住宅メーカーの営業はきつい?展示場勤務と休日返上のリアル 【みんなの社畜体験談 #203】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は住宅メーカーの営業の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから住宅メーカーの営業を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 埼玉県
勤務時間 9:00〜18:00(実質21時退勤が常態化)
休日 火・水休み(土日祝は出勤)
給料 年収500万円(歩合込み)
必要資格 普通自動車免許(宅建あると有利)
業種 住宅・不動産
主な業務内容 注文住宅の提案営業・展示場接客・契約後の施主対応
性別 男性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

大学を卒業してすぐ、大手住宅メーカーに入社しました。就活のときに「人生で一番大きな買い物を一緒に作る仕事」というフレーズに惹かれたんです。内定をもらったときは誇らしかったですし、親にも喜ばれました。ただ、入社式で「最初の1年は地獄だと思え」と部長に言われたときは、さすがに笑えなかったです。配属先は埼玉エリアの展示場。そこから5年間、住宅営業の世界にどっぷり浸かりました。

1日の仕事内容

平日は朝9時に出社して、まず見込み客への電話がけから始まります。展示場で名刺を交換したお客様や、資料請求があった方へのフォロー連絡。午前中だけで30〜40件かけることもありました。

午後は土地探しの同行や、既に契約いただいたお客様との打ち合わせ。間取りのプラン提案、設備の選定、見積もりの調整。設計士やインテリアコーディネーターとの連携もあります。

土日祝は展示場に立ちます。来場されたお客様にモデルハウスを案内し、ご要望をヒアリング。ここで次のアポイントに繋げられるかが勝負です。展示場は10時〜17時ですが、閉館後にお客様と食事に行ったり、見積もりを作ったりで、帰宅は21時を過ぎるのが普通でした。

平日休みのはずが、お客様の都合で土日にアポが入り、振替休日が消えていくこともしょっちゅうでした。

この仕事できつかったこと

一番きつかったのは、契約が取れないときのプレッシャーです。住宅メーカーの営業は基本的に歩合制の比重が大きく、契約ゼロの月は基本給だけ。周りがバンバン契約を取る中で自分だけ数字が上がらないと、朝礼で名指しされます。上司からの「今月どうするんだ?」という視線が本当にきつかった。

3か月連続でゼロだったときは、精神的に追い詰められました。毎朝起きるのがつらくて、展示場に向かう車の中で涙が出たこともあります。

お客様都合で土日に予定が入るのも地味にきつい。友人の結婚式に出られなかったり、家族の行事に参加できなかったり。彼女にも「いつ会えるの?」と言われ続け、結局別れました。住宅営業をしている間は、プライベートの予定は「仮置き」にしかならないんです。

この仕事で良かったこと

お客様の夢のマイホームが完成して、引き渡しの日に「本当にありがとうございました」と泣いて喜んでもらえたとき、この仕事をやっていてよかったと心から思えました。ご家族全員で新居の前で写真を撮る瞬間に立ち会えるのは、住宅営業だけの特権です。

歩合が乗ったときの年収は同年代の中でもかなり良い水準でした。年収500万を超えたのは3年目。トップ営業マンは20代で年収800万を稼いでいて、実力次第で上を目指せる世界です。

建築や不動産の知識が自然と身につくのもメリット。自分が家を買うときに「この構造は危ない」「この土地は水害リスクがある」と判断できるのは、普通の人にはない強みです。

この仕事を辞めた理由

5年間続けましたが、プライベートの崩壊と、常に数字に追われる生活に限界を感じて退職しました。最後の1年は燃え尽き症候群のような状態で、お客様の前で笑顔を作るのがしんどくなっていました。辞める決断は半年ほど悩みましたが、退職した翌日の朝、何の予定もない土曜日に昼まで寝られたとき「ああ、自由だ」と思いました。

この仕事が向いている人

体力があってメンタルが強い人、数字を追いかけることにやりがいを感じる人に向いています。お客様の人生に深く関わる仕事なので、人の話を聞くのが好きで、信頼関係を築くのが得意な人は活躍できます。逆に、土日休みが絶対に譲れない人や、成果主義のプレッシャーが苦手な人にはおすすめしません。

この仕事に就きたい人へ一言

住宅営業はきつい仕事ですが、得られるものも大きいです。営業力、交渉力、不動産の知識、建築の知識。これらは転職市場で非常に高く評価されます。住宅営業の経験者は法人営業やコンサルにキャリアチェンジする人も多いです。

ただし、心身が壊れる前に見切りをつけることも大事です。自分を追い込みすぎて体を壊したら元も子もない。「きついけど成長している」と感じるうちは頑張る価値がありますが、「きついだけで何も得られない」と思ったら、環境を変えることを考えてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 住宅営業に宅建は必要?

A. 必須ではありませんが、持っていると資格手当(月2〜3万円)がつく会社が多いです。お客様からの信頼度も上がるので、入社後に取得を目指すのがおすすめです。

Q. 住宅営業の離職率は高い?

A. 正直かなり高いです。3年以内に半数以上が辞めるメーカーもあります。ノルマのきつさと休日の少なさが主な理由。ただし、続けた人は高収入を得ている傾向があります。

まとめ

住宅メーカーの営業は、契約が取れたときの達成感と高収入が魅力ですが、休日返上・ノルマのプレッシャー・プライベートの犠牲はかなりのもの。展示場勤務は土日出勤が基本で、平日休みの生活に馴染めるかが続くかどうかの分かれ目です。営業力を鍛えたい方にはこれ以上ない修行の場ですが、自分の限界を見極める冷静さも忘れないでください。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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