われることもありますが、設備トラブル時の緊張感や宿直勤務の負担は確実にあります。それでも、ワークライフバランスの良さと40代以上でも始めやすい間口の広さは大きな魅力。資格取得でキャリアアップできる仕組みも明快。前職で疲弊した方の「人生のリセット」先として、ビルメンは有力な選択肢です。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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