ネイリストはきつい?細かい作業と腰痛に悩んだ日々 【みんなの社畜体験談 #256】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回はネイリストの仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからネイリストを目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 奈良県
勤務時間 10:00〜20:00(シフト制・実働8時間)
休日 月8日(シフト制・土日祝は基本出勤)
給料 年収280万円
必要資格 JNECネイリスト技能検定2級
業種 ネイルサロン
主な業務内容 ジェルネイル施術・ケア・デザイン提案・受付・物販
性別 女性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

高校卒業後にネイルスクールに1年通い、19歳でネイルサロンに就職しました。きっかけは母親がネイルサロンに行くのについて行ったとき、ネイリストさんが細い筆でアートを描いているのを見て「これ、私もやりたい」と思ったこと。元々絵を描くのが好きだったので、小さな爪の上にデザインを描く仕事に心を奪われました。ネイルスクールで検定2級を取り、新宿にあるチェーン系のネイルサロンに入社しました。

1日の仕事内容

10時に出勤して、施術テーブルの消毒とジェルやパーツの準備。10時半にオープンして、1人目のお客さんのカウンセリング。爪の状態を確認して、デザインの希望を聞き、施術に入ります。ジェルネイルの施術は1時間〜1時間半。甘皮のケア、下処理、ベースジェル、カラー、アート、トップジェル。工程が多くて、1つでも手を抜くと持ちが悪くなります。

1日に5〜6人を施術するのですが、1人あたり1時間以上前かがみの姿勢で細かい作業を続けます。爪の上に0.1ミリ単位で筆を動かすので、集中力が途切れたら失敗。お客さんと会話を楽しみながらも、手元は常に緊張状態です。

施術の合間に電話対応や予約管理、物販の整理もこなします。閉店後はジェルの在庫チェックと補充、翌日の予約確認。月末にはデザインサンプルの作成もあります。

この仕事できつかったこと

一番きつかったのは腰痛です。1日6時間以上前かがみの姿勢で座り続けるので、腰への負担がすごい。入社半年で腰痛が慢性化して、整骨院に週2回通うようになりました。首と肩のこりも深刻で、頭痛がひどくて薬を飲みながら施術する日もありました。同僚のネイリストも全員腰痛持ちで、「ネイリストの職業病だよ」と笑っていましたが、笑えないレベルの痛みです。

目の疲れもひどかった。小さな爪の上で細かいアートを描くので、目を酷使します。施術中はライトの光を見続けることもあって、ドライアイが悪化。眼科で「このまま続けると視力が落ちる」と警告されました。

年収280万円という低賃金も精神的にこたえます。ネイルスクールに100万円以上かけて技術を学んで、この給料。手取りは月16万円程度で、都内の一人暮らしではカツカツです。ジェルやパーツの勉強は自費で、新しいデザインの練習材料も自腹。出費ばかりで貯金はほぼゼロでした。

この仕事で良かったこと

お客さんが仕上がりを見て「かわいい!」と声を上げてくれる瞬間が最高のご褒美です。特に、結婚式前のブライダルネイルを担当したとき、花嫁さんが「理想通りのネイルです」と涙ぐんでくれた。人生の大切な日を彩るお手伝いができる喜びは、他の仕事では味わえません。

デザインを考えるのが楽しい。季節ごとのトレンドを取り入れたり、お客さんのファッションに合わせたカラーを提案したり。小さな爪の上にアートの世界を表現できるのは、クリエイティブな仕事ならではの面白さです。

リピーターがつくと仕事が格段に楽しくなります。毎月来てくれるお客さんとの会話が楽しいし、その人の好みがわかるからデザイン提案もスムーズ。「次はこういうの試してみませんか」と提案して喜んでもらえると、やりがいを感じます。

この仕事を辞めた理由

4年間勤めて退職しました。腰痛が限界に達して、長時間の座り仕事を続けることが難しくなったのが直接の理由です。あとは年収がほとんど上がらなかったこと。4年間で20万円しか上がりませんでした。ネイリストの技術は活かしたかったので、ネイル用品メーカーのインストラクター職に転職しました。セミナーで技術を教える仕事で、座りっぱなしではないし、年収も80万円アップしました。

この仕事が向いている人

手先が器用で、細かい作業を長時間続けられる人に向いています。お客さんとのコミュニケーションを楽しめるタイプで、トレンドに敏感であること。ただし、腰痛になりやすい体質の人は注意が必要。体のメンテナンスを怠らないことが、長くネイリストを続ける秘訣です。

この仕事に就きたい人へ一言

ネイリストは参入障壁が低い分、競争が激しい世界。JNECの検定やジェルネイル技能検定を取得しておくと差別化になります。Instagramでデザイン作品を発信してフォロワーを増やすことも、指名客の獲得につながります。

将来的には独立してプライベートサロンを開く道もありますが、技術だけでなく経営の知識も必要。まずは雇用されながらスキルを磨いて、顧客基盤を作ってから独立を検討した方が安全です。

よくある質問(FAQ)

Q. ネイリストになるのに資格は必要?

A. 法律上は資格不要ですが、サロンへの就職にはJNEC検定2級以上を求められることがほとんど。ネイルスクールに半年〜1年通って取得するのが一般的なルートです。

Q. ネイリストの年収はどれくらい?

A. サロン勤務で250〜350万円が相場。店長で400万円前後。独立して成功すれば500万円以上も可能ですが、集客力とリピート率が収入を左右します。

まとめ

ネイリストは腰痛・眼精疲労・低賃金という三重苦がきつい仕事です。それでも、お客さんの「かわいい!」という一言や、ブライダルネイルで涙を流す花嫁さんの姿にやりがいを感じます。体のメンテナンスを怠らず、キャリアの出口戦略を持って取り組めば、技術を一生活かせる仕事です。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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