救急救命士はきつい?命を預かるプレッシャーと消防署勤務のリアルな日常 【みんなの社畜体験談 #156】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は救急救命士の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから救急救命士を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 公務員(消防)
勤務地 福岡県
勤務時間 24時間交代制(当直勤務)
休日 交代制(月10日程度の非番・休日)
給料 年収550万円
必要資格 救急救命士免許・消防官採用試験合格
業種 消防・救急
主な業務内容 救急車での傷病者搬送・救急処置・病院連携
性別 男性
年代 30代
目次

始めたきっかけ

高校生のとき、目の前で交通事故が起きて、駆けつけた救急隊員の姿に感動したのがきっかけです。「自分もこんなふうに人を助けたい」と思い、救急救命士の養成校に進学しました。消防の採用試験に合格して、20歳で消防署に配属。夢が叶った瞬間でした。

1日の仕事内容

朝8時半に出勤して、前の当直隊との引き継ぎ。救急車の資機材チェックから1日が始まります。薬品の期限確認、除細動器の動作確認、酸素ボンベの残量チェック…。

出動がなければ、訓練やデスクワーク。救急事案のデータ入力、地域の救命講習の準備、症例検討会の資料作成など。

ただ、いつ出動指令が入るかわかりません。食事中でも、入浴中でも、仮眠中でも、サイレンが鳴ったら即出動。多い日は1当直で10件以上の出動がありました。

翌朝8時半に交代して、非番日は自宅で休息。体力の回復が最優先です。

この仕事できつかったこと

一番きついのは、救えなかった命を背負い続けることです。心肺停止で搬送した方が亡くなったとき、「もっと早く処置できていれば」「判断を間違えたのではないか」と何度も自問しました。特に子どもの案件は、何年経っても忘れられません。

CPA(心肺停止)の連続出動で精神的に追い詰められたこともあります。夜中の3時に出動して、立て続けに2件のCPA。戻ってきたら仮眠する間もなく次の出動…。

24時間拘束なので、生活リズムは完全に崩れます。当直明けの非番日は、1日寝て終わることも多かったです。

この仕事で良かったこと

目の前の命を救えたときの達成感は、他のどんな仕事でも味わえないものです。心肺停止の方にCPRと除細動を行い、病院で意識が戻ったと聞いたときは、全身が震えました。

公務員なので、身分は安定しています。ボーナスもしっかり出るし、退職金制度も手厚い。年収550万円は30代としてはまずまずの水準です。

消防署の仲間との絆は本当に深い。同じ修羅場をくぐり抜けた者同士の連帯感は、他では得がたいものです。

この仕事を辞めた理由

10年間勤めた後、体力的な限界と精神的な疲弊から退職しました。PTSDに近い症状が出始めたのがきっかけです。今は民間の救急関連企業で、救急隊員の教育研修に携わっています。現場で培った経験を、次の世代に伝える仕事です。

この仕事が向いている人

体力・精神力に自信がある人。瞬時の判断力と冷静さを持っている人。チームワークを大切にできる人。使命感が強く、人のために働くことに喜びを感じる人。

「かっこいいから」というだけでは続きません。命を預かる重さに、正面から向き合える覚悟が必要です。

この仕事に就きたい人へ一言

救急救命士は本当にきつい仕事ですが、それ以上にやりがいのある仕事でもあります。目指すなら、養成校での勉強はもちろん、体力づくりも早めに始めてください。

消防の採用試験は体力試験のウェイトが大きいので、筆記と体力の両方を鍛える必要があります。採用されたら、最初の数年は先輩から徹底的に学ぶ姿勢が大事。自分のメンタルケアも忘れないでください。辛いときは仲間や専門家に相談する勇気を持ちましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 救急救命士と救急隊員の違いは?

A. 救急隊員は消防職員全般を指し、救急救命士はその中でも国家資格を持つ専門職です。救急救命士は気管挿管や薬剤投与など、より高度な救急処置が行えます。

Q. 女性でも救急救命士になれる?

A. なれます。女性の救急救命士は増加傾向にあり、特に女性患者さんへの対応で必要とされています。体力試験の基準は男性と異なる自治体もあります。

まとめ

救急救命士は命を救うやりがいと引き換えに、精神的・体力的な負担が非常に大きい仕事です。公務員としての安定はありますが、長く続けるにはメンタルケアが欠かせません。強い使命感と覚悟を持つ人にとっては、これ以上ない天職です。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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