保険営業を6年続けて辞めた理由【31歳男性の体験談】兵庫県神戸市
「保険営業って本当にきついの?」「ノルマ達成できなかったらどうなるの?」
保険営業に興味を持っている方、または現在働いていて転職を考えている方にとって、実際の現場の声は貴重な判断材料になるはずです。
今回は、兵庫県神戸市で6年間保険営業として働いた31歳男性の体験談をご紹介します。彼は「やりがいを感じられず」という理由でこの仕事を辞めることを決意しました。一見華やかに見える保険営業の仕事ですが、その裏側にはどんな現実があったのでしょうか。
この記事では、保険営業の1日の仕事内容から、きつかったこと、良かったこと、そして辞めた本当の理由まで、リアルな声をお届けします。
体験者の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 31歳 |
| 性別 | 男性 |
| 勤務地 | 兵庫県神戸市 |
| 勤務期間 | 6年間 |
| 退職理由 | やりがいを感じられなかったため |
📝 この記事でわかること
- 保険営業を始めたきっかけと入社の経緯
- 保険営業の1日の具体的な仕事内容
- 6年間働いて感じたきつかったこと・大変だったこと
- 保険営業の仕事で良かったこと・メリット
- 「やりがいを感じられず」辞めた本当の理由
- 向いている人の特徴
- 保険営業を目指す人へのアドバイス
- よくある質問と回答(FAQ)
保険営業を始めたきっかけ
大学卒業後、最初は全く別の業界に就職しましたが、約1年で退職してしまいました。その後、転職活動をしている中で、保険会社の求人を見つけたのがきっかけです。
当時の私は「人と話すのが好き」「営業職に挑戦してみたい」という漠然とした思いがありました。保険営業は未経験でも採用してくれる会社が多く、研修制度も充実していると聞いて応募を決めました。
面接では「人の役に立てる仕事」「社会貢献性が高い」といった魅力的な説明を受け、自分も誰かの人生を支える仕事ができるならやりがいがあるだろうと考えて入社を決意しました。
神戸市内の支店に配属が決まり、25歳の春から保険営業としてのキャリアがスタートしました。最初は期待と不安が入り混じった気持ちでしたが、「頑張れば結果が出る」という言葉を信じて前向きに取り組もうと決めていました。
保険営業の1日の仕事内容
保険営業の1日は、想像以上にハードで、かつ計画的に動く必要がありました。私の典型的な1日のスケジュールをご紹介します。
9:00 – 出社・朝礼
支店に出社し、まずは朝礼に参加します。前日の営業成績の共有、今日の目標設定、上司からの激励などがありました。この朝礼で今月の進捗状況が発表されるため、数字が悪いとプレッシャーを感じる時間でもありました。
9:30 – 11:30 – テレアポ・アポイント調整
午前中は主にテレアポや既存顧客へのフォローコールを行います。新規顧客リストをもとに電話をかけ続けますが、ほとんどが断られるか電話を切られてしまいます。100件電話して1件アポが取れればいい方でした。
12:00 – 13:00 – 昼食
昼食は社員食堂や近くのコンビニで済ませることが多かったです。ただし、アポイントが入っている場合は昼食を抜くこともありました。
13:00 – 18:00 – 外回り営業・顧客訪問
午後は外回りの時間です。事前にアポイントを取った顧客宅や企業を訪問し、保険商品の説明や契約の手続きを行います。神戸市内を車で移動しながら、1日に3〜5件ほど訪問しました。
新規顧客の場合は警戒されることも多く、なかなか話を聞いてもらえないこともしばしば。既存顧客の場合は、契約内容の見直しや追加提案を行いますが、これもタイミングが重要でした。
18:00 – 19:00 – 帰社・報告書作成
支店に戻り、今日の営業活動の報告書を作成します。訪問件数、商談の進捗状況、次回のアクション計画などを細かく記録する必要がありました。
19:00 – 20:00 – ミーティング・勉強会
週に数回、夕方から営業ミーティングや商品勉強会が開催されました。新商品の説明や営業テクニックの共有などが行われますが、正直疲れている時は苦痛でした。
20:00以降 – 残業・事務作業
契約書類の整理、見積書の作成、翌日の準備などで残業することも多かったです。月末はノルマ達成のために夜遅くまで残ることもありました。
保険営業できつかったこと・大変だったこと
1. 厳しいノルマとプレッシャー
