📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回は障害者支援施設の支援員の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから障害者支援施設の支援員を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務地 | 埼玉県 |
| 勤務時間 | シフト制(日勤8:30〜17:30/早番7:00〜16:00/遅番12:00〜21:00) |
| 休日 | 4週8休+年末年始 |
| 給料 | 年収300万円 |
| 必要資格 | 特になし(社会福祉士・介護福祉士あると有利) |
| 業種 | 福祉・障害者支援 |
| 主な業務内容 | 障害者支援施設での生活支援・作業支援・外出支援 |
| 性別 | 男性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
大学で社会福祉を学び、実習で障害者支援施設に行ったのがきっかけです。利用者さんが一生懸命作業に取り組む姿や、支援員さんと楽しそうに話す姿を見て、「この人たちの生活を支える仕事がしたい」と思いました。卒業後、知的障害のある方が暮らす入所施設に就職。社会福祉士の資格も取得しましたが、現場配属でまずは生活支援員としてスタートしました。
1日の仕事内容
日勤の場合、8時半に出勤して申し送りの確認。早番スタッフから夜間の利用者さんの様子を聞きます。
午前中は利用者さんの日中活動の支援。施設内の作業場で軽作業(箱の組み立て、部品の仕分け、清掃など)を一緒に行います。利用者さんのペースに合わせて声かけをしながら、安全に作業ができるように見守ります。
昼食は利用者さんと一緒に食堂でとります。食事介助が必要な方もいるので、食べるペースを見ながらサポート。食後はトイレ誘導と休憩時間の見守り。
午後は散歩や買い物支援などの外出活動、個別支援計画の見直し、ご家族への連絡。利用者さんの体調や表情の変化を記録に残すことも大切な業務です。
17時半に退勤ですが、利用者さんの状態が不安定な日は引き継ぎに時間がかかり、30分ほど残業することもありました。
この仕事できつかったこと
一番きつかったのは、利用者さんからの他害行為です。知的障害のある方の中には、パニックになると叩いたり噛みついたりすることがあります。悪意があるわけではないとわかっていても、腕にアザができるほど叩かれると心が折れそうになります。対応方法を勉強しても、予測できない場面は多いです。
給料の低さも深刻でした。年収300万円、手取り月18万円台。大学4年間と社会福祉士の資格取得にかけた時間とお金を考えると、報われなさを感じることがありました。同期の友人が一般企業で倍近い年収をもらっていると聞くと、さすがに考えてしまいます。
精神的な負荷も大きかったです。利用者さんとの信頼関係が築けても、ある日突然パニックを起こされることがある。「自分の支援が間違っていたのでは」と自分を責める日もありました。
この仕事で良かったこと
利用者さんが新しいことをできるようになったときの喜びは格別です。今まで一人でボタンを留められなかった方が、練習を重ねて自分でできるようになった。小さな「できた」を一緒に喜べるのが、この仕事の一番の宝物です。
利用者さんは本当に純粋で、嬉しいときは全力で笑い、悲しいときは全力で泣く。その真っ直ぐさに何度も救われました。「ありがとう」を飾りなく伝えてくれるこの人たちのために頑張ろうと、自然に思える環境でした。
福祉の知識が体系的に身につく点もメリット。障害福祉サービスの制度、個別支援計画の立て方、多職種連携の経験は、他の福祉分野でも通用するスキルです。
この仕事を辞めた理由
5年間勤めた後、相談支援専門員としてのキャリアに進むため退職しました。現場での支援は好きでしたが、もっと利用者さんの人生設計全体に関わりたいという思いが強くなったのが理由です。
この仕事が向いている人
忍耐力があり、相手のペースに合わせられる人に向いています。成果が目に見えにくい仕事なので、小さな変化に気づける観察力も大切です。感情的にならず、冷静に対応できるメンタルの強さがあるとなお良いです。「人の役に立ちたい」という気持ちだけでは続かないので、自分のメンタルケアもしっかりできる人が長く活躍しています。
この仕事に就きたい人へ一言
障害者支援の仕事は、世間からの注目度が低い分、やりがいが伝わりにくい職種です。でも、利用者さんの人生に深く関わり、その方の「当たり前の生活」を支えるこの仕事には、他にはない価値があります。
給料面は正直まだまだ厳しいですが、処遇改善加算で少しずつ改善されています。キャリアアップの道もサービス管理責任者、相談支援専門員、施設長などさまざま。自分のキャリアプランを早めに描いて、計画的にステップアップしていくことをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q. 障害者支援施設で働くのに資格は必要?
A. 必須ではありませんが、社会福祉士や介護福祉士があると採用で有利ですし、資格手当もつきます。無資格でも入職できる施設は多いので、働きながら資格取得を目指す人も多いです。
Q. 他害行為への対応はどうする?
A. 施設では行動支援の研修を定期的に実施しています。パニックの原因を分析して未然に防ぐことが基本。それでも起きた場合は、安全な距離を取りつつ落ち着くまで見守ります。チームで対応するのが原則です。
まとめ
障害者支援施設の支援員は、他害行為や低賃金というきつさがある一方、利用者さんの小さな成長に立ち会えるやりがいの大きい仕事です。福祉の知識が体系的に身につき、キャリアパスも豊富。「人の生活を支える」ことに本気で向き合いたい方に、ぜひ挑戦してほしい職種です。
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