手術室看護師(オペナース)のリアル。緊張感MAXの現場で働く日々 【みんなの社畜体験談 #188】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は該当職種の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから該当職種を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 東京都文京区
勤務時間 8:30〜17:00(オンコールあり)
休日 4週8休+祝日
給料 年収500万円(オンコール手当含む)
必要資格 看護師免許
業種 医療・外科
主な業務内容 手術室での器械出し・外回り看護・手術準備・術後管理
性別 女性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

看護師3年目のとき、病棟で術後の患者さんをケアする中で「手術室の中では何が起きているんだろう」と興味を持ちました。先輩から「手術室は体育会系だけど、スキルは確実に上がるよ」と言われ、院内公募で手術室に異動。最初は心臓が口から飛び出そうなくらい緊張しましたが、外科医と看護師がチームで命を救う現場に惹かれて、そこから6年間オペナースを続けました。

1日の仕事内容

朝8時半に出勤。まず、今日担当する手術の予習をします。術式、患者さんの既往歴、使用する器械やインプラントの確認。準備が8割と言われるくらい、手術前のセットアップが重要です。

9時から手術開始。器械出し担当の日は、術野のすぐ横に立って、医師が必要とする器具をタイミングよく渡します。メスやペアン、鉗子を先読みして準備するのは、まさに阿吽の呼吸。集中力が途切れる暇はありません。

外回り担当の日は、患者さんの全身状態のモニタリング、出血量の計測、追加物品の準備、記録。術中の突発的な事態にも対応します。

1日2〜3件の手術を担当し、合間に器械の洗浄・滅菌、翌日の手術の準備。17時に終わることもあれば、緊急手術が入って20時を過ぎることもあります。月に4〜5回のオンコール当番があり、深夜に呼び出されることもありました。

この仕事できつかったこと

手術中は一瞬のミスも許されないプレッシャーがあります。器械の数え間違い(ガーゼカウントの不一致)があれば手術はストップ。体内に異物が残る事故を防ぐため、何度も数え直します。この緊張感は6年経っても慣れませんでした。

外科医との関係もきつかったです。手術中の外科医はピリピリしていて、器械の渡し方が0.5秒遅れただけで怒鳴られることもありました。「そんなんじゃ患者が死ぬぞ」と言われて泣きそうになったこともあります。理不尽だと思いつつも、患者さんの命がかかっている現場だと思うと受け入れるしかなかった。

オンコールも精神的に消耗します。いつ電話が鳴るかわからないので、休日でもお酒は飲めないし、遠出もできない。気が休まらない生活でした。

この仕事で良かったこと

何時間にも及ぶ大手術が無事に終わったときの達成感は、他では味わえません。チーム全員で「お疲れさまでした」と言い合う瞬間は、本当に気持ちがいいです。

手術室看護師は専門性が高く、スキルが確実に積み上がっていきます。解剖学、器械の知識、麻酔の基礎。勉強すればするほど仕事が楽しくなる分野です。

病棟と違って患者さんとの長期的な関わりは少ないですが、術前訪問で「よろしくお願いします」と不安そうな顔をしていた患者さんが、術後訪問で「おかげさまで無事に終わりました」と笑顔を見せてくれるのは格別でした。

この仕事を辞めた理由

6年間のオペナース生活の後、クリニックの外来看護師に転職しました。オンコールのない生活がしたかったのと、結婚を機にもう少しプライベートの時間を確保したいと思ったのが理由です。

この仕事が向いている人

プレッシャーの中でも冷静に動ける人、手先が器用な人に向いています。手術という非日常の空間で働くことにワクワクできるタイプは、きっと楽しめるはず。体育会系のノリが苦手じゃないことも大事です。勉強熱心で、常にスキルアップしたい向上心がある人には最高の環境だと思います。

この仕事に就きたい人へ一言

オペナースは「看護師の中でも特殊」と言われがちですが、身につくスキルと達成感は別格です。最初は怖くて当然。誰でも最初は器械の名前すら覚えられないところからスタートします。

大事なのは「予習力」と「コミュニケーション力」。事前に術式を理解し、医師の動きを予測できるようになれば、怒鳴られることも減ります。また、手術室経験は転職でも強力なアピールポイントになります。興味があるなら、ぜひ一度チャレンジしてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 手術室看護師になるには何年目がベスト?

A. 病棟で2〜3年の経験を積んでから異動するのが一般的です。基本的な看護スキルとバイタル管理ができる状態で入ると、手術室でのキャッチアップがスムーズになります。

Q. オンコールはどれくらいある?

A. 病院の規模によりますが、月4〜6回程度が多いです。緊急手術の件数によって実際に呼び出される頻度は変わります。呼び出し手当は1回3,000〜5,000円が相場です。

まとめ

手術室看護師は、緊張感とプレッシャーが半端ない仕事ですが、チームで命を救う達成感は看護師の中でもトップクラス。専門性が高く、スキルアップを実感しやすい分野です。オンコールや外科医との関係性など大変な面もありますが、挑戦する価値は十分にあります。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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