ルート営業(食品メーカー)は楽?既存顧客回りのリアルな日常 【みんなの社畜体験談 #205】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回はルート営業(食品メーカー)の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからルート営業(食品メーカー)を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 大阪府
勤務時間 8:00〜17:00(直行直帰あり)
休日 完全週休2日(土日祝)
給料 年収420万円
必要資格 普通自動車免許
業種 食品メーカー
主な業務内容 スーパー・量販店への自社商品の提案営業・棚割り交渉・販促企画
性別 男性
年代 30代
目次

始めたきっかけ

前職は不動産の飛び込み営業をしていたのですが、毎日断られる生活に疲れ果てて転職を考えました。「新規開拓がない営業ってないかな」と探していたときに見つけたのが、食品メーカーのルート営業でした。既存の取引先を回る仕事だから、飛び込みはない。それだけで天国に思えました。中堅の食品メーカーに転職して、スーパーや量販店を担当するルート営業として再スタートしました。

1日の仕事内容

朝8時に営業所に出社。ただし、直行直帰の日もあるので、自宅から直接取引先に向かうこともあります。

午前中は担当エリアのスーパーや量販店を2〜3店舗回ります。店舗に着いたらまず売り場チェック。自社商品の陳列状況、在庫の確認、競合商品の動きを観察します。棚が乱れていたら自分で整えることもありますし、欠品があれば発注の依頼をかけます。

バイヤーとの商談は月に数回。新商品の導入提案や、季節の販促企画の提案をします。「この商品をエンド(棚の端)に置いてください」「試食販売をやらせてください」といった交渉が中心です。

午後はさらに2〜3店舗回って、16時頃に営業所に戻り。報告書の作成、翌日の準備、見積もり作成。17時に退勤できる日もあれば、月末の締め作業で18時半頃になる日もあります。

この仕事できつかったこと

「ルート営業は楽」と思って転職しましたが、想像と違うきつさがありました。一番はバイヤーとの関係維持です。取引先はすでに決まっていますが、棚のスペースは有限。競合メーカーも必死にアプローチしてくるので、気を抜くと自社商品の棚が縮小されます。バイヤーに嫌われたら終わり。ご機嫌を取りながら、かつ売上目標を達成しなければなりません。

体力面では、重い商品のサンプルやPOPを車に積み込んで、1日5〜6店舗を回るのがなかなかの重労働。夏場は車の中が灼熱地獄で、移動だけで疲労困憊でした。

「売れない商品も売らなきゃいけない」ストレスもあります。本社が力を入れている新商品でも、現場のバイヤーが「うちの客層には合わない」と言えばそれまで。でも本社には「なぜ導入できないんだ」と詰められる。この板挟みが精神的に堪えました。

この仕事で良かったこと

飛び込み営業がないだけで、精神的な負担は格段に軽くなりました。毎朝「今日は何件断られるんだろう」という恐怖がないのは本当にありがたかった。取引先との関係ができてくると、「いつもありがとうね」と声をかけてもらえるようになり、仕事が楽しいと思える日が増えました。

自社の商品がスーパーの棚に並んで、お客さんがカゴに入れていくのを見ると「この商品を売り場に置いたの自分なんだよな」と嬉しくなります。家族や友人に「あ、この商品知ってる!」と言われるのも密かな自慢でした。

土日祝は基本的に休みで、前職では考えられないほどプライベートが充実しました。年収は少し下がりましたが、QOLは圧倒的に上がったと思います。

この仕事を辞めた理由

辞めてはいません。入社3年目で、今は仕事に慣れて安定した日々を送っています。ただ、年収がこの先大きく上がる見込みがないのは不安材料です。管理職になっても500万円台が天井と聞いて、もう少し先のキャリアは考えなきゃいけないなと思っています。

この仕事が向いている人

コツコツ信頼関係を積み上げるのが得意な人に向いています。派手な提案力よりも、約束を守る・レスポンスが早い・細かい気配りができるといった地道な力が評価される世界です。車の運転が苦にならないこと、重い荷物を運べる体力があることも大事。ガツガツ稼ぎたいタイプよりも、安定して長く働きたい人にフィットする仕事です。

この仕事に就きたい人へ一言

ルート営業は「楽な営業」の代名詞みたいに言われますが、楽と退屈は紙一重です。毎日同じ取引先を回る生活にやりがいを見いだせるかどうかが、続くかどうかの分かれ目。自分なりに工夫して売上を伸ばせると、ルート営業でも十分に成長を実感できます。

食品メーカーのルート営業は未経験からでも入りやすく、営業の基礎を安定した環境で学べます。飛び込みに疲れた営業マンの「次のキャリア」としてはかなりおすすめ。自分のペースで働きたい方は、ぜひ検討してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. ルート営業にノルマはある?

A. あります。月ごとの売上目標や新商品の導入件数など。ただし、飛び込み営業ほど厳しく詰められることは少ないです。既存顧客なので、ベースの売上があるぶん精神的な余裕はあります。

Q. ルート営業から他の職種に転職できる?

A. マーケティングや商品企画、バイヤー側への転職事例があります。取引先との交渉経験や売り場づくりの知識は、小売・流通業界で幅広く活かせます。

まとめ

食品メーカーのルート営業は、飛び込みがない分精神的には楽ですが、バイヤーとの関係維持や板挟みのストレスは独自のきつさがあります。土日祝休みで生活リズムが安定するのは大きなメリット。飛び込み営業に疲れた方や、安定した環境でコツコツ働きたい方には相性の良い仕事です。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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