学校事務はきつい?教員とは違う裏方の仕事内容とやりがい 【みんなの社畜体験談 #241】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は学校事務の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから学校事務を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 広島県
勤務時間 8:15〜16:45
休日 完全週休2日(土日祝・学校の長期休暇あり)
給料 年収350万円
必要資格 地方公務員試験合格(学校事務区分)
業種 公立小学校
主な業務内容 経理・給与事務・備品管理・就学援助事務・施設管理・来客対応
性別 女性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

大学卒業後に民間企業の経理部で3年間働いていたのですが、毎日終電の生活に疲れて公務員を目指しました。区の採用試験で学校事務の枠に合格して、26歳で公立小学校に配属。「学校事務」という仕事の存在自体、就活するまで知りませんでした。教員でも用務員でもない、学校の「管理部門」を一人で回すポジションです。

1日の仕事内容

朝8時15分に出勤して、まず職員室のポストを確認。教育委員会からの通達、業者からの請求書、保護者からの提出物。これを仕分けして、必要なものは校長先生や教頭先生に回します。

午前中は経理関係の仕事が中心。学校の予算を管理して、教材や備品の発注、業者への支払い処理、出張旅費の精算。「画用紙が足りない」「体育館のバスケットゴールが壊れた」「修学旅行のバス代の見積もりを取って」。教員からの依頼が次から次へと飛んできます。

午後は給与関係の事務。教職員の給与計算、年末調整、社会保険の手続き。新任の先生が着任したら雇用関係の書類を作り、退職する先生がいれば離職票の手続きをする。就学援助(経済的に困難な家庭への学費補助)の申請受付と審査も学校事務の仕事です。

合間に来客対応や電話対応。業者、保護者、地域住民からの問い合わせに対応しつつ、施設の不具合があれば修繕の手配もします。一人で何役もこなすのが学校事務の特徴です。

この仕事できつかったこと

一番きつかったのは「一人職場」であることです。多くの小中学校では事務職員は1名だけ。経理も給与も備品管理も施設管理も、全部自分一人でやらなきゃいけない。わからないことがあっても、隣に聞ける同僚がいない。前任者の引き継ぎ資料だけが頼りで、最初の1年は毎日不安でした。

教員との関係も気を遣います。教員は授業で忙しいので、事務手続きへの関心が薄い人も多い。「この書類、期限までに出してください」とお願いしても、忘れられることが日常茶飯事。催促すると「事務の都合でしょ」と言われることもあって、板挟みのストレスが溜まりやすいです。

予算が限られているのも悩みのタネ。「パソコンを新しくしてほしい」「プリンターのトナーが切れた」「運動会の横断幕を作りたい」。教員からの要望は尽きないのに、予算は有限。断るのは心苦しいし、やりくりの知恵を絞るのに疲れることもあります。

この仕事で良かったこと

学校行事を裏から支える充実感は大きなやりがいです。運動会の準備、卒業式の会場設営、入学式のパンフレット。表に出る仕事ではないですが、行事がスムーズに進んだときの達成感は格別。卒業式で子どもたちが笑顔で卒業していくのを見ると、「自分も少しは力になれたかな」と嬉しくなります。

ワークライフバランスは最高です。基本的に16時45分に退勤できて、持ち帰り仕事もない。夏休み・冬休みは学校自体が静かなので、日直以外は比較的ゆったり過ごせます。年次有給休暇も取りやすい環境で、民間の経理部にいた頃とは雲泥の差です。

公務員なので身分が安定しているのも安心材料。景気に左右されずに毎月給料がもらえて、退職金もしっかり出ます。一人職場なので、裁量が大きいのも働きやすいポイントです。

この仕事を辞めた理由

辞めていません。入職5年目で、今は2校目の小学校に異動して勤務しています。1校目で苦労した分、2校目ではスムーズに仕事が回せるようになりました。経験を積むほど仕事の効率が上がるので、年々楽になっている実感があります。

この仕事が向いている人

事務処理が得意で、一人で黙々と仕事を進められる人に向いています。マルチタスクが得意なことも重要。経理・給与・備品・施設管理を並行してこなす必要があるので、一つのことに集中したい人には向きません。子どもが好き、教育に関わりたい、でも教員にはなりたくない……そんな人にはぴったりの仕事です。

この仕事に就きたい人へ一言

学校事務を目指すなら、自治体の公務員試験を受験してください。「学校事務」の区分がある自治体もあれば、一般行政職として採用されてから学校に配属されるケースもあります。簿記の知識があると実務で非常に役に立つので、日商簿記2級は取っておくのがおすすめ。

一人職場に不安を感じる方は、事務研究会や自治体内の学校事務職員のネットワークに積極的に参加してください。同じ立場の仲間とつながることで、情報交換も相談もできるようになります。

よくある質問(FAQ)

Q. 学校事務は教員免許が必要?

A. 不要です。教員免許は教員の資格であり、学校事務職員には必要ありません。地方公務員試験に合格すれば学校に配属される仕組みです。

Q. 学校事務の年収はどれくらい?

A. 自治体によりますが、初任給は月額18〜20万円程度。5年目で年収350万円前後、10年目で420〜450万円が目安。管理職手当はつきませんが、公務員としての安定した昇給が見込めます。

まとめ

学校事務は一人で経理・給与・備品管理をこなす「何でも屋」。教員との関係や予算のやりくりに苦労する場面もありますが、学校行事を裏から支えるやりがいとトップクラスのワークライフバランスは大きな魅力。一人職場のプレッシャーを乗り越えれば、安定した公務員生活を送れる穴場の職種です。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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