中古車買取の営業はきつい?査定と駆け引きのリアル 【みんなの社畜体験談 #214】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は中古車買取の営業の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから中古車買取の営業を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 熊本県
勤務時間 10:00〜19:00(実質21時退勤が常態化)
休日 水曜定休+シフト1日(月8日休み)
給料 年収420万円(インセンティブ込み)
必要資格 普通自動車免許
業種 中古車・自動車買取
主な業務内容 中古車の出張買取査定・価格交渉・仕入れ・顧客対応
性別 男性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

前職は家電量販店の販売員をしていたのですが、給料の低さに限界を感じて転職を考えました。車が好きだったので、中古車買取の会社に応募したんです。「インセンティブで稼げる」という求人広告に惹かれて入社しました。車に詳しくなくても大丈夫と言われましたが、入ってみたら車の知識はもちろん、交渉術や心理戦のスキルが求められるハードな仕事でした。

1日の仕事内容

朝10時に出社して、まずWebや電話で入った査定依頼の確認。お客様に電話をかけてアポイントを取り、出張査定のスケジュールを組みます。1日3〜5件の査定が目標です。

査定に向かったら、まず車の外装・内装のチェック。傷、凹み、修復歴、走行距離、タイヤの状態などを確認して、本部のシステムに情報を入力すると参考価格が出ます。ただし、その価格をそのまま伝えるわけではなく、ここからがお客様との交渉です。

お客様はできるだけ高く売りたい。こちらはできるだけ安く仕入れたい。この駆け引きが中古車買取の営業の核心です。「他社さんではいくらでしたか?」「今日決めていただければ頑張れます」。話術と度胸が試される毎日でした。

帰社後は買取した車の書類整理、名義変更の手続き、翌日のアポ確認。オークション出品の準備もあります。

この仕事できつかったこと

一番きつかったのは、お客様との価格交渉です。「もっと高いと思ってた」「他社はもっと出してくれた」と言われることは日常茶飯事。中には怒り出すお客様もいて、査定額を伝えた瞬間に「ふざけるな」と怒鳴られたこともあります。

インセンティブ制度が「安く買い取るほど評価される」仕組みだったので、お客様の期待と会社の要求の板挟みになります。お客様に寄り添いすぎると利益が出ない。会社の言う通りに安く買い叩くと罪悪感がある。この葛藤がずっと付きまとっていました。

競合との戦いもきつい。お客様は複数社に査定を依頼しているので、他社に負けたら0円。何時間もかけて査定したのに「やっぱり他で売ります」と言われると、徒労感がすごかったです。繁忙期は査定の移動だけで1日200km走ることもあり、運転疲れも溜まりました。

この仕事で良かったこと

インセンティブがハマると、同年代の平均よりかなり稼げます。入社2年目で年収420万に達したのは、前職では考えられない金額でした。トップ営業マンは年収600万を超えていて、実力次第で収入を伸ばせる環境です。

車の知識が飛躍的に増えたのは嬉しい副産物でした。エンジンの構造、足回りの状態、修復歴の見分け方。これらは自分が車を買うときにも役立ちますし、友人に車の相談をされることも増えました。

交渉スキルは一生モノです。お客様の本音を引き出す傾聴力、タイミングを見て価格を提示するクロージング力。これらは中古車業界以外でも通用するスキルだと実感しています。

この仕事を辞めた理由

3年で退職しました。交渉のストレスが蓄積して、休みの日も「あの案件、他社に取られてないかな」と気になって心が休まらなくなったのが限界でした。あと、安く買い叩くことへの罪悪感がどうしても拭えなかった。自分が本当にお客様のためになっているのか、わからなくなったんです。

この仕事が向いている人

度胸があって、交渉を楽しめるタイプの人に向いています。断られても折れないメンタルと、お客様の心理を読む洞察力は必須。車が好きなのはもちろんプラスですが、それ以上に「駆け引きが好き」という人のほうが活躍しています。数字に敏感で、目標達成にこだわれる人は高収入を狙えます。

この仕事に就きたい人へ一言

中古車買取の営業は、短期間で営業力と交渉力を鍛えるには最適な環境です。ただし、グレーゾーンの商売っ気が求められる場面もあるので、誠実にやりたい人には合わないかもしれません。

経験者はカーディーラーの営業や保険の法人営業にキャリアチェンジする人が多いです。交渉力を買われてIT業界の法人営業に転職し、年収が大幅に上がった同僚もいました。スキルを武器にして、次のステップを考えてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 中古車買取の営業に車の知識は必要?

A. 入社時点ではなくても大丈夫です。査定の基本は研修で学べますし、システムが参考価格を出してくれます。ただし、お客様の信頼を得るには車の知識があったほうが圧倒的に有利です。

Q. 中古車買取の営業の離職率は高い?

A. 正直高いです。交渉のプレッシャーやインセンティブの変動に耐えられず、1年以内に辞める人も珍しくありません。逆に、3年続いた人は安定して稼げるようになっている傾向があります。

まとめ

中古車買取の営業は、査定と価格交渉が仕事の中心。インセンティブで稼げる一方、お客様との駆け引きや競合との戦いで精神的な消耗が激しい仕事です。交渉力と度胸を磨きたい方には格好の修行の場ですが、罪悪感やストレスとの向き合い方も考えておく必要があります。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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