昔と比べて様々な保険会社が増えてきていますね。
CMでもよく見かけます。ただ保険の事を詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか?
私も全然分かりません(笑)
今回は【損保だいすき】様が保険会社で事務の経験をしたそうです。ご紹介します。
雇用形態 | アルバイト |
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勤務地 |
長野県松本市
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勤務時間 |
9:00~15:00
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休日 |
土日祝
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給料 |
8万
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必要資格 |
損害保険募集人資格
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業種 |
事務
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主な業務内容 |
損害保険会社事務
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この仕事を始めたきっかけ
1日6時間、週に4日と無理がなく、また損害保険の勉強ができるだろうと思って始めました。
1日の仕事内容
自社ソフトの決まったフォーマットに保険の内容を入力する、代理店さん向けのチラシの作成、営業マンさんたちのフォロー、電話応対など。
雑多なアシスタント仕事で難しいことは特にありませんでした。
この仕事できつかった事
特にないのですが、しいていうなら「保険を買ってくれ、車を買うと保険も売れる」と毎日何回も営業マンの方から車のセールスを受けることが、他の仕事にはないとても変わった事でした。
最初は「買えません。時給ご存知ですよね?」と愚直に答えていましたが、そのうち私が「時給を倍にしてくれたらいいですよ。」「嘱託さんにしてくれたら買いますよ。」などと言い、冗談交じりのやり取りが成立するようになっていきました。
この仕事をして良かった事
それは何と言っても知識が増えたことです。
バイトといえども金融業界。損害保険の勉強をすればするほど、試験を受ければ受けるほど、褒められます。
転居があり、1年しかできなかったのが悔やまれますが、一年のうちに二つの社内資格を取らせてくれました。金融の仕組みや保険の仕組みもその場にいて会話を聞いているだけでも、またそこら中に置かれた資料や問題集から自然と学ぶことができました。
また「損害保険会社が軒並み不払いが生じているぞ」と新聞報道でたたかれていた時でしたので、営業マンさんらが話していたことはとりわけ勉強になりました。「いやいや、お客さんはね約款を買うんだよ。保険使いたいと請求してくるのはお客さんであって、自分たちが「なにかありましたか」といちいち言いに行くの、そもそもおかしいだろ?」と。全くだなと思いました。
この会社に入る前であったらただ報道に流されていただろうと思います。
おそらく一番勉強できたのは「受け身の消費者からの脱出精神」です。
この仕事を辞めた理由
家族丸ごとの転居です。もしもそれがなかったら、あと20年は続けていただろうと思います。
この仕事に向いている人
この仕事に向いている人はまず向学心のある人です。
受け身でその場にいても、得るものはほとんどないとは思います。しかし何かを学ぼうとする姿勢があるのなら、あれほど学べる場所はない。
次に丁寧な事務処理ができる人です。大量のフォーマットを淡々と作るのに、値を上げずにやり通す丹念さができないとちょっと厳しいかもわかりません。
それと三つ目は損害保険が社会に必要なのだという認識を持った人です。
損害保険会社は外に出ればそこら中が敵であると言って過言ではない会社です。それだけに、損害保険が絶対に必要なのだという信念がないと、思わぬ場所で厳しい声を耳にして、心が折れることもあるかもしれません。
また最後に「薄給でもいい」「きつくてもいい」ときっちりと自分なりの落としどころで納得できる人。高い時給をくれる損害保険事務は内容としてかなり厳しく、そうでもない場所は徹底的に時給は安いのです。
自分の目指す立ち位置がどこなのかをしっかり把握できる、流されにくい人に向いています。
この仕事に就きたい人へ一言
倍率は高いです。めげずに受けてください。