保険営業で最もきつかったのは、毎月の契約ノルマです。個人目標だけでなく、チーム目標もあり、達成できないと上司から詰められることもありました。数字が全ての世界なので、人間関係よりも成績が優先される雰囲気がありました。
2. 断られ続けることの精神的な負担
テレアポでは1日に何十回、何百回と断られます。「保険はいりません」「忙しいので」と冷たく言われたり、中には怒鳴られることもありました。メンタルが強くないと続けられない仕事だと実感しました。
3. 長時間労働と休日出勤
平日は朝9時から夜8時、9時まで働くことが当たり前で、土曜日も出勤することが多かったです。顧客の都合に合わせるため、休日にアポイントが入ることもあり、プライベートの時間がほとんど取れませんでした。
4. 友人や知人への営業の難しさ
入社当初、上司から「まずは友人や知人に声をかけろ」と指示されました。しかし、友人に保険を売り込むことに抵抗があり、関係性が悪化するのではないかと不安でした。実際に何人かとは疎遠になってしまいました。
5. 成果が出ないときの焦燥感
どれだけ頑張っても契約が取れない月もありました。そんな時は自分の能力を疑い、「この仕事に向いていないのでは」と落ち込むこともしばしばでした。
保険営業で良かったこと・メリット
1. 人間関係のスキルが身についた
様々なタイプの顧客と接することで、コミュニケーション能力やヒアリング力が大きく向上しました。相手のニーズを引き出す力は、他の仕事でも活かせるスキルだと思います。
2. 契約が取れたときの達成感
苦労して獲得した契約は、本当に嬉しかったです。顧客から「ありがとう」と言われた時は、この仕事をやっていて良かったと感じる瞬間でした。
3. 成果報酬による収入アップの可能性
基本給は決して高くありませんでしたが、契約が取れればインセンティブがつき、収入が増えました。良い月は通常の1.5倍ほどの給料になることもありました。
4. 保険の知識が身についた
生命保険、医療保険、がん保険など、様々な保険商品について深く学ぶことができました。この知識は自分や家族の保険選びにも役立っています。
5. 自己管理能力が向上した
営業は基本的に自分でスケジュールを組んで動くため、時間管理や優先順位のつけ方が上達しました。自律的に働く力は、今後のキャリアでも活かせると思います。
保険営業を辞めた理由:やりがいを感じられなかった
6年間続けた保険営業を辞めた最大の理由は、「やりがいを感じられなくなった」ことです。
入社当初は「人の役に立てる仕事」という理想を持っていました。しかし、実際の現場では、顧客のニーズよりも会社のノルマや自分の成績が優先されることが多く、本当に顧客のためになっているのか疑問を感じるようになりました。
特に、必要のない保険を勧めなければならない場面や、解約されないために強引に引き止める状況に遭遇すると、「これは本当に正しいことなのか」と自問自答する日々が続きました。
また、どれだけ頑張っても毎月ノルマがリセットされ、また一から数字を追いかける繰り返しに疲れてしまいました。達成感よりも疲労感の方が大きくなり、朝起きるのが辛くなっていきました。
さらに、プライベートの時間がほとんど取れず、友人との関係も希薄になっていきました。仕事とプライベートのバランスが完全に崩れていたのです。
30歳を過ぎた頃、「このまま同じことを続けて、10年後の自分は幸せなのだろうか」と考えるようになりました。そして、31歳の時に転職を決意しました。
今振り返れば、保険営業で得たスキルや経験は貴重でしたが、自分にとって長く続けられる仕事ではなかったと感じています。
保険営業に向いている人・向いていない人
保険営業に向いている人
- メンタルが強い人:断られても気にせず、切り替えが早い人
- 数字にこだわれる人:ノルマや目標達成に燃えるタイプ
- コミュニケーション能力が高い人:初対面でも話せる、人と接するのが好きな人
- 自己管理ができる人:自分でスケジュールを組んで自律的に動ける人
- 成果報酬に魅力を感じる人:頑張った分だけ収入を増やしたい人
- 粘り強い人:すぐに結果が出なくても諦めずに続けられる人
保険営業に向いていない人
- プレッシャーに弱い人:ノルマや数字に追われるのが苦手な人
- 断られるのが辛い人:拒絶されることに精神的ダメージを受けやすい人
- プライベート重視の人:仕事とプライベートのバランスを大切にしたい人
- ルーティンワークが好きな人:毎日同じ作業をコツコツやりたいタイプ
- 押し売りに抵抗がある人:相手が望まないものを勧めることに罪悪感を感じる人
よくある質問(FAQ)
Q1: 保険営業は未経験でも始められますか?
A: はい、未経験でも始められます。多くの保険会社では研修制度が充実しており、保険の基礎知識から営業スキルまで教えてもらえます。ただし、研修後は実践あるのみなので、自分で学び続ける姿勢が重要です。
Q2: 保険営業の平均年収はどれくらいですか?
A: 会社や個人の成績によって大きく異なりますが、平均的には300万〜500万円程度です。トップセールスになれば1000万円以上稼ぐ人もいますが、そこまで到達するのはごく一部です。
Q3: ノルマが達成できないとどうなりますか?
A: 会社によりますが、上司から指導を受けたり、給与のインセンティブ部分が減ったりします。連続して未達成が続くと、配置転換や最悪の場合は退職を促されることもあります。
Q4: 女性でも保険営業はできますか?
A: はい、女性の保険営業も多くいます。特に主婦層や子育て世代には女性営業の方が話しやすいというメリットもあります。ただし、体力面や長時間労働の面では大変なこともあります。
Q5: 保険営業から転職する場合、どんな職種が向いていますか?
A: 営業職全般(不動産、IT、人材など)や、コミュニケーション能力を活かせるカスタマーサクセス、営業企画などが向いています。私は現在、別業界の営業職に転職し、保険営業で培ったスキルを活かしています。
これから保険営業を目指す人へのアドバイス
もしあなたが保険営業を目指しているなら、まず「なぜこの仕事をしたいのか」を明確にしてください。
「人の役に立ちたい」という理想だけでは、厳しいノルマや日々のプレッシャーに耐えられない可能性があります。自分のメンタルの強さ、ストレス耐性、プライベートとのバランスなどを冷静に考えることが大切です。
また、入社前に以下の点を確認しておくことをお勧めします:
- 具体的なノルマの内容と達成率
- 平均的な労働時間と休日数
- 研修制度とサポート体制
- 給与体系(固定給と歩合給のバランス)
- 離職率(高い場合は要注意)
保険営業は確かにきつい仕事ですが、向いている人にとっては大きく成長できるチャンスでもあります。自分の適性をしっかり見極めて、納得のいく選択をしてください。
そして、もし働き始めて「合わない」と感じたら、無理に続ける必要はありません。自分の心と体を大切にしながら、柔軟にキャリアを考えていくことが重要です。
保険営業から転職を考えている方へ
保険営業の仕事に悩んでいる方は少なくありません。今回の体験者も同じように悩み、最終的には転職という選択をしました。
転職を考える際は、以下のステップを踏むことが一般的です:
1. 自己分析をする
保険営業で得たスキル(コミュニケーション能力、交渉力、自己管理能力など)を洗い出し、次の仕事でどう活かせるかを考えることが重要です。
2. 転職エージェントに相談する
プロのキャリアアドバイザーに相談することで、自分では気づかなかった強みや可能性が見えてくることがあります。無料で利用できるサービスも多くあります。
3. 在職中に転職活動を進める
可能であれば、在職中に転職活動を始めることで、収入が途切れる不安がなく、冷静に判断できるメリットがあります。
4. 焦らず、納得のいく選択を
転職は人生の大きな決断です。焦って決めるのではなく、複数の選択肢を比較検討し、納得のいく選択をすることが大切です。
保険営業で培った経験は、決して無駄ではありません。次のステップで必ず活きてくるはずです。
【編集部より】
この記事では、保険営業の現場でのリアルな体験談をご紹介しました。どんな仕事にも向き不向きがあり、自分に合った働き方を見つけることが何より大切です。
転職を検討されている方は、焦らずじっくりと自分のキャリアを見つめ直す時間を持つことをお勧めします。必要であれば、専門家への相談も選択肢の一つです。
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