VBAマクロ開発の派遣は楽?事務職からのステップアップ体験談 【みんなの社畜体験談 #271】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回はVBAマクロ開発の派遣の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからVBAマクロ開発の派遣を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからVBAマクロ開発の派遣を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 派遣
勤務地 兵庫県
勤務時間 9:00〜18:00(残業月5〜10時間程度)
休日 完全週休2日(土日祝)
給料 時給2,200円
必要資格 特になし(VBAの実務経験があると有利)
業種 金融機関(銀行の事務センター)
主な業務内容 業務効率化のためのExcel VBAマクロ開発・既存マクロの保守改修・ユーザーサポート
性別 女性
年代 30代
目次

始めたきっかけ

一般事務の派遣を5年やっていた32歳のとき、データ入力の繰り返し作業が嫌すぎて、独学でExcelのVBAを覚え始めました。ネットの無料教材と書籍を3か月ほど読み込んで、自分の業務の一部を自動化するマクロを作ったのが最初の実績です。上司に「これ、手作業で2時間かかってた作業が10秒で終わるんですが」と見せたら目を丸くされました。

このときに「VBAのスキルがあれば、もっと良い条件で働けるんじゃないか」と気づいて、派遣会社に「VBA開発ができる案件はないですか」と相談。紹介されたのが、銀行の事務センターでのVBAマクロ開発の仕事。時給が一般事務の1,400円から2,200円に跳ね上がったときは、勉強しておいて本当に良かったと心底思いました。

1日の仕事内容

朝9時に出社して、まずメールを確認。銀行の各部署から「こういう集計を自動化してほしい」「このマクロがエラーを出すから直してほしい」といった依頼が来ています。依頼内容を読み込んで、作業の優先順位をつけるのが朝の日課。

午前中はマクロ開発がメイン。Excelを開いて、VBE(Visual Basic Editor)でコードを書きます。部署から渡されたExcelのデータを自動で集計・転記・PDF出力するマクロが多いです。銀行の業務は複雑なルールが多いので、仕様書を読み込んで条件分岐を正確に組む必要があります。

午後は既存マクロの保守と、部署の担当者へのヒアリング。「ここの処理が遅い」「項目が増えたから対応してほしい」。要望を聞いて、改修の仕様を決めて、コードを修正してテスト。完成したら操作マニュアルを作成して、ユーザーに引き渡し。定時の18時に上がれる日がほとんどで、残業は月10時間以内に収まっています。

この仕事できつかったこと

VBAの限界に直面することがきつい。本格的なシステム開発ではないので、VBAでは対応しきれない複雑な処理を求められることがあります。「データベースと連携して」「Web APIから自動でデータを取得して」。VBAでもやれなくはないですが、保守性や処理速度を考えると他の言語やツールの方が適している。でも現場は「Excelでできないの?」の一点張り。VBAの枠の中でどこまで応えるかの葛藤が常にあります。

レガシーなマクロの保守が精神的にきつい。前任者が書いた数千行のマクロにコメントがほとんどなく、変数名もa、b、cみたいなもの。何をやっているのか解読するだけで丸一日かかることもあります。「これ壊したら銀行の業務が止まる」というプレッシャーの中で、そっとコードを触る緊張感。

派遣という立場のきつさもあります。正社員のプロパー社員と同じフロアで働いていますが、待遇は明確に違う。ボーナスなし、交通費は派遣会社経由、契約は3か月更新。いつ切られるかわからない不安は常にあります。

この仕事で良かったこと

自分が作ったマクロで誰かの仕事が楽になる瞬間が一番のやりがいです。「毎日3時間かかってた作業が5分で終わるようになった」「残業しなくて済むようになった」。ユーザーからの感謝の言葉は、一般事務の頃には得られなかった達成感です。

時給2,200円は大きなモチベーションです。フルタイムで月の手取りが30万円を超えるので、一般事務の頃とは生活の余裕が段違い。スキルを身につけるだけでこれだけ変わるのかと、キャリアにおける「スキルの価値」を実感しています。

残業がほとんどないのも嬉しいポイント。18時に退社して、夜はPythonやSQLの勉強に充てています。VBAをきっかけにプログラミングの楽しさに目覚めて、次のスキルアップに向けて動けている。事務職のままだったら、この成長実感はなかったと思います。

この仕事を辞めた理由

辞めていません。今の派遣先で1年半。契約更新も安定していて、最近は「正社員登用」の話も出てきました。ただ、VBAだけに留まるつもりはなく、PythonとSQLを使ったデータ分析のスキルを並行して身につけています。将来的にはデータエンジニアやRPA開発者として、より高い時給の案件にステップアップしたいと考えています。

この仕事が向いている人

一般事務からのキャリアアップを目指している人に最適です。Excelが得意で、論理的に考えるのが好きなタイプにフィットします。プログラミング未経験でも、VBAは比較的とっつきやすい言語なので、独学で始めやすい。逆に、コードを書くこと自体が苦痛な人や、プレッシャーが苦手な人には向きません。

この仕事に就きたい人へ一言

VBAは「プログラミングの入り口」として最高のスキルです。一般事務の時給1,200〜1,500円から、VBAができるだけで1,800〜2,500円にジャンプできます。まずはExcelの「マクロの記録」機能で自動化の基礎を体験して、そこからVBEでコードを書く練習に進むのがおすすめ。

VBAの先にはPython、SQL、Power Automate、RPAといったスキルのステップアップルートがあります。事務職からエンジニアへのキャリアチェンジの第一歩として、VBAは最も現実的な選択です。

よくある質問(FAQ)

Q. VBAの勉強はどうやって始める?

A. Excelの「マクロの記録」機能を使うところから始めるのがおすすめ。記録されたコードを読むことでVBAの基本構文が理解できます。その後は書籍やYouTubeのチュートリアルで学習。3か月あれば業務で使えるレベルに到達できます。

Q. VBA開発の派遣の時給相場は?

A. 東京都内で1,800〜2,500円が一般的。AccessやSQL Serverとの連携ができると2,500〜3,000円に上がるケースもあります。フリーランスのVBA開発者は月単価40〜60万円の案件もあります。

まとめ

VBAマクロ開発の派遣は、一般事務から時給を大幅にアップできる現実的なキャリアステップです。レガシーコードの保守やVBAの限界に苦しむ場面もありますが、残業は少なく、自分のスキルで人の仕事を楽にできるやりがいがあります。プログラミングの入り口としてVBAを選び、そこからPythonやSQLへとスキルを拡張していけば、キャリアの可能性は大きく広がります。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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