Webデザイナーを4年間続けて辞めた理由【27歳女性の体験談】
「Webデザイナーって華やかなイメージがあるけど、実際はどうなの?」そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
私は27歳の時点で、沖縄県那覇市のWeb制作会社でWebデザイナーとして4年間働いていました。クリエイティブな仕事に憧れてこの道を選びましたが、最終的には長時間労働に耐えきれず退職を決意しました。
この記事では、Webデザイナーという仕事の実態について、私の4年間の経験をもとに、良かった点もきつかった点も包み隠さずお伝えします。これからWebデザイナーを目指す方、現在悩んでいる方の参考になれば幸いです。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢・性別 | 27歳・女性 |
| 職種 | Webデザイナー |
| 勤務期間 | 4年間 |
| 勤務地 | 沖縄県那覇市 |
| 辞めた理由 | 長時間労働 |
この記事でわかること
- Webデザイナーになったきっかけと入社までの経緯
- Webデザイナーの1日の仕事内容と実際の業務フロー
- 4年間働いて感じたきつかったこと(長時間労働の実態)
- それでも感じた仕事の魅力とやりがい
- なぜ長時間労働に耐えきれず辞めることになったのか
- Webデザイナーに向いている人・向いていない人の特徴
- これからWebデザイナーを目指す人へのアドバイス
Webデザイナーを始めたきっかけ
大学ではグラフィックデザインを専攻していました。学生時代から「デザインで人に何かを伝える仕事がしたい」という思いがあり、特にWebという媒体に可能性を感じていました。
卒業後は地元の沖縄で就職したいと考え、那覇市内のWeb制作会社に応募しました。面接では自分で作成したポートフォリオサイトを見せ、学生時代に制作した架空企業サイトやバナーデザインなどをアピールしました。
幸い、その熱意が認められ、新卒としてWebデザイナーのポジションで採用していただきました。入社当初は「好きなことを仕事にできる」という期待に胸を膨らませていました。
Webデザイナーの1日の仕事内容
私が勤めていた制作会社での典型的な1日のスケジュールをご紹介します。
9:30 出社・メールチェック
出社後はまずメールとチャットツールで連絡事項を確認します。クライアントからの修正依頼や、ディレクターからの指示などを整理します。
10:00 朝のミーティング
チーム全体で進行中のプロジェクトの進捗確認を行います。自分の担当案件の状況を報告し、当日のタスクを明確にします。
10:30 デザイン業務開始
新規サイトのトップページデザイン、バナー制作、既存サイトの修正対応など、その日の優先度に応じて作業を進めます。Adobe PhotoshopやIllustratorを主に使用していました。
12:30 昼休憩
1時間の昼休憩。同僚とランチに出かけたり、デスクで軽食を取ったりしていました。
13:30 午後の業務再開
クライアントへのデザイン提案資料作成、修正対応、コーディング担当者への引き継ぎ資料作成などを行います。場合によってはクライアントとのオンラインミーティングに参加することもありました。
18:30 定時
これが一応の定時でしたが、実際にこの時間に帰れることはほとんどありませんでした。納期が近いプロジェクトがあれば、ここからが本番という日も少なくありませんでした。
21:00〜23:00 残業
繁忙期には深夜まで残業することも多く、修正対応やデザインの詰めの作業を続けていました。
Webデザイナーできつかったこと
1. 終わりのない長時間労働
最もきつかったのは、やはり長時間労働でした。月の残業時間が80時間を超えることも珍しくなく、繁忙期には100時間近くになることもありました。
特に複数のプロジェクトが重なった時期は、朝9時から深夜12時過ぎまで働き、土日も出社するという状況が続きました。「デザインは時間をかければかけるほど良くなる」という考え方が社内に根付いていたため、納期ギリギリまで修正を繰り返すことが当たり前になっていました。
2. クライアントからの無限修正対応
「もう少し明るく」「やっぱり前のバージョンに戻して」といった抽象的な指示や、何度も方向性が変わる修正依頼に対応するのは精神的にも体力的にも疲弊しました。
