📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回は旅行代理店の営業の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから旅行代理店の営業を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務地 | 兵庫県 |
| 勤務時間 | 9:30〜18:30(繁忙期は22時退勤も) |
| 休日 | シフト制(月8日休み・繁忙期は連勤あり) |
| 給料 | 年収350万円 |
| 必要資格 | 総合旅行業務取扱管理者(あると有利) |
| 業種 | 旅行・観光 |
| 主な業務内容 | 個人・法人向けの旅行プラン提案・手配・添乗・アフターフォロー |
| 性別 | 女性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
大学で観光学を専攻していて、卒業後は迷わず旅行代理店に就職しました。自分自身が旅行好きで、学生時代にバックパッカーでアジアを回った経験もあり、「旅行を仕事にできるなんて最高だ」と本気で思っていたんです。内定式で同期と「どこの国に出張したい?」なんて盛り上がっていた頃が懐かしいです。現実は、自分が旅行に行くどころか、人の旅行を裏方で支える毎日でした。
1日の仕事内容
朝9時半に出社して、まずメールチェック。海外のホテルや航空会社からの回答を確認します。時差があるので、朝一番にメールが溜まっているんです。
午前中はカウンターでの接客対応。お客様の要望をヒアリングして、目的地・日程・予算に合った旅行プランを提案します。ハネムーンの相談は1組で2時間かかることもざらでした。
午後は見積もり作成や予約手配。航空券、ホテル、現地ツアー、送迎、保険。これらを一つひとつ手配していきます。法人案件は社員旅行や研修旅行の企画もあるので、人数が多いと手配だけで丸一日かかります。
繁忙期(GW前・夏休み前・年末年始前)は地獄です。電話が鳴りやまず、カウンターにも列ができ、手配ミスが許されないプレッシャーの中で同時に何十件もの案件を回します。昼食を取れない日が1週間続くこともありました。
この仕事できつかったこと
繁忙期のきつさは本当に異常でした。7月と12月は毎日終電で帰る生活が3週間くらい続きます。お盆前なんかは1日に50件以上の電話対応をしながら、カウンターにも出て、手配ミスがないかダブルチェックして、上司に進捗報告もして。頭がパンクしそうでした。
一番つらかったのは、手配ミスが発覚したときです。ホテルの日程を1日間違えて予約してしまい、お客様が現地でチェックインできないトラブルが起きました。深夜に国際電話でホテルと交渉し、なんとか別の部屋を確保しましたが、お客様からのクレーム対応は1か月以上続きました。あのときは本当に辞めようかと思いました。
旅行が好きで入った業界なのに、自分は全然旅行に行けない皮肉もきつかった。繁忙期に休むなんて論外だし、閑散期も溜まった振休を消化するのが精一杯。海外旅行に行ったのは入社後3年間で1回だけでした。
この仕事で良かったこと
お客様から「最高の旅行でした!ありがとう」と言われたときは、全ての苦労が報われる気持ちになります。特に新婚旅行のお手伝いをして、帰国後にわざわざお菓子を持ってお礼に来てくださったご夫婦のことは今でも忘れません。
旅行の知識が圧倒的に増えたのは大きいです。世界中のホテルや観光地の情報が頭に入っているので、自分が旅行するときは最高のプランを組めます。友人からも「旅行のことはお前に聞けば間違いない」と頼りにされます。
法人営業では大きな案件を任されることもあり、社員旅行200名規模の手配を成功させたときは自信がつきました。企画力、調整力、危機対応力。これらのスキルは他の業界でも間違いなく活きます。
この仕事を辞めた理由
3年半で退職しました。繁忙期の過労がきっかけで体調を崩し、微熱が2週間続いたあたりで「このままじゃ身体が壊れる」と感じたのが決め手です。好きな仕事だったからこそ踏ん切りがつくまで時間がかかりましたが、健康には代えられませんでした。
この仕事が向いている人
旅行が好きなのは大前提ですが、それ以上に「段取り力」と「マルチタスク能力」が求められます。同時に複数の案件を回せる人、細かいミスを見逃さない注意力がある人に向いています。お客様の期待に応えたいというホスピタリティ精神が強い人は、きつくても頑張れると思います。逆に、一つのことにじっくり取り組みたいタイプの人には向いていません。
この仕事に就きたい人へ一言
旅行業界は「好きを仕事に」の代表格ですが、好きだけでは続かないきつさがあります。入社前に繁忙期の実態は必ず確認してください。会社によって残業時間や休日の取りやすさは全然違います。
旅行代理店の経験者はイベント企画、ホテル業界、インバウンド関連企業への転職に強いです。手配力と調整力は汎用性が高いスキルなので、キャリアの選択肢は思った以上に広いですよ。
よくある質問(FAQ)
Q. 旅行代理店の営業に資格は必要?
A. 必須ではありませんが、総合旅行業務取扱管理者の資格があると手当がつく会社が多いです。入社後に取得を目指す人がほとんどで、合格率は10〜15%とやや難関です。
Q. 旅行代理店の営業は添乗もするの?
A. 会社や部署によります。団体旅行を扱う部署では添乗に出ることもありますが、カウンター営業中心の店舗ではほとんどありません。添乗は出張扱いになるので、旅行気分とは程遠い緊張感のある仕事です。
まとめ
旅行代理店の営業は、お客様の「最高の思い出」を作るやりがいがある一方で、繁忙期の激務と手配ミスへのプレッシャーが相当きつい仕事です。旅行好きな人には魅力的な業界ですが、自分が旅行に行けない現実も覚悟が必要。企画力や調整力は転職市場でも高く評価されるので、経験を積んだらキャリアの幅を広げることも検討してみてください。
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