FP(ファイナンシャルプランナー)の保険営業。ノルマと歩合の実態 【みんなの社畜体験談 #141】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は該当職種の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから該当職種を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 東京都品川区
勤務時間 9:00〜18:00(実態は顧客都合で夜間も)
休日 土日祝(顧客対応で休日出勤あり)
給料 年収400万円(基本給+歩合)
必要資格 FP2級
業種 保険・金融
主な業務内容 保険代理店でのライフプランニングと保険提案
性別 男性
年代 30代
目次

始めたきっかけ

銀行で3年働いた後、「お客様のためになる提案がしたい」という思いで保険代理店に転職しました。銀行ではノルマ優先で売りたくない商品を勧めることに疑問を感じていたので、独立系の代理店なら複数社の商品を比較して最適な提案ができると考えたんです。FP2級は銀行時代に取得していたので、それを活かしたいという気持ちもありました。

1日の仕事内容

朝9時に出勤。午前中は新規顧客獲得のための施策(セミナー企画、Web集客の施策検討、紹介依頼の連絡など)に時間を使います。

午後はお客様との面談がメイン。初回面談ではライフプランのヒアリングを行い、収入・支出・資産・負債の全体像を把握します。2回目の面談で、ヒアリング内容をもとにライフプランシミュレーションと保険提案書を作成して提示。

お客様は仕事帰りの平日夜や、土日に面談を希望されることが多いので、自分の勤務時間は不規則になりがちです。19時スタートの面談が終わるのは21時。帰宅は22時を過ぎることもザラでした。

面談がない時間は、提案書の作成、既契約者のアフターフォロー、業界の勉強など。FPとしての知識は常にアップデートが必要です。

この仕事できつかったこと

一番きつかったのは「見込み客の確保」です。どんなにいい提案ができても、面談の機会がなければ始まりません。紹介をもらうために既存客のフォローを丁寧にしたり、セミナーを開催したり…集客にかける時間と労力は想像以上でした。

また、歩合の比率が高いので、契約が取れない月は収入がガクッと下がります。基本給だけだと手取り15万円台。ボーナスもないので、成果が出ない時期は本当に生活が苦しかったです。

「保険の営業」と聞いただけで警戒されることも多く、友人や知人に声をかけるのが後ろめたかった。「あ、保険の勧誘だ」と思われて距離を置かれたときは凹みました。

この仕事で良かったこと

お客様が「あなたに相談してよかった」と言ってくれたときは、この仕事を選んでよかったと心から思いました。複数社の保険を比較して、本当にお客様に合った商品を提案できるのは、独立系代理店の強みです。

歩合がきつい反面、成果が出たときのリターンは大きい。大型契約を何件か取れた月は、月収50万円を超えることもありました。自分の頑張りがダイレクトに収入に反映される仕組みは、合う人にはモチベーションになります。

お金の知識が深まるのも大きなメリット。保険だけでなく、税金、投資、相続、年金など、FPとしての知識は自分の人生設計にもフル活用できます。

この仕事を辞めた理由

現在もFPとして活動していますが、保険代理店を辞めて独立しました。代理店のルールに縛られず、自分のペースでお客様と向き合いたかったのが理由です。独立後は住宅ローンの相談やライフプラン作成など、保険以外のFP業務も幅広く手掛けています。

この仕事が向いている人

人の話を聞くのが好きで、信頼関係を築くのが得意な人に向いています。お金の話はデリケートなので、相手の不安に寄り添えるカウンセリング力が求められます。数字に強く、論理的に提案を組み立てられる人も活躍しやすいです。逆に、歩合のプレッシャーに弱い人、安定収入がないと不安な人には厳しい環境です。

この仕事に就きたい人へ一言

FPの保険営業は「稼げる人はめちゃくちゃ稼げる、ダメな人は本当にキツい」という格差の大きい仕事です。成功のカギは「売り込みではなく、相談に乗る姿勢」。保険を売ろうとするのではなく、お客様のライフプランを一緒に考えるスタンスが信頼を生みます。

FP資格は2級以上を取っておくと箔がつきます。CFPやAFPまで取得すれば、独立後の集客にも有利。保険だけに依存せず、総合的なマネー相談ができるFPを目指してください。

よくある質問(FAQ)

Q. FPの保険営業は未経験でもできる?

A. できます。研修制度が充実している代理店を選べば、未経験からでもスタート可能。ただし、歩合の比率が高い会社だと、最初の半年は収入が厳しいことを覚悟してください。基本給が安定している会社を選ぶのが安全です。

Q. 保険営業の離職率は高い?

A. 正直、高いです。1年以内に辞める人も珍しくありません。見込み客の開拓がうまくいかず、収入が安定しないことが主な理由。続けられる人は3年目以降に紹介が回り始めて安定するパターンが多いです。

まとめ

FPの保険営業は、歩合の厳しさと集客の大変さがある一方で、お客様のライフプランに深く関われるやりがいのある仕事です。成功すれば高収入も狙える世界。お金の専門知識を武器にキャリアを築きたい人にはチャレンジする価値があります。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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