データベースエンジニアはきつい?DBA経験者が語るDB管理の裏側 【みんなの社畜体験談 #173】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回はデータベースエンジニアの仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからデータベースエンジニアを目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 東京都豊島区
勤務時間 9:30〜18:30(障害対応時は夜間・休日呼び出しあり)
休日 完全週休2日(土日祝)
給料 年収550万円
必要資格 特になし(Oracle Master Gold保有)
業種 IT・SIer
主な業務内容 大規模システムのデータベース設計・運用・チューニング
性別 男性
年代 30代
目次

始めたきっかけ

新卒でSIerに入社して、最初に配属されたのがデータベースチームでした。正直、当時はDBなんてSQLが書ければいいでしょくらいの認識で、あまり興味もなかったんです。でも実際に触ってみると、インデックスひとつでクエリの速度が劇的に変わる世界に引き込まれました。3年目にOracle Master Goldを取得してからは完全にDBA畑で、気づけばDB漬けの6年間を過ごしていました。

1日の仕事内容

朝9時半に出勤して、まずは監視ツールのアラートチェック。夜間バッチの実行結果やディスク使用量、スロークエリのログを確認します。問題がなければ一安心ですが、何かしらの軽微なアラートは毎日のように出ます。

午前中はチューニング作業がメイン。開発チームから「このSQLが遅い」と相談が来るので、実行計画を分析してインデックスの追加や結合順序の見直しを提案します。ひどいときはテーブル設計からやり直しになることも。

昼食後はミーティングが1〜2本。新規プロジェクトのDB設計レビューや、キャパシティプランニングの打ち合わせ。サーバーの増設が必要かどうか、半年先を見越して提案します。

午後はパッチ適用の検証やバックアップ設計の見直し。検証環境でテストを繰り返してから本番に反映する流れです。定時退社は週3回くらい。障害チケットが残っていると1〜2時間残業することもあります。

この仕事できつかったこと

一番きつかったのは、本番DBの障害対応です。深夜2時に電話が鳴って「DBが応答しないからすぐ来てくれ」と呼び出されたことが何度もあります。テーブルスペースの枯渇、デッドロックの連鎖、レプリケーション遅延…原因を特定して復旧するまで帰れません。焦りの中でコマンドひとつ間違えたらデータが飛ぶ可能性もあるので、手が震えるようなプレッシャーでした。

地味にきつかったのは「誰にも理解されない」こと。DBが正常に動いていて当たり前、止まったら大騒ぎ。開発チームからは裏方扱いで感謝されることもほとんどない。自分がチューニングしてレスポンスを3秒から0.2秒にしても、ユーザーは「普通じゃん」としか思わない。そのギャップにモチベーションが下がる時期もありました。

この仕事で良かったこと

チューニングでシステム全体のパフォーマンスが改善したときは、やっぱり快感です。数億レコードのテーブルに対して適切なパーティション設計をして、バッチ処理が8時間から45分に短縮できたときは本当に嬉しかったです。

DB周りのスキルは市場価値が高く、転職市場で困ることはまずありません。Oracle、PostgreSQL、MySQLのどれかに強ければ引く手あまた。年収交渉でも強気に出られるので、待遇面の安心感はありました。

あと、障害対応を乗り越えた後のチームの一体感。深夜に復旧できたときの安堵感と「お疲れ」の一言は、地味に救われました。

この仕事を辞めた理由

6年間DBAを続けて、もっとクラウド寄りの技術を学びたいと思い転職しました。オンプレのDB管理はやり尽くした感があり、AWSやGCPのマネージドDBに移行する案件が増える中で、自分のスキルセットを広げたかったのが一番の理由です。

この仕事が向いている人

細かい作業をコツコツやれる人、障害発生時に冷静に対処できる人が向いています。パフォーマンスの数値を追いかけるのが好きなタイプは天職だと思います。逆に、華やかなフロントエンド開発がやりたい人や、深夜の呼び出しに耐えられない人には正直おすすめしません。裏方を支える縁の下の力持ちになれる人にこそ合っている仕事です。

この仕事に就きたい人へ一言

DBAは地味に見えるかもしれませんが、どんなシステムにもDBは必要で、なくなる仕事ではありません。むしろクラウド化でDBの選択肢が増えている今、設計力とチューニング力があるエンジニアの需要は高まっています。

ただ、オンプレ一本だとキャリアの幅が狭くなるので、クラウドのマネージドDB(RDS、Cloud SQL、Aurora)も並行して触っておくのをおすすめします。転職するなら「障害対応の実績」と「チューニング事例」を具体的に語れるようにしておくと、面接でかなり刺さりますよ。

よくある質問(FAQ)

Q. DBAに必要な資格は?

A. 必須ではありませんが、Oracle Master GoldやPostgreSQL技術者認定があると実力を証明しやすいです。実務経験のほうが重視されますが、転職時にはアピール材料になります。

Q. DBAの将来性は?

A. クラウド化が進んでもDB設計やチューニングの需要はなくなりません。むしろマネージドDBの選定・移行ができるDBAは市場価値が高く、年収600万〜800万円の求人も珍しくないです。

まとめ

データベースエンジニアは、障害対応の呼び出しやチューニングのプレッシャーなど、きつい面は確かにあります。でもDB設計の奥深さと、システムの根幹を支えている誇りは他では得られません。裏方仕事に抵抗がなく、数字を追うのが好きな人なら、市場価値も高く長く戦える職種です。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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