精神科看護師はきつい?心の病と向き合う現場のリアル 【みんなの社畜体験談 #187】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は精神科看護師の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから精神科看護師を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 東京都新宿区
勤務時間 シフト制(日勤8:30〜17:00/夜勤16:30〜翌9:00)
休日 4週8休+祝日分の振替休日
給料 年収480万円(夜勤手当含む)
必要資格 看護師免許
業種 医療・精神科
主な業務内容 精神科病棟での看護業務全般・患者対応・服薬管理
性別 女性
年代 30代
目次

始めたきっかけ

看護学校を卒業後、最初は総合病院の内科病棟に就職しました。3年ほど勤めた頃、学生時代に精神看護学の実習で感じた「心のケアの大切さ」が忘れられず、精神科に転職しました。周囲からは「大丈夫なの?」と心配されましたが、自分の中では「人の心に寄り添う看護がしたい」という気持ちが強かったです。

1日の仕事内容

日勤の場合、8時半に出勤して夜勤者からの申し送りを受けます。患者さんの夜間の状態、薬の調整状況、トラブルの有無を確認。

朝のラウンドで各部屋を回り、患者さんの表情や言動を観察します。精神科では、バイタルサインだけでなく「今日の調子はどうですか?」という声かけが重要な情報収集になります。

午前中は服薬管理がメインの仕事。処方された薬を一人ひとり確認しながら配薬し、きちんと飲めたかを見届けます。飲みたがらない患者さんもいるので、丁寧な声かけが必要です。合間に医師の回診に同行。

午後は作業療法やレクリエーションの見守り、個別面談、退院支援の打ち合わせなど。記録業務は合間を見つけてこまめに入力します。

17時に夜勤者へ引き継いで退勤。夜勤の場合は16時半から翌朝9時まで。巡回と急変対応が中心ですが、不穏になる患者さんへの対応で眠れない夜もありました。

この仕事できつかったこと

精神科特有のきつさは、暴力や暴言のリスクがあることです。患者さんの症状が悪化すると、怒鳴られたり、物を投げられたりすることがあります。入院して間もない急性期の患者さんは特に不安定で、保護室での対応は常に緊張感がありました。

一番きつかったのは、心理的な疲弊です。患者さんの苦しみや悲しみを毎日受け止めているうちに、自分自身のメンタルも引っ張られてしまう。退勤後も患者さんのことが頭から離れず、眠れなくなったこともあります。「感情移入しすぎるな」と先輩に言われましたが、そう簡単にはコントロールできませんでした。

身体科の看護師に比べて「楽でしょ?」と言われるのも地味にストレスでした。処置は少なくても、精神的な負荷は決して軽くないです。

この仕事で良かったこと

退院していく患者さんの表情が明るくなっている瞬間は、何よりも嬉しかったです。入院時は目も合わせてくれなかった方が、退院時に「ありがとうございました」と笑顔で言ってくれる。この仕事をしていて良かったと心から思える瞬間です。

精神科は身体科に比べて急変が少なく、勤務のペースは比較的穏やかです。残業も少なめで、日勤なら17時過ぎには帰れることがほとんどでした。

コミュニケーションスキルが圧倒的に鍛えられるのも大きなメリット。傾聴力や共感力は、看護だけでなく人生全般で役に立つスキルです。

この仕事を辞めた理由

5年間精神科で勤務した後、訪問看護に転職しました。病棟勤務の夜勤が体力的にきつくなってきたのと、退院後の生活まで支えたいという思いが理由です。今は精神科に特化した訪問看護ステーションで働いています。

この仕事が向いている人

話を聴くのが好きで、相手のペースに合わせられる人に向いています。急かさず、焦らず、じっくり関われる忍耐力が大切です。感情をコントロールできる人、オンオフの切り替えが上手な人は長く続けられると思います。逆に、テキパキ処置をこなしたい人や、感情移入しすぎてしまう人にはきつい環境かもしれません。

この仕事に就きたい人へ一言

精神科看護は「何もしていないように見えて、実はものすごく頭を使っている」仕事です。患者さんの些細な変化に気づき、適切な距離感を保ちながら信頼関係を築く。目に見える処置は少ないけど、これは高度な看護スキルです。

自分のメンタルケアは絶対に怠らないでください。趣味の時間を確保する、同僚と話す、定期的にリフレッシュする。燃え尽きを防ぐ仕組みを自分で作ることが、精神科で長く働く秘訣です。

よくある質問(FAQ)

Q. 精神科は身体科の経験がなくても大丈夫?

A. 新卒から精神科に入る看護師もいますが、身体合併症のある患者さんも多いので、身体科の基本スキルはあったほうが安心です。数年の一般病棟経験を積んでから転科するのがおすすめです。

Q. 精神科看護師の給料は他の科と違う?

A. 基本給は他の科とほぼ同じですが、危険手当がつく病院もあります。夜勤手当を含めると年収450〜520万円くらいが相場です。精神科は残業が少ないので、時給換算では悪くないです。

まとめ

精神科看護師は、暴力リスクや心理的疲弊というきつさがある一方、患者さんの回復に寄り添えるやりがいの大きい仕事です。身体科に比べて処置は少ないですが、求められるのは高いコミュニケーション力と自分自身のメンタル管理。心のケアに興味がある方にはぜひ挑戦してほしい分野です。

📌 転職を考えている方へ

看護師で培った経験やスキルは、他の職種でも活かせます。転職エージェントなら、あなたの経験を活かせる求人を無料で紹介してくれます。キャリア相談から面接対策まで、専任のアドバイザーがサポート。まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。

🔍 転職サービス診断をしてみる

5つの質問に答えるだけで、あなたの職種・希望条件に合った転職サービスがわかります。まずは無料診断で方向性を確認してみてください。

\当サイトオリジナル転職サービス診断/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

コメント

コメントを残す

目次