美容師はきつい?アシスタント時代の給料と修行のリアル 【みんなの社畜体験談 #255】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は美容師の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから美容師を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 大阪府
勤務時間 9:30〜21:00(営業後にレッスンあり)
休日 月6日(火曜定休+シフトで1日)
給料 年収280万円
必要資格 美容師免許
業種 美容院
主な業務内容 シャンプー・カラー塗布・パーマのロッド巻き・受付・掃除・レッスン
性別 女性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

高校生のときに初めて美容院に行って、担当の美容師さんがめちゃくちゃかっこよくて、自分もああなりたいと思ったのが始まりです。卒業後に美容専門学校に2年通い、美容師免許を取得。22歳で表参道にある人気サロンに入社しました。「表参道で働いてる美容師」という響きに浮かれていましたが、アシスタント時代の現実は華やかさのかけらもない修行の日々でした。

1日の仕事内容

朝9時に出勤して店内の掃除からスタート。鏡を磨き、床を掃き、セット面を整え、タオルをたたむ。9時半にオープンして、先輩スタイリストのアシスタント業務が始まります。お客さんのシャンプーをし、カラー剤を塗布し、パーマのロッド巻きを手伝う。先輩が4人いるので、4人分のアシスタントを一人で回す日もあります。

合間に受付の電話対応とお茶出し。ランチは空いた時間に10分で掻き込む。午後はさらに忙しくなって、シャンプーとカラー塗布の往復。閉店は20時ですが、最後のお客さんが帰ると21時を過ぎていることも。

問題はここから。閉店後にレッスンが始まります。カットの練習をウィッグ(練習用の人形の頭)で繰り返す。先輩にチェックしてもらって、ダメ出しを受けてやり直す。これが23時まで続くこともあって、帰宅は日付が変わる寸前。ウィッグ代は自腹で、月に1万円以上かかりました。

この仕事できつかったこと

一番きつかったのは給料の安さです。年収280万円、手取りにすると月16〜17万円。表参道という家賃の高いエリアの近くに住むのは無理で、片道1時間かけて通勤していました。ウィッグ代、ハサミ代(10