📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回はウォーターサーバーの営業の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからウォーターサーバーの営業を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務地 | 和歌山県 |
| 勤務時間 | 10:00〜20:00(実働9〜10時間・商業施設の営業時間に準ずる) |
| 休日 | シフト制(月8日・平日休みがメイン) |
| 給料 | 年収320万円(基本給+インセンティブ) |
| 必要資格 | 特になし |
| 業種 | ウォーターサーバー販売代理店 |
| 主な業務内容 | 商業施設・イベント会場でのウォーターサーバーのキャッチ営業・試飲提供・契約手続き・アフターフォロー |
| 性別 | 男性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
大学を卒業して新卒で入った会社が半年で倒産して、24歳で急きょ転職活動をすることになりました。貯金も底をつきかけていたので、すぐに入社できる会社を探して、「未経験歓迎・正社員・月収25万円以上」の条件に惹かれてウォーターサーバーの販売代理店に入社。面接で「土日に商業施設で声かけをする仕事です」と説明されて、「まあ声をかけるくらいなら」と軽く考えていましたが、初日で甘さを思い知りました。
1日の仕事内容
朝10時に担当する商業施設に到着。ウォーターサーバーの実機とパンフレット、試飲用の紙コップをブースにセッティング。10時半の開店と同時に、通路を歩くお客さんに声をかけ始めます。「お水の試飲いかがですか?」「ウォーターサーバーのキャンペーン中なんですが、少しだけお時間いいですか?」
1日の目標は契約2〜3件。ただし、声をかけても100人中99人は無視されるか「結構です」で通り過ぎます。足を止めてくれた人に試飲を勧めて、料金プランを説明して、「今日契約いただけると設置費用が無料になります」とクロージング。1件の契約を取るために、200〜300人に声をかけます。
昼食は交代で30分。午後も同じことの繰り返し。夕方になるとお客さんの流れが変わって、ファミリー層が増える。子育て世帯はウォーターサーバーのニーズが高いので、夕方が勝負の時間帯。19時〜20時に撤収して、その日の契約件数を報告。事務処理を終えて退勤は20時半〜21時。
この仕事できつかったこと
無視され続ける精神的なダメージが一番きつかったです。目の前に立って声をかけても、まるで自分が透明人間であるかのようにスルーされる。露骨に嫌な顔をされたり、舌打ちされたり、「しつこい」と怒鳴られたり。1日中それが続くと、自分の存在価値を否定されている気分になります。初月は毎日帰りの電車で泣いていました。
契約が取れない日のプレッシャーがきつい。「今日ゼロだったのか」と上司に言われるだけで、胃が縮む思い。月の目標件数に届かない月が続くと、「向いていないんじゃないか」「辞めた方がいいんじゃないか」という思いが頭から離れません。インセンティブが入らなければ手取り18万円程度。和歌山県で一人暮らしをしていたので、経済的にもカツカツでした。
立ちっぱなしで声を出し続ける体力的なきつさも馬鹿にできません。1日10時間、コンクリートの上に立ち続けると、足の裏と膝と腰に来ます。声を張り続けて喉を壊すこともありました。冬は屋外や半屋外の施設でブースを出すこともあって、寒さで手がかじかんで契約書がまともに書けない日もあった。
この仕事で良かったこと
契約が取れたときの「やった!」感は、きついからこそ大きかったです。1件の契約の裏に200回の「結構です」がある。だからこそ、「お願いします」と言ってもらえた瞬間の喜びは半端ない。お客さんが本当に納得して契約してくれて、「ちょうどウォーターサーバー欲しかったの」と喜んでくれたときは、自分の仕事に意味を感じられました。
インセンティブが入った月は、基本給と合わせて手取り25万円を超えることもありました。頑張った分だけ返ってくる実感がモチベーションになる。トップセールスの先輩は月に20件以上取って、月収40万円以上稼いでいました。営業の世界は結果がすべてですが、その分実力があれば若くても稼げるのは魅力です。
コミュニケーションスキルが飛躍的に鍛えられました。初対面の人の足を止めて、短時間で信頼を得て、その場で契約まで持っていく。このスキルは汎用性が高くて、転職活動の面接でも「対人営業力」として高く評価されました。
この仕事を辞めた理由
1年半で辞めました。きっかけは、冬場に体調を崩して2週間休んだこと。復帰した翌日に上司から「休んだ分、来月は目標を上乗せするから」と言われて、心が折れました。辞めた後は、ウォーターサーバー営業で鍛えた対面営業のスキルを武器に、保険代理店の営業職に転職。アポイントを取ってから会うスタイルに変わって、精神的な負担が激減しました。年収も380万円に上がって、あのとき転職を決断して本当に良かったです。
この仕事が向いている人
メンタルが強くて、何百回無視されてもケロッとしていられる鈍感力がある人に向いています。声が大きくて愛嬌がある、初対面の人とすぐ打ち解けられるタイプ。「とにかく営業力を身につけたい」「短期間で度胸をつけたい」という目的があれば、修行としては最高の環境。逆に、繊細な人、人見知りの人、断られるのが怖い人は1か月も持ちません。
この仕事に就きたい人へ一言
キャッチ営業は「長く続ける仕事」ではありません。ここで鍛えた対面営業力を持って、1〜2年で次の営業職にステップアップするのが正解です。法人営業、保険営業、不動産営業など、キャッチ営業経験者を評価してくれる業界は多い。
面接では「200人に声をかけて契約を取った」「月間目標を達成した」など、数字で語れるエピソードを準備してください。営業の世界では、泥臭い経験こそが最大の武器になります。
よくある質問(FAQ)
Q. ウォーターサーバー営業にノルマはある?
A. ほぼすべての会社にあります。月間20〜30件程度の契約目標が設定されていて、達成率によってインセンティブが変動。ノルマなしを謳う求人もありますが、目標は実質的に存在するケースがほとんどです。
Q. ウォーターサーバー営業の年収は?
A. 基本給で年収250〜300万円。インセンティブ込みで300〜400万円が一般的。トップセールスは年収500万円超えもいますが、安定性は低いです。成績不振だと基本給のみで生活が厳しくなります。
まとめ
ウォーターサーバーのキャッチ営業は、無視され続ける精神的ダメージ、契約が取れない日のプレッシャー、立ちっぱなしの体力消耗がきつい仕事です。しかし、対面営業スキルが飛躍的に鍛えられる「修行の場」としての価値は確か。1〜2年で次のキャリアに繋げる踏み台として割り切れる人にとっては、営業力という一生モノの武器を手に入れられる仕事です。
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