📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回は警察官の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから警察官を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 公務員 |
|---|---|
| 勤務地 | 静岡県 |
| 勤務時間 | 当直制(日勤・当直・非番の3交替) |
| 休日 | 非番+週休で月10日程度 |
| 給料 | 年収500万円 |
| 必要資格 | 警察官採用試験合格 |
| 業種 | 警察 |
| 主な業務内容 | 交番勤務・パトロール・事案対応・事件捜査の初動・地域住民対応・書類作成 |
| 性別 | 男性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
大学を卒業してから2年間フリーターをしていました。就活に失敗して、コンビニバイトで食いつないでいた日々。「このままじゃまずい」と思って公務員試験を片っ端から受けたなかで、警察官の試験に合格しました。正直、正義感で目指したというより、安定した職に就きたい一心でした。警察学校での10か月間の訓練を経て、25歳で都内の交番に配属されました。
1日の仕事内容
当直の日は朝8時30分に出勤して、翌朝8時30分まで24時間勤務です。まず朝の点呼と引き継ぎ。管轄内で起きた事件・事故の情報、指名手配犯の情報、注意事項を確認します。
日中はパトロールが主な仕事です。自転車や徒歩で管轄内を巡回して、不審者や不審車両がいないか目を光らせます。道を聞かれることも多く、地域住民との何気ない会話も大切な仕事。商店街のおばちゃんに「おまわりさん、今日も暑いね」と声をかけられるのは、なんだかんだで嬉しかったです。
事案が入ると一気に緊張感が上がります。万引きの通報、DV案件、交通事故、酔っ払いのトラブル。現場に急行して、状況を確認し、当事者から話を聞いて、必要に応じて署に連行。1件の事案処理に2〜3時間かかることもあります。
夜間は交番で待機しながら、書類作成や報告書の入力。深夜帯は仮眠時間がありますが、110番が入ればすぐに出動。酔っ払いのケンカや、騒音苦情は深夜に多いので、まともに寝られない夜のほうが多かったです。
この仕事できつかったこと
精神的プレッシャーが一番きつかったです。交番勤務は「何が起きるかわからない」のが日常で、常に緊張状態が続きます。刃物を持った不審者の通報が入ったときは、正直怖かった。防刃チョッキを着けていても、刺されたらどうしようと思いながら現場に向かう。命のリスクと隣り合わせの仕事だと、入職して初めて実感しました。
市民からの苦情やクレームもきつい。職務質問をしただけで「人権侵害だ」と怒鳴られたり、交通違反の取り締まりで「税金泥棒」と罵られたり。どんなに理不尽なことを言われても、冷静に対応しなければいけない。感情を殺して仕事をするのに慣れてしまった自分が、たまに怖くなります。
上下関係の厳しさも想像以上でした。先輩や上司の命令は絶対。「はい」以外の返事は許されない雰囲気がある部署もあります。書類の書き方ひとつで怒鳴られることもあって、警察学校を出たばかりの頃は毎日が委縮の連続でした。
この仕事で良かったこと
地域の安全を守っているという実感は大きなやりがいです。自分がパトロールしているエリアで犯罪が減ると、「自分の存在が抑止力になっている」と感じます。交番のおまわりさんを慕ってくれる子どもたちや、「いつも見回りありがとう」と言ってくれるお年寄りの存在が、仕事を続けるモチベーションになっていました。
公務員としての安定は言うまでもありません。年収500万円に加えて、各種手当(夜勤手当、出動手当、危険手当)が充実。ボーナスも年2回しっかり出ます。住宅手当や寮もあるので、生活基盤は非常に安定しています。
キャリアパスも豊富です。交番勤務から刑事課、交通課、生活安全課、警備課など、希望と適性に応じて異動できます。試験に合格すれば巡査部長、警部補と昇任していけるのも、目標が持てて良い環境です。
この仕事を辞めた理由
7年間勤めた後に退職しました。理由は精神的な限界です。ある事件の対応がきっかけで不眠症になり、心療内科に通うようになりました。休職も考えましたが、復職しても同じ環境に戻ることへの恐怖があって、退職を選びました。今は民間のセキュリティ会社で働いています。警察での経験は無駄ではなかったし、この仕事を誇りに思っています。
この仕事が向いている人
精神的にタフで、理不尽な状況にも冷静に対応できる人に向いています。体力はもちろん必要ですが、それ以上にメンタルの強さが問われる仕事です。正義感だけでは続きません。組織のルールに従えること、チームプレーができること、そして自分の感情をコントロールできること。この3つが備わっている人なら、やりがいのある仕事です。
この仕事に就きたい人へ一言
警察官を目指す方は、体力試験だけでなく筆記試験と面接の対策を入念にしてください。採用後の警察学校は厳しいですが、同期との絆ができるので乗り越えられます。
警察官の経験は転職市場でも評価されます。セキュリティ企業、保険の損害調査員、企業のコンプライアンス部門など、警察での経験が直接活きる職種は多いです。万が一退職を考える場面が来ても、スキルは無駄になりません。
よくある質問(FAQ)
Q. 警察官の採用試験は難しい?
A. 倍率は5〜10倍程度。筆記試験(教養・論文)、体力試験、面接、適性検査で選考されます。大卒・高卒で区分が分かれており、それぞれに対策が必要です。予備校に通う受験者も多いです。
Q. 交番勤務はいつまで続く?
A. 一般的に入職後2〜5年は交番勤務です。その後、本人の希望と適性に応じて刑事課や交通課など専門部署に異動する可能性があります。昇任試験に合格すれば、より早く異動できるケースもあります。
まとめ
警察官の交番勤務は、24時間何が起きるかわからない緊張感と、市民からの理不尽なクレーム、上下関係の厳しさに耐える精神力が求められます。一方で、地域の安全を守る誇りと公務員としての安定した待遇は大きな魅力。精神的なタフさに自信がある人にとっては、社会貢献と安定を両立できる職業です。
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