会計事務所というのは主に確定申告や税務相談、申告などの仕事をサポートしてくれる会社です。
個人事業主の方や大手の企業なんかはお世話になっているのではないでしょうか。
【ゆうちゃん】様は税理士になりたくて会計事務所で勤めたそうですが、やっぱりお金が絡んでくる仕事。
そう簡単ではありません。
実際に働いて分かったメリット・デメリットなどご紹介して頂こうと思います。
雇用形態 | 正社員 |
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勤務地 |
和歌山県和歌山市
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勤務時間 |
9:00~17:35
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休日 |
日・第2・4土曜・年末年始
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給料 |
16万~(基本給+職務手当)
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必要資格 |
普通自動車免許 簿記2級程度
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業種 |
一般事務
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主な業務内容 |
会計事務所での事務作業
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始めたきっかけ
簿記の資格を活かせる仕事をしたかったこと、将来税理士になろうと思っていたことから、勉強を兼ねて仕事ができると思い始めました。
1日の仕事内容
主に顧問先を訪問し、会計資料(現金出納帳や仕訳帳など)を突き合わせてチェック、間違いやおかしいところがないか確認します。これを巡回監査といい、各顧問先に月に最低でも1度は訪問します。
会社に戻った後、それらをコンピュータに入力、試算表を作成します。中には、仕訳そのものを会社でやってあげることもあります。
また、試算表を顧問先に提出したり、決算業務もします。
この仕事できつかった事
毎月の巡回監査では、きちんと会計処理をしていない会社を訪問するのは大変で、つじつまの合わない書類を整理したり、確認したりするのが苦痛でした。
また決算期になると、間違わないよう神経を使い、特に確定申告の時期は残業も多く、体もしんどかったです。
またいろいろな書類の期限を守って提出しなくてはならないのが意外と大変です。以前、期限を過ぎて、顧問先に損害を与えてしまい、所長と職員でその損害を折半したときがあって怖くなりました。
この仕事で良かった事
大変責任の重い仕事ですからしんどいこともありますが、やはり決算や確定申告を終えた時のすがすがしさは忘れられません。
また顧問先の社長に感謝されたり、この仕事のありがたさや大変さが分かったと言ってもらったときは、やりがいや存在意義を認められたようで、とてもうれしく感じたのを覚えています。
また税金や保険などに詳しくなり、自分や周りの人のそういった書類の作成がスムーズにできるようになったこと、税金について詳しくなり、経済や産業などいままで興味がなかった分野にも関心を持つようになったことなどは良かったと思います。
この仕事を辞めた理由
単純な理由ですが、結婚退職です。続けていくこともできたかもしれませんが、当時は育児休暇をとれるような環境の職場ではなく、家からも遠かったためやめることになりました。
この仕事が向いている人
まず顧問先の会計についての情報をすべて扱うため、まじめで情報を守れる人。
また期日を必ず守れる責任感のある人。
計算や会計が得意なきっちりした性格の人が向いていると思います。
それから顧問先の社長や社員さんと話をしたりすることが多いので、社交的で明るい人、いろんなことに興味を持ち、積極的に取り組み話題に事欠かない人がいいでしょう。
またきっちりしすぎて融通の利かない人はしんどくなってくるかもしれません。柔軟な考え方のできる人が向いているかと思います。
さらに、税理士を目指している人にはもってこいの職場だと思います。
この仕事に就きたい人へ一言
初めは戸惑いますが、慣れてくるとおもしろい仕事です。
世の中の社長さんがいかに大変で、いかにすごいかが分かる職場です。がんばってください!