配管工はきつい?水回りの職人が語る仕事の実態と年収 【みんなの社畜体験談 #216】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は配管工の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから配管工を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 埼玉県
勤務時間 8:00〜17:00(緊急対応で深夜出勤あり)
休日 日曜・祝日休み(土曜は隔週出勤)
給料 年収420万円
必要資格 普通自動車免許(配管技能士あると有利)
業種 設備工事・配管業
主な業務内容 住宅・ビルの給排水管の施工・修理・メンテナンス
性別 男性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

工業高校の機械科を卒業して、地元の設備工事会社に入りました。担任の先生に「配管工は需要がなくならないし、手に職がつくぞ」と勧められたのがきっかけです。正直、配管工がどんな仕事なのかよくわかっていませんでしたが、「ものづくりに関われるなら面白そうだ」くらいの気持ちで入社しました。最初の現場で、地下のピットに潜って排水管を繋ぐ作業をしたときの衝撃は今でも忘れません。

1日の仕事内容

朝7時半に会社に集合して、工具や材料をトラックに積み込み。8時に現場到着が基本です。

新築の現場では、建物の図面を見ながら給水管・排水管・ガス管のルートを計画し、パイプを切断・接続していきます。塩ビ管の接着、銅管のロウ付け、ステンレス管のプレス接続など、素材によって工法が変わります。

修理の仕事では、水漏れや詰まりのトラブル対応。床下に潜って原因を探ったり、壁を開けて配管の状態を確認したり。古い建物だと、予想外の場所から水漏れしていて原因特定に半日かかることもあります。

17時に現場を撤収して、道具の手入れと翌日の準備。ただし、水漏れの緊急コールが入ると深夜でも出動することがあります。

この仕事できつかったこと

一番きつかったのは、床下や天井裏など狭い場所での作業です。身体を折り曲げた状態で何時間も作業するので、腰痛は職業病。先輩たちは全員コルセットを持っていて、「配管工と腰痛は切り離せない」と笑っていましたが、笑えない話です。

排水管の修理は匂いとの戦いでもあります。詰まったトイレの配管を開けたときの臭気は、マスクをしていても防ぎきれません。汚水まみれになりながら作業することもあって、慣れるまでは毎回えずいていました。

緊急対応のきつさも見逃せません。真夜中に「水が止まらない」と電話が来て、深夜2時から出動したこともあります。せっかくの休日に緊急コールで呼び出されると、精神的にもきつい。自分の時間が持てない不安は常にありました。

冬場の屋外作業は手がかじかんで工具が握れなくなります。凍結した管の解凍作業は、指先の感覚がなくなるほど冷たい水に触れることもありました。

この仕事で良かったこと

水のトラブルを解決したときのお客様の安堵の表情が、この仕事の最大の報酬です。「ありがとう、助かりました」の一言で疲れが吹き飛びます。特に高齢のお客様が困っているときに駆けつけて直してあげると、本当に感謝されます。

技術が身につく実感は大きいです。最初はパイプをまっすぐ切ることすらできなかったのに、今では図面を見て一人で配管ルートを設計できるようになりました。この成長の実感は、事務職では味わえないものだと思います。

配管工は慢性的な人手不足なので、食いっぱぐれがありません。経験を積めば転職も容易ですし、独立して自分の会社を持つこともできます。年収も5年目以降は安定して上がっていき、ベテランだと600万以上稼ぐ人もいます。

この仕事を辞めた理由

辞めてはいません。入社7年目で、今は現場のリーダーとして後輩の育成も担当しています。いずれは管工事施工管理技士の1級を取って、施工管理の立場に移りたいと考えています。身体を使う仕事をいつまでも続けるのは限界があるので、キャリアのステップアップは計画的に考えています。

この仕事が向いている人

身体を動かすのが好きで、細かい手作業が得意な人に向いています。水回りのトラブルは予測不能なことが多いので、臨機応変に対応できる柔軟性も大事。汚れや匂いに抵抗がない人でないと、最初の数か月で心が折れると思います。逆に、きれいなオフィスで働きたい人には全く向いていません。

この仕事に就きたい人へ一言

配管工は3Kの代表みたいに言われますが、需要が安定していて年収も悪くない、堅実な職業です。最初の3年は我慢の時期ですが、そこを乗り越えれば一人前として自信を持って働けるようになります。

資格は積極的に取ってください。配管技能士、給水装置工事主任技術者、管工事施工管理技士。これらを持っているかどうかで、任される仕事のレベルと収入が変わります。将来的に施工管理に移りたいなら、現場経験+資格がそのまま武器になります。

よくある質問(FAQ)

Q. 配管工に未経験でもなれる?

A. なれます。多くの会社が未経験者を採用していて、先輩について現場で覚えるのが一般的です。工業高校出身でなくても問題ありません。ただし、最初の1年は見習いなので給料は低めです。

Q. 配管工の将来性はどうですか?

A. 建物がある限り水道管は必要なので、需要はなくなりません。むしろ職人の高齢化で人手不足が深刻化しており、若い配管工の市場価値は上がっています。AIやロボットに代替されにくい仕事としても注目されています。

まとめ

配管工は、狭い場所での作業・臭気との戦い・緊急対応と身体的にも精神的にもきつい仕事です。しかし、水のトラブルを解決するやりがいと、手に職がつく安心感は大きな魅力。人手不足の業界なので需要は安定しており、技術を磨けば独立も視野に入ります。身体が資本の仕事だからこそ、健康管理とキャリア設計を長期的に考えることが大切です。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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