📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回は造園業の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから造園業を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務地 | 神奈川県 |
| 勤務時間 | 8:00〜17:00(現場により前後あり) |
| 休日 | 日曜+隔週土曜(月6〜7日休み・雨天休みあり) |
| 給料 | 年収380万円 |
| 必要資格 | 普通自動車免許(造園技能士は入社後取得可) |
| 業種 | 造園・外構工事 |
| 主な業務内容 | 個人邸・公共施設の庭木剪定・植栽・芝張り・石積み・伐採 |
| 性別 | 男性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
高校を卒業して地元の製造工場に入ったんですが、毎日同じラインで同じ作業を繰り返す日々に2年で限界が来ました。20歳のとき、たまたま近所で庭師のおじさんが松の木を剪定しているのを見かけて、その手際の良さに見惚れたんです。「こういう仕事がしたい」と直感的に思って、翌週にはハローワークで造園会社の求人を探していました。横浜の中規模の造園会社が未経験OKで募集していて、面接で「体力には自信があります」と言ったら即採用。親方は寡黙な60代のベテラン職人で、「見て覚えろ」がモットーの昔気質な人でした。
1日の仕事内容
朝7時半に会社の倉庫に集合して、その日の現場に合わせた道具をトラックに積み込みます。剪定バサミ、ノコギリ、チェーンソー、脚立、ブロワー。忘れ物をすると現場で立ち往生するので、積み込みの段階で気が抜けません。8時に現場に到着して作業開始。
午前中は主に剪定作業です。個人邸の庭木を一本ずつ仕上げていきます。マツやマキの手入れは繊細な技術が必要で、新人の自分は最初の1年間、ツツジやサツキなど比較的簡単な低木の刈り込みを任されていました。高所作業は親方か先輩が脚立やはしごに上って、私は下で枝を拾い集めて掃除。切った枝をトラックに積み込む作業が地味に重労働です。
昼休みは現場で弁当。真夏の炎天下でも木陰を見つけて食べます。午後は植栽や芝張り、石の据え付けなど、その日のメニューに応じた作業。17時に片付けて倉庫に戻り、道具の手入れをして18時前に解散。繁忙期は残業もありますが、基本的には日が暮れたら終わりです。
この仕事できつかったこと
夏の暑さが殺人的です。35度を超える炎天下で、長袖の作業着を着て一日中動き回る。熱中症対策で水分補給はこまめにしますが、それでも頭がクラクラすることがしょっちゅうありました。1年目の8月に軽い熱中症で早退した日は、「自分にはこの仕事は無理なのか」と本気で悩みました。冬も辛くて、手がかじかんでハサミが握れない。指先の感覚がなくなった状態で刃物を使うのは普通に危険です。
体への負担が半端ではありません。朝から晩まで中腰の作業、重い枝を担ぐ、脚立の上り下り。入社して半年で腰痛が出始めて、整骨院通いが日課になりました。先輩たちも全員コルセットを巻いていて、「腰は職業病だから」と笑い飛ばしていましたが、笑い事じゃないです。膝や肩も慢性的に痛みが出ます。
虫がとにかくすごい。毛虫、蜂、蚊、ムカデ。夏場はスズメバチの巣に遭遇することもあって、刺されて病院に搬送された同僚もいます。アシナガバチに3回刺されたときは真剣にアレルギー検査を受けました。虫が苦手な人は絶対に続かない仕事です。
この仕事で良かったこと
自分が手入れした庭を見て、お客さんが「きれいになった!ありがとう」と喜んでくれる瞬間が最高のやりがいです。特に、荒れ放題だった庭を一日かけてきれいに仕上げたときのビフォーアフターは達成感が半端ない。お客さんが近所の人を呼んできて「見て見て、こんなにきれいになったのよ」と自慢しているのを見たときは、こっちまで嬉しくなりました。
季節の移り変わりを体で感じながら働けるのは、室内仕事では味わえない贅沢です。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の枯れ枝。植物の知識が増えるほど、街を歩いているだけで楽しくなります。友人と散歩中に「あれはヤマボウシだね、あっちはシマトネリコ」と解説すると驚かれます。
体力がつくのもメリットです。入社前はガリガリだった体が、1年で見違えるほどがっしりしました。ジムに行かなくても仕事が全身運動みたいなもの。健康診断の数値も全部良好で、医者に「いい体してますね」と言われたのはちょっと自慢です。
この仕事を辞めた理由
辞めていません。5年目で、ようやくマツの剪定を任せてもらえるようになりました。造園技能士2級も取得して、少しずつ一人前の庭師に近づいている実感があります。体力的にきつい日は今でもありますが、自然の中で体を動かすこの仕事が性に合っていると感じています。将来は1級造園技能士を取って、独立も視野に入れています。
この仕事が向いている人
体を動かすのが好きで、暑さ寒さに耐えられる人に向いています。植物や自然が好きなら、仕事のモチベーションが格段に上がります。黙々と手を動かして技術を磨くのが好きな職人気質のタイプにフィットする仕事です。逆に、デスクワーク派の人や虫が極端に苦手な人は厳しい。体力に自信がなくても鍛えれば何とかなりますが、腰痛持ちの人は悪化するリスクがあるので注意が必要です。
この仕事に就きたい人へ一言
造園業は未経験から飛び込める数少ない「職人の世界」です。造園技能士の資格を取れば、キャリアアップと独立の道が開けます。2級は実務経験2年で受験可能、1級は7年。資格を持った職人は業界内で引く手あまたなので、食いっぱぐれることはありません。
独立する場合は、技術だけでなく営業力と顧客管理のスキルも必要です。個人邸の庭師は口コミとリピートが命。腕が良くて人当たりの良い職人は、独立しても安定して仕事が入ります。
よくある質問(FAQ)
Q. 造園業に資格は必要?
A. 入社時に必要な資格は普通自動車免許くらいです。造園技能士は実務経験を積んでから取得するのが一般的。チェーンソーや刈払い機の特別教育は入社後に会社負担で受けさせてもらえるケースが多いです。
Q. 造園業の年収はどれくらい?
A. 未経験の初年度は280〜320万円、5年目で350〜400万円が目安です。1級造園技能士を持つベテランなら450〜550万円。独立して法人化すれば年収700万円以上も十分に可能です。
まとめ
造園業は夏の猛暑・腰痛・虫との戦いがきつい肉体労働ですが、自然の中で技術を磨き、お客さんの「きれいになった」を直接もらえる仕事です。職人としてのキャリアパスが明確で、資格を取れば独立も現実的。体力に自信があって、植物や屋外作業が好きな人にとっては、やりがいと将来性を兼ね備えた選択肢です。
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