特に決裁者が複数いるクライアントの場合、各自の意見が食い違い、修正を重ねるうちに当初のコンセプトから大きく逸れてしまうこともありました。
3. 常に最新トレンドを追い続けるプレッシャー
Web業界はトレンドの移り変わりが非常に速く、常に新しいデザイン手法やツール、技術を学び続ける必要がありました。残業で疲れた後や休日にも勉強しなければならず、プライベートの時間がほとんど取れませんでした。
4. 給与と労働時間のバランス
長時間働いている割には給与が見合っていないと感じることも多くありました。残業代は支給されていましたが、時給に換算すると決して高いとは言えない水準でした。
Webデザイナーで良かったこと
1. 自分のデザインが世に出る喜び
どんなに大変でも、自分がデザインしたサイトが公開され、多くの人に見てもらえることは大きなやりがいでした。特にクライアントから「素晴らしいデザインだ」と褒められた時や、サイト公開後に問い合わせが増えたという報告を受けた時は、この仕事を選んで良かったと心から思いました。
2. スキルが着実に向上した実感
4年間で様々なジャンルのWebサイトを手がけた結果、デザインスキルは確実に向上しました。入社当初は基本的なバナーデザインしかできませんでしたが、最終的には企業サイトやECサイトのUI設計まで任せてもらえるようになりました。
3. クリエイティブな環境と仲間
職場には同じくデザインやクリエイティブが好きな仲間が集まっており、デザインについて熱く語り合える環境は刺激的でした。お互いの作品を見せ合ってフィードバックし合う文化もあり、成長につながりました。
4. 地元・沖縄で専門職として働けた
沖縄は首都圏に比べてデザイン職の求人が少ないと言われますが、Web業界は比較的リモートワークや地方でも働きやすい職種です。地元で専門スキルを活かせる仕事に就けたことは幸運でした。
Webデザイナーを辞めた理由
結論から言うと、長時間労働による心身の限界が退職の決定的な理由でした。
入社から3年目くらいまでは「これも経験だ」「スキルアップのために必要な期間だ」と自分に言い聞かせながら頑張っていました。しかし、4年目に入る頃から明らかに体調に異変が出始めました。
慢性的な睡眠不足から集中力が続かなくなり、肩こりや頭痛が日常的になりました。休日も疲れて何もする気が起きず、ただ寝て過ごすだけという状況が続きました。友人との約束もキャンセルすることが増え、趣味だったイラストを描く気力もなくなっていきました。
決定的だったのは、ある日突然通勤電車の中で動悸が激しくなり、途中駅で降りてしまったことです。病院で診てもらったところ、過労とストレスによる自律神経の乱れと診断されました。
このままでは本格的に体を壊してしまうと感じ、上司に退職の意向を伝えました。引き止められはしましたが、自分の健康を最優先に考え、退職を決断しました。
デザインの仕事自体は好きでしたが、この働き方を続けることは不可能だと判断したのです。
Webデザイナーに向いている人
向いている人
- デザインが純粋に好きな人 – 趣味としてでなく、仕事として長時間向き合える情熱がある人
- コミュニケーション能力が高い人 – クライアントやディレクター、エンジニアと円滑にやり取りできる人
- 柔軟な思考ができる人 – 修正要望に対して柔軟に対応し、複数の案を提示できる人
- 自己管理能力がある人 – 長時間労働になりがちな環境で、自分の健康とスケジュールを管理できる人
- 継続的に学べる人 – トレンドや新しい技術を積極的に学び続けられる人
- 締め切りを守れる人 – プレッシャーの中でも期限を守って成果物を出せる人
向いていない人
- ワークライフバランスを重視したい人 – 定時で帰りたい、休日はしっかり休みたいという人には厳しい環境
- 批判を受け入れるのが苦手な人 – 自分のデザインに対する修正要望やダメ出しが頻繁にあります
- 一つの作品にこだわりすぎる人 – ビジネスとしてのデザインでは、クライアントの要望を優先する必要があります
- 体力に自信がない人 – 長時間のPC作業と残業に耐えられる体力が必要です
よくある質問(FAQ)
Q1. Webデザイナーになるには専門学校や大学でデザインを学ぶ必要がありますか?
