SIerのSEは残業地獄?大手システムインテグレーターで働いた5年間の記録 【みんなの社畜体験談 #125】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回はSIerのSEの仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからSIerのSEを目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 東京都杉並区
勤務時間 9:00〜17:30(実態は22時退社も)
休日 土日祝
給料 年収500万円
必要資格 大卒以上
業種 IT
主な業務内容 大手SIerでのシステム開発・PM
性別 男性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

情報系の学部を卒業後、新卒で大手SIerに入社しました。安定した企業で技術力を磨きたかったのと、大規模システムの開発に関わりたいという思いがありました。就活では他にもWeb系を受けましたが、福利厚生の手厚さでSIerを選びました。

1日の仕事内容

9時出社で朝会からスタート。入社3年目まではプログラミングやテストが中心でしたが、4年目からはプロジェクトマネジメントの比重が増えました。

午前中は進捗管理や課題管理。Excelでの管理表更新が地味に時間を取ります。午後はクライアントとの打ち合わせや、協力会社への指示出し。夕方からやっと自分の資料作成に取りかかれるので、結果的に残業が増えるという悪循環。

繁忙期(3月・9月の年度末)は、連日22時退社。終電ギリギリという日も珍しくありませんでした。

この仕事できつかったこと

ドキュメント文化がすさまじいです。設計書、テスト仕様書、議事録、報告書…コードを書く時間より、ドキュメントを書く時間のほうが長かったかもしれません。

年次が上がるとプログラミングから離れていくのも辛かった。「技術者として入社したのに、いつの間にか管理職見習い」という感覚。Excelとパワポが主な武器になっていきます。

多重下請け構造の闇も見ました。自分の会社→1次請け→2次請け→3次請けと、末端の技術者の待遇は本当に厳しい。業界構造そのものに疑問を感じるようになりました。

この仕事で良かったこと

大規模プロジェクト(数億円規模)に関わった経験は、他では得られない貴重なものでした。銀行や官公庁のシステムを動かしているという責任感と達成感は格別です。

福利厚生は本当に手厚い。住宅手当、家族手当、退職金制度がしっかりしていて、生活の安定感は抜群でした。

また、プロジェクトマネジメントのスキルは、どの業界に転職しても通用します。スケジュール管理、リスク管理、ステークホルダー調整など、ビジネススキルが自然と身につきました。

この仕事を辞めた理由

「コードを書きたい」という原点に立ち返り、Web系の自社開発企業に転職しました。5年間のPM経験は、テックリードとしてのポジション獲得に大いに役立ちました。年収は若干下がりましたが、仕事の満足度は比べものになりません。

この仕事が向いている人

安定した環境で大規模システムに関わりたい人

プロジェクトマネジメントに興味がある人

文書作成や調整業務が苦にならない人

年功序列のキャリアパスを受け入れられる人

バリバリコードを書き続けたい人、スピード感のある開発がしたい人には合わないでしょう。

この仕事に就きたい人へ一言

SIerは「ITゼネコン」と揶揄されることもありますが、大企業ならではの安定感と大規模開発の経験は本物です。

入社するなら、できるだけ上流の企業(プライムSIer)を選びましょう。2次請け・3次請けに行くほど、待遇もやりがいも下がる傾向があります。

また、技術力を維持するなら、業務外での自主学習は必須です。個人開発やOSS貢献を続けることで、いつでも転職できるカードを持っておくことをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. SIerから転職するなら何年目がベスト?

A. 3〜5年目がベストです。基本的なスキルが身につき、かつ「SIer色」に完全に染まる前のタイミング。5年以上になると、マネジメント寄りのキャリアが強くなり、エンジニアとしての転職が難しくなる傾向があります。

Q. Web系への転職は可能?

A. 十分可能です。ただし、モダンな技術スタック(React、Go、AWSなど)の知識を独学で補う必要があります。ポートフォリオがあると書類通過率が大きく上がります。

まとめ

SIerのSEは、安定した待遇と大規模開発の経験が魅力。しかし、ドキュメント文化や残業の多さ、年次とともにコーディングから離れていく現実は覚悟が必要です。SIerで基礎を固めてからWeb系へ転身する、というキャリアパスは十分にアリです。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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