宅配ドライバーはきつい?時間指定との戦いと再配達地獄 【みんなの社畜体験談 #221】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は宅配ドライバーの仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから宅配ドライバーを目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 長野県
勤務時間 7:00〜20:00(繁忙期は21時超え)
休日 シフト制(月6〜8日休み)
給料 年収400万円
必要資格 普通自動車免許(中型あると有利)
業種 物流・宅配
主な業務内容 個人宅・法人への宅配便の集荷・配達・不在対応
性別 男性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

前職は飲食店でアルバイトをしていたのですが、30歳を目前にして「正社員にならなきゃ」と焦りました。特に資格もスキルもなかったので、「運転免許があればできる仕事」を探して宅配ドライバーに応募しました。面接で「体力に自信はありますか?」と聞かれて「はい」と答えましたが、実際に始めてみたら想像の3倍はきつかったです。

1日の仕事内容

朝7時にセンターに出勤。まず自分の担当エリアに届く荷物を仕分けして、配達順にトラックに積み込みます。この積み込みの順番を間違えると、配達中に荷物を探す手間が増えて大幅なタイムロスになるので、最初の30分が勝負です。

8時頃から配達開始。午前中は「午前指定」の荷物を優先して回ります。住宅街は一方通行が多く、駐車スペースもないので、路地裏をグルグル走りながら効率よくルートを組みます。マンションのオートロックが開かないときや、表札がない家は特に困ります。

午後は時間指定の荷物を時間帯ごとに分けて配達。「14〜16時」「18〜20時」の指定が多く、指定時間に遅れるとクレームになるので、常に時計と睨めっこです。

不在だった場合は不在票を投函して持ち戻り。再配達の依頼が来たら、その日のうちにもう一度行きます。夕方以降は再配達のラッシュ。19時から20時の「在宅率が高い時間帯」に配達が集中して、トラックから飛び降りるように走り回ります。

20時頃にセンターに戻り、売上の精算と翌日の準備をして退勤。繁忙期はここから残業が入ることもあります。

この仕事できつかったこと

再配達が本当にきつい。1日の配達量が150個を超える日に、そのうち30〜40個が不在。同じ家に2回、3回と行くのは時間の無駄でしかないのに、サービスだから断れない。「いつでもいいから届けて」と言いながら何度行っても不在のお客様がいて、正直イライラが溜まりました。

時間指定のプレッシャーもきつい。道路の渋滞、前の配達先で長話するお客様、急な集荷依頼。予定通りにいかないことだらけなのに、指定時間には間に合わせなきゃいけない。信号待ちの数秒すらもどかしく感じるようになったときは、自分がおかしくなっていると思いました。

身体への負担も大きい。1日200個近い荷物を車の昇り降りしながら運ぶので、膝と腰に来ます。重い荷物(水のケース、米、家電)をエレベーターなしのマンション5階まで運ぶこともある。年末の繁忙期は1日14時間働いて、帰宅後は座ったまま寝落ちする日が続きました。

トイレに行けない問題も切実でした。配達中にコンビニを探す余裕がなく、我慢することが多い。夏場は水分を取りたいのに、トイレのことを考えると飲めないジレンマがありました。

この仕事で良かったこと

お客様に直接荷物を届けて「ありがとう」と言ってもらえるのは、シンプルに嬉しいです。お年寄りの方が「重い荷物を持ってきてくれて助かるわ」と声をかけてくださると、この仕事の意味を実感します。常連のお客様と顔なじみになって、お菓子や飲み物をいただくこともありました。

配達のルートを自分で工夫して、昨日より5件多く回れたときの達成感は快感です。道を覚えるほど効率が上がるので、成長を数字で実感できるのは面白い。

未経験・学歴不問で正社員になれたのは大きかった。飲食のアルバイトから年収400万の正社員になれたことは、自分にとって大きなステップアップでした。

この仕事を辞めた理由

3年で退職しました。膝の痛みが慢性化して整形外科に通い始めたのがきっかけです。医師に「このまま続けると膝の手術が必要になるかもしれない」と言われて、さすがに怖くなりました。辞める決断は早かったです。

この仕事が向いている人

体力があって、一人で黙々と作業するのが好きな人に向いています。道を覚えるのが得意で、効率よくルートを組める人は配達量が増えるので評価されます。お客様への対応力も大事ですが、接客業ほど求められるわけではないので、最低限のコミュニケーション力があれば大丈夫です。ただし、腰や膝に不安がある人にはおすすめしません。

この仕事に就きたい人へ一言

宅配ドライバーは需要が伸び続けている仕事で、求人も多いです。ただし、身体の負担が大きいので、長くやるなら体のケアを怠らないでください。整骨院やストレッチは投資だと思って定期的に通ったほうがいいです。

経験を積んだら、大型ドライバーやルート配送に転向するのもあり。宅配よりも身体の負担が少なく、年収も上がるケースが多いです。物流業界はドライバー不足が深刻なので、経験者の市場価値は高い。次のステップを意識しながら働くことをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. 宅配ドライバーの1日の配達件数はどれくらい?

A. エリアにもよりますが、100〜200件が目安です。繁忙期(年末年始やセール時期)は200件を超える日もあります。住宅密集地は件数が多く、郊外は移動距離が長くなる傾向があります。

Q. 宅配ドライバーは正社員と委託どちらがいい?

A. 正社員は社会保険や有給があり安定しています。委託は自分のペースで働けますが、保険やガソリン代は自己負担。安定を求めるなら正社員、自由度を求めるなら委託を選ぶと良いです。

まとめ

宅配ドライバーは、再配達の手間・時間指定のプレッシャー・身体への負担ときつさが多い仕事です。しかし、お客様に直接届ける喜びと、未経験から正社員になれる間口の広さは大きな魅力。物流業界の需要は今後も伸び続けるので、経験を積んで次のキャリアに繋げる意識を持つことが大切です。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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