病院の受付(クラーク)はきつい?医療事務との違いと仕事の実態 【みんなの社畜体験談 #200】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は病院の受付(クラーク)の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから病院の受付(クラーク)を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 東京都大田区
勤務時間 8:15〜17:00
休日 土日祝(土曜半日出勤あり・月2回程度)
給料 年収280万円
必要資格 特になし(医療事務資格あると有利)
業種 医療・総合病院
主な業務内容 外来受付・患者案内・カルテ管理・診察室クラーク業務
性別 女性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

短大卒業後、一般企業の事務職に就きましたが、2年で会社が業績不振でリストラに。次の仕事を探す中で「病院の受付なら安定しているだろう」と思い、医療事務の通信講座を受講してから応募しました。面接で「受付の顔として明るく対応できる方を探している」と言われ、接客好きな性格が評価されて採用。ただ、入ってみたら想像とはかなり違う仕事でした。

1日の仕事内容

朝8時15分に出勤。患者さんは8時半から来るので、再来受付機の起動、待合室の整頓、今日の外来スケジュールの確認を手早く済ませます。

受付が始まると一気に忙しくなります。初診の方の保険証確認と基本情報の登録、再診の方の受付処理。「何科に行けばいいかわからない」という患者さんの振り分けも受付の仕事。症状を聞いて適切な科にご案内します。ここで判断を間違えるとたらい回しになるので、責任は重いです。

午前中は外来のピークタイム。受付カウンターには常に行列ができ、電話も鳴り続けます。「まだ呼ばれないの?」「予約したのに待たされてるんだけど」。患者さんのイライラを最前線で受け止めるのが受付の宿命です。

午後は比較的落ち着きます。診察室のクラーク業務として、医師のそばでカルテ入力を代行することもあります。医師が口頭で言う診断名や処方内容をリアルタイムで入力するので、医療用語を聞き取る力が必要です。

16時以降はカルテの整理、翌日の予約確認、書類の準備。17時に退勤しますが、月末はレセプト業務が加わり、1〜2時間の残業が発生します。

この仕事できつかったこと

一番きつかったのは、患者さんからのクレームです。病院に来る方は体調が悪いので、待ち時間が長いと怒りが受付に向きます。「2時間も待たせやがって」「予約の意味がないだろ」。怒鳴られることは日常茶飯事でした。中には机を叩く方もいて、心臓がバクバクしながら「申し訳ございません」と頭を下げ続ける日々。受付は病院の「サンドバッグ」だと思ったこともあります。

医療事務との業務の境界が曖昧なのも悩みでした。「受付」として採用されたのに、レセプト入力、診察室のクラーク、電話対応、入退院の手続き補助と、やることが際限なく増えていく。「これ受付の仕事じゃなくない?」と思っても、人手不足で断れない雰囲気でした。

年収280万円で手取り月16万円台。東京で一人暮らしするには本当にギリギリでした。

この仕事で良かったこと

「今日もありがとう」「いつも丁寧に案内してくれて助かるよ」と患者さんから言われると、きつさが報われる気がしました。毎週通院してくる常連の患者さんと顔馴染みになり、体調の変化に気づいて声をかけたら「心配してくれてありがとう」と涙ぐまれたこともあります。病院の受付は、患者さんにとって最初に出会う「病院の顔」。その責任は重いけど、やりがいも大きい。

医療の知識がゼロだった自分が、保険制度や診療報酬の仕組みを理解できるようになったのは大きな成長です。クラーク業務で医師のそばにいると、医学知識も自然と身につきます。

土日祝休みが基本なので、プライベートの予定が立てやすいのもメリットでした。

この仕事を辞めた理由

辞めてはいませんが、もう少し年収の高い職場を探しています。クリニックの事務長候補や、企業の健康管理室など、医療事務のスキルを活かせる転職先を検討中です。

この仕事が向いている人

接客が好きで、どんな状況でも笑顔を保てる人に向いています。理不尽なクレームにも冷静に対応できるメンタルの強さは必須。正確な事務処理ができるタイプで、マルチタスクが得意な方は活躍できます。逆に、一つのことにじっくり集中したいタイプの人には向いていないかもしれません。

この仕事に就きたい人へ一言

病院の受付は「座って受付するだけ」のイメージがあるかもしれませんが、実態はクレーム対応・マルチタスク・医療知識のすべてが求められるハードな仕事です。でも、ここで身につけた経験は医療業界のどこでも通用します。

年収を上げたいなら、医療事務の上位資格(診療報酬請求事務能力認定試験など)を取って、レセプト業務のスペシャリストを目指すのが近道。受付経験+資格があれば、クリニックの事務長や企業の健康管理部門へのステップアップも可能です。

よくある質問(FAQ)

Q. 病院の受付と医療事務は何が違う?

A. 受付は患者さんの窓口対応(案内・保険証確認・会計)がメイン。医療事務はレセプト業務や診療報酬の計算が中心。ただし、現場では兼務していることが多く、明確な線引きがない病院も珍しくありません。

Q. 未経験でも病院の受付はできる?

A. できます。医療事務の資格がなくても採用されるケースは多いです。ただし、入職後に覚えることは膨大なので、通信講座などで基礎知識を入れておくと安心。接客業の経験があると、面接で高評価です。

まとめ

病院の受付(クラーク)は、患者さんのクレームを最前線で受け止めながら、正確な事務処理をこなすマルチタスクな仕事です。年収は低めですが、医療の知識が確実に身につき、キャリアの選択肢も広がります。接客力と忍耐力を活かして医療業界で働きたい方には、入り口としておすすめの職種です。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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