A. 必須ではありませんが、基礎知識があると有利です。私の職場にも独学でスキルを身につけて転職してきた方がいました。重要なのは実際に作品を作れるスキルとポートフォリオです。
Q2. 未経験からWebデザイナーになれますか?
A. 可能です。ただし、PhotoshopやIllustratorの基本操作、HTMLやCSSの基礎知識は最低限必要です。未経験OKの求人もありますが、独学でポートフォリオを作成してから応募した方が採用されやすいでしょう。
Q3. Webデザイナーの平均年収はどのくらいですか?
A. 地域や企業規模によって大きく異なりますが、沖縄の場合は年収300万円〜400万円程度が一般的です。スキルや経験を積めば500万円以上も可能ですが、首都圏に比べると低めです。
Q4. リモートワークは可能ですか?
A. 企業によります。私の会社は基本的にオフィス勤務でしたが、コロナ禍以降はリモートワークを導入する企業も増えています。フリーランスになれば完全リモートも可能です。
Q5. 長時間労働はどの会社でも当たり前ですか?
A. すべての会社がそうとは限りません。ワークライフバランスを重視している企業や、効率的な働き方を推進している企業も増えています。求人情報や口コミサイトで事前に確認することをおすすめします。
これからWebデザイナーを就きたい人へ
Webデザイナーは、自分のクリエイティビティを発揮できる素晴らしい仕事です。自分がデザインしたものが世に出て、誰かの役に立つという実感は何物にも代えがたいやりがいがあります。
ただし、私の経験から伝えたいのは、「好きな仕事だから」といって無理をしすぎないでほしいということです。長時間労働が常態化している職場もまだ多く存在します。
就職・転職する際に確認すべきポイント
- 平均残業時間と残業代の支給状況
- 有給休暇の取得率
- 社員の定着率(離職率)
- ワークライフバランスへの取り組み
- リモートワークの可否
- スキルアップ支援制度(書籍購入補助、セミナー参加支援など)
面接の際には、実際の働き方について具体的に質問することをおすすめします。「残業はどのくらいありますか?」と聞いて曖昧な回答しか得られない場合は要注意です。
また、就職前にポートフォリオサイトを充実させておくことも重要です。学生や未経験の方でも、架空のプロジェクトや自主制作の作品を掲載することで、あなたのスキルと熱意を示すことができます。
最後に、Webデザイナーとして働き始めたら、常に自分の心身の健康状態に気を配ってください。「もう少し頑張れる」と無理を続けた結果、私のように体調を崩してしまっては元も子もありません。
適度に休息を取り、趣味や友人との時間も大切にしながら、長く続けられる働き方を見つけてください。
今の働き方に限界を感じているあなたへ
もし今、長時間労働や職場環境に悩んでいるなら、転職を考えるのも一つの選択肢です。
私自身、退職後は転職エージェントに相談し、ワークライフバランスを重視した企業を紹介してもらいました。同じWebデザイナーという職種でも、企業によって働き方は大きく異なります。
無理をして心身を壊す前に、あなたに合った働き方ができる環境を探してみてください。専門スキルを持つWebデザイナーは需要が高く、より良い条件の職場が見つかる可能性は十分にあります。
転職を考えている方へ
Web・IT業界に強い転職エージェントなら、あなたのスキルや希望条件に合った求人を紹介してくれます。
- 残業が少なく、ワークライフバランスが取れる企業
- リモートワーク可能な企業
- スキルアップ支援が充実している企業
- あなたの経験を正当に評価してくれる企業
まずは無料相談から始めてみませんか?きっと、あなたらしく働ける環境が見つかるはずです。
Webデザイナーとして働いた4年間は、辛いことも多かったですが、得られたスキルと経験は確実に私の財産になっています。
この記事が、これからWebデザイナーを目指す方、現在働いている方の参考になれば幸いです。
あなたが自分らしく、健康的に働ける環境を見つけられることを心から願っています。
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