📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回は銀行の法人営業の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから銀行の法人営業を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務地 | 東京都豊島区 |
| 勤務時間 | 8:30〜17:00(実質20時退勤が日常) |
| 休日 | 完全週休2日(土日祝) |
| 給料 | 年収550万円(残業代込み) |
| 必要資格 | 特になし(銀行業務検定・FP取得推奨) |
| 業種 | 金融・銀行 |
| 主な業務内容 | 中小企業向けの融資提案・財務分析・新規開拓・既存顧客フォロー |
| 性別 | 男性 |
| 年代 | 30代 |
始めたきっかけ
大学で経済学を学んで、「お金を通じて企業を支える仕事がしたい」と思い、地方銀行に入行しました。最初の3年間は支店の窓口で個人のお客様を担当。4年目に法人営業部に異動になり、中小企業向けの融資担当になりました。「やっと本流の仕事ができる」と期待に胸を膨らませていたのですが、待っていたのは想像を超えるハードワークでした。
1日の仕事内容
朝8時半に出勤。まず日経新聞と業界紙をチェックして、担当先に関係するニュースがないか確認します。マーケット情報も頭に入れておかないと、経営者との会話についていけません。
9時から外回り開始。担当先は50社ほど。1日3〜4社を訪問して、経営者や経理担当者と面談します。内容は融資の提案、経営状況のヒアリング、資金需要の確認。決算書を預かってきたら、すぐに財務分析に取りかかります。
午後は新規開拓の訪問。飛び込みではなく、紹介や業界イベントでの出会いがきっかけになることが多いですが、アポなしで訪問することもあります。経営者は忙しいので、5分で要点を伝える力が求められます。
夕方は支店に戻って稟議書の作成。融資案件の審査を通すための書類ですが、これが膨大な量。企業の財務状況、資金使途、返済計画、業界分析をすべて文書化します。稟議書が差し戻されると修正にまた時間がかかり、20時を過ぎるのは日常でした。
この仕事できつかったこと
融資ノルマのプレッシャーが最大のきつさです。四半期ごとに融資実行額のノルマがあり、未達だと支店長から厳しい指導を受けます。「なぜ融資が伸びないんだ」「もっと提案しろ」。数字が足りないと朝礼で名前を出されるので、毎月末は胃が痛くなっていました。
稟議書の作成も大変でした。審査部のチェックは細かく、「この企業のキャッシュフロー計算が甘い」「業界リスクの記載が不十分」と何度も差し戻される。1つの案件に20時間以上かかることもありました。
一番精神的につらかったのは、融資を断らなきゃいけないときです。経営者が「この融資がないと会社が潰れる」と必死に頼んできても、審査が通らなければどうしようもない。泣きながら訴えてくる社長もいました。自分にはどうにもできない無力感に何度も苛まれました。
この仕事で良かったこと
融資によって企業が設備投資をし、事業が拡大していくのを間近で見られるのは大きなやりがいです。「あなたが融資を通してくれたおかげで、新しい工場が建ちました」と言われたときは、銀行員になって良かったと心から思えました。
財務分析のスキルは圧倒的に身につきます。決算書を見れば企業の健全性がわかるようになるし、経営者と対等に会話できる知識が自然と蓄積されていく。30代前半で年収550万円という水準も、同年代の中では恵まれていたと思います。
経営者と直接対話できる環境は刺激的でした。成功している経営者の考え方やビジョンに触れることで、自分自身の視野も広がりました。
この仕事を辞めた理由
辞めてはいませんが、転職を具体的に検討している最中です。銀行の将来性への不安と、もう少し柔軟な働き方をしたいという思いが大きくなってきました。法人営業の経験を活かして、コンサルティング会社やフィンテック企業へのキャリアチェンジを考えています。
この仕事が向いている人
数字に強く、地道な作業を粘り強く続けられる人に向いています。経営者と対等に話すためのコミュニケーション力と、財務分析ができる論理的思考力の両方が必要です。プレッシャーに強い人、責任感の強い人が活躍している印象です。逆に、ルーティンが苦手な人や、感情移入しすぎる人には精神的にきつい仕事かもしれません。
この仕事に就きたい人へ一言
銀行の法人営業は確かにきつい仕事ですが、ここで得られるスキルは転職市場で非常に高く評価されます。財務分析力、法人営業のスキル、経営者とのリレーション構築力。これらを武器にすれば、キャリアの選択肢は一気に広がります。
まずは3年間しっかりやってみてください。稟議書を書く力、決算書を読む力が身につけば、コンサルティング、事業会社の経営企画、フィンテックなど、引く手あまたです。銀行員の経験は絶対に無駄になりません。
よくある質問(FAQ)
Q. 銀行の法人営業に配属されるには?
A. 一般的には入行後2〜4年の支店勤務を経て配属されます。個人営業やテラーの経験を積んでから異動するのが通常のキャリアパスです。銀行業務検定やFPの資格取得も評価対象になります。
Q. 銀行員の転職先として多いのは?
A. コンサルティング会社、事業会社の経営企画・財務部門、フィンテック企業、M&A仲介会社などが多いです。特に法人営業の経験者は市場価値が高く、年収アップの転職も十分に狙えます。
まとめ
銀行の法人営業は、融資ノルマと膨大な稟議書作成に追われるハードワークですが、財務分析力と法人営業スキルが圧倒的に身につきます。経営者と直接向き合うやりがいは大きく、年収水準も安定。きつい環境で鍛えた力は転職市場で非常に高く評価されるので、キャリアの選択肢を広げたい方にはおすすめの仕事です。
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