ケアマネジャーはきつい?介護業界の司令塔が抱えるストレスと給料の現実 【みんなの社畜体験談 #157】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回はケアマネジャーの仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからケアマネジャーを目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 愛知県
勤務時間 8:30〜17:30(残業月15時間程度)
休日 土日祝(緊急対応あり)
給料 年収380万円
必要資格 介護支援専門員(ケアマネジャー)
業種 介護
主な業務内容 ケアプラン作成・利用者面談・サービス事業所との調整
性別 女性
年代 40代
目次

始めたきっかけ

介護福祉士として10年間現場で働いた後、ケアマネの資格を取得しました。「もっと利用者さんの生活全体を支えたい」という思いと、体力的にそろそろ現場がきついなという本音が半々でしたね。試験勉強は仕事しながらだったので、寝不足の半年間でした。

1日の仕事内容

8時半に事務所へ出勤。まずはメールと電話対応。サービス事業所からの報告や、ご家族からの相談が朝イチに集中します。

午前中は利用者さんのお宅を訪問。月1回のモニタリング(ケアプランの実施状況確認)を行います。1日2〜3件の訪問が平均的。

午後は事務所に戻ってケアプランの作成・修正。利用者さん一人ひとりの状態に合わせたプランを立てるのですが、介護保険の制度に沿って作る必要があるので、ルールの理解が不可欠。

サービス担当者会議の調整、主治医意見書の手配、認定調査の立ち合いなど、調整業務が大量にあります。

この仕事できつかったこと

一番きつかったのは、利用者さん・ご家族・サービス事業所・行政の間で板挟みになることです。ご家族は「もっと手厚いサービスを」と言うけど、介護保険の限度額は決まっている。事業所は「人手が足りない」と言う。行政は「書類が不備」と返してくる。

担当利用者が35人を超えると、一人ひとりに十分な時間をかけられなくなります。「もっと丁寧にケアプランを作りたいのに」というジレンマが常にありました。

休日に利用者さんが急変して、病院や施設との連絡調整に追われることもしばしば。

この仕事で良かったこと

利用者さんの生活が良い方向に変わったとき、「あなたに担当してもらえて良かった」と言われる瞬間が最大のやりがいです。現場の介護職とは違った角度で、その人の人生全体をサポートできる実感があります。

体力仕事から解放されたのも正直大きい。介護の現場と比べると、身体的な負担は格段に減りました。

ケアマネは常に人手不足なので、転職には困りません。

この仕事を辞めた理由

辞めてはいませんが、居宅介護支援事業所から地域包括支援センターに異動しました。より上流の立場で地域全体の介護を考える仕事に興味が出てきたからです。

この仕事が向いている人

調整力が高い人、マルチタスクが得意な人。介護現場の経験があって、制度や法律の勉強が苦にならない人。

「人と人をつなぐ」仕事が好きな人には向いていますが、事務作業が嫌いな人にはストレスが大きいかもしれません。

この仕事に就きたい人へ一言

ケアマネは介護業界のキャリアアップ先として定番ですが、「楽になる」とは限りません。現場の体力仕事が事務と調整のストレスに置き換わるだけ。でも、利用者さんの生活全体を設計できるという点では、非常にやりがいのある仕事です。

資格取得のためには実務経験5年以上が必要なので、計画的にキャリアを積みましょう。主任ケアマネになれば、年収450万円以上も見えてきます。

よくある質問(FAQ)

Q. ケアマネの合格率は?

A. 近年の合格率は10〜20%程度で、難関です。独学では厳しいので、通信講座や対策講座を活用するのがおすすめ。過去問の反復が合格への最短ルートです。

Q. 居宅と施設、どっちのケアマネがおすすめ?

A. 居宅ケアマネは自由度が高く多様なケースに関われますが、調整業務が多く大変。施設ケアマネは担当利用者が限定的で安定していますが、施設の業務(介護業務の兼務など)が入ることもあります。

まとめ

ケアマネジャーは介護業界の司令塔として重要な役割を担いますが、板挟みのストレスや事務量の多さは覚悟が必要です。介護現場からのキャリアアップ先として有力で、主任ケアマネになればさらに活躍の場が広がります。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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