郵便配達員の夜勤・シフトはどんな感じ?体力的にきつい? 【みんなの社畜体験談 #350】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

郵便配達員として15年間働いた経験をもとに、この仕事のリアルな実態をお伝えします。

バイクで街中を駆け回り、毎日何百通もの郵便物を配達する日々。雨の日も雪の日も、住所を頼りに確実に届ける責任の重さ。そんな郵便配達員の仕事について、これから目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 東京都墨田区
勤務時間 9:00〜18:00
休日 週休2日(土日)
給料 年収350万円
必要資格 特になし
業種 サービス業
主な業務内容 郵便配達員としての業務全般
性別 不明
年代 40代
目次

始めたきっかけ

42歳のとき、前職の営業職から転職して郵便配達員になりました。長年のデスクワークで体力が落ちていたこともあり、体を動かせる仕事がしたいと思ったのがきっかけです。

郵便配達員なら、毎日外を回って運動不足も解消できるし、地域の人とも顔見知りになれる。そんな地に足のついた仕事に魅力を感じました。面接では「体力さえあれば未経験でも大丈夫」と言われ、新しいチャレンジを決意しました。

1日の仕事内容

朝9時に郵便局に出勤すると、まずその日の配達区域の郵便物を受け取ります。ここから約2時間かけて荷物の仕分け作業を行います。

郵便物は住所順に並べ替え、配達ルートを頭に叩き込みます。はがき、封筒、小包、書留など種類もバラバラで、配達順に効率よく並べるのがコツです。最初の頃は仕分けだけで3時間以上かかりましたが、慣れてくると1時間半で終わるようになりました。

11時頃からバイクでの配達業務がスタート。私の担当エリアは墨田区の住宅街で、約300世帯を回りました。マンションの郵便受けに投函するだけなら楽ですが、一軒家の場合は門を開けて玄関まで行く必要があり、時間がかかります。

書留や不在票がある場合は、インターホンを鳴らして手渡しするため、さらに時間を要します。留守の家には不在票を配布し、夕方の再配達に備えます。

昼休憩は13時から14時の1時間。局に戻って昼食を取りますが、配達が遅れている日は休憩を削ることもありました。

午後は再配達と、午前中に配り切れなかった郵便物の配達を続けます。18時までに配達を完了させるのが目標ですが、年末年始やお中元・お歳暮の時期は荷物が多く、19時を過ぎることも珍しくありませんでした。

配達が終わったら局に戻り、配達記録を報告して終業です。バイクの点検や翌日の準備もあるため、実際の退勤時間は18時半頃になることが多かったです。

この仕事できつかったこと

一番きつかったのは天候に左右されることです。特に雨の日のバイク配達は最悪でした。カッパを着ても濡れますし、視界も悪く、道も滑りやすい。郵便物を濡らさないように気を使いながらの配達は、精神的にも肉体的にも疲れます。

冬の寒い日も辛かったです。手がかじかんで郵便物をうまく持てず、バイクのハンドル操作も鈍くなります。逆に夏の炎天下も地獄で、熱中症になりかけたことが何度もありました。

また、重い荷物を運ぶのも大変でした。特にお中元・お歳暮シーズンは、ビールやジュースの箱が大量に届き、4階建てのマンションにエレベーターがない場合は、階段を何往復もする羽目に。腰を痛めた同僚も何人かいました。

さらに、犬に吠えられるのも日常茶飯事。一度、門を開けた瞬間に大型犬が飛び出してきて、郵便物を全部ばらまいたことがあります。それ以来、犬の鳴き声にはトラウマがあります。

道に迷うこともストレスでした。墨田区は複雑な路地が多く、住所表示もわかりにくい。GPSがあっても、古い地図との違いで混乱することもしばしば。配達が遅れると焦りますし、お客さんからクレームが来ることもありました。

15年働いても給料がほとんど上がらなかったのも辛かったです。昇給は年に数千円程度で、ボーナスも雀の涙。家族を養うには厳しく、副業を考えたこともありました。

この仕事で良かったこと

一番良かったのは、地域の人と顔見知りになれたことです。毎日同じルートを回るので、「いつもありがとう」と声をかけてもらえることが増えました。特にお年寄りの方は、郵便配達員の顔を覚えてくれて、世間話をすることもありました。

また、体を動かせるのも良かったです。デスクワークだった頃と比べて、体重が5キロ落ち、健康診断の数値も改善しました。毎日何キロも歩いたり自転車を漕いだりするので、運動不足とは無縁です。

配達完了の達成感も魅力です。その日のノルマを全部配り終えたときの爽快感は、他の仕事では味わえないものがあります。特に年末の繁忙期を乗り切ったときは、「やり遂げた!」という充実感がありました。

人間関係も比較的楽でした。配達員は基本的に一人で仕事をするので、職場の人間関係に悩まされることが少ないです。朝の仕分けのときだけ同僚と顔を合わせますが、配達中は一人なので気楽でした。

この仕事を辞めた理由

15年働いて退職を決めた一番の理由は、体力の限界を感じたからです。50代後半になると、毎日のバイク配達や重い荷物の運搬が辛くなってきました。若い頃は平気だった階段の上り下りも、膝が痛むようになり、このまま続けるのは無理だと悟りました。

また、天候に左右されすぎることにも疲れました。雨の日も雪の日も配達しなければならず、体調を崩すことが増えました。年齢とともに回復力も落ち、風邪を引くと1週間以上引きずることもありました。

給料が上がらないことも大きな理由です。15年働いても年収は350万円のまま。子どもの教育費や老後の貯蓄を考えると、このままでは厳しいと判断しました。転職して収入を増やす方が、将来のためになると考えたのです。

この仕事が向いている人

この仕事に向いているのは、まず体力がある人です。毎日何キロも歩いたり、重い荷物を運んだりするので、体力勝負の仕事です。運動が好きで、体を動かすのが苦にならない人には向いています。

また、一人で黙々と作業できる人も向いています。配達中は基本的に一人なので、人と話すのが苦手な人でも大丈夫です。逆に、チームで協力しながら仕事をしたい人には物足りないかもしれません。

地理に詳しい人や、道を覚えるのが得意な人も有利です。配達エリアの地図を頭に叩き込む必要があるので、方向音痴の人には辛いかもしれません。

さらに、責任感が強い人に向いています。郵便物は確実に届けなければならず、誤配や紛失は許されません。細かい注意力と真面目さが求められる仕事です。

逆に、高収入を求める人や、キャリアアップを重視する人には向いていません。給料は頭打ちで、昇進の機会もほとんどありません。安定を求める人には良いですが、野心的な人には物足りないでしょう。

この仕事に就きたい人へ一言

郵便配達員は、地域社会を支える大切な仕事です。毎日、人々の大切な郵便物を届けることで、生活を支えているという実感があります。

ただし、体力勝負の仕事であり、天候に左右されることも多いです。給料もそれほど高くはありません。それでも、体を動かすのが好きで、地域の人と関わりながら働きたいという人には向いている仕事です。

面接時には、配達エリアの広さや、天候が悪いときの対応、給料の昇給制度について詳しく確認することをおすすめします。自分の体力と相談しながら、長く続けられるかどうか見極めてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 郵便配達員に未経験からなれる?

A. 未経験でもなれます。普通自動車免許があれば応募可能です。ただし、バイクの運転に慣れていない場合は、最初は苦労するかもしれません。

Q. 郵便配達員の平均年収は?

A. 地域や企業によりますが、年収300〜400万円が目安です。昇給はほとんど期待できず、ボーナスも少ないため、高収入は望めません。

Q. この仕事の大変なところは?

A. 天候に左右されること、重い荷物を運ぶこと、道に迷うこと、犬に吠えられることなどが挙げられます。また、給料が上がらない点も課題です。

まとめ

郵便配達員として15年働いた経験は、体力と精神力を鍛えてくれました。地域の人々と触れ合いながら、毎日外を回る仕事は、デスクワークにはない魅力があります。

ただし、体力勝負の仕事であり、給料も高くはありません。年齢を重ねると体への負担も大きくなります。それでも、安定した職場環境で、地域社会に貢献したいという人には向いている仕事です。

この仕事に興味がある方は、自分の体力と将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、チャレンジしてみてください。

📌 サービス業からの転職を考えている方へ

郵便配達員の経験は、他の配送業や物流業界でも活かせます。体力を使う仕事から、より条件の良い職場を探している方は、転職サイトで求人をチェックしてみてください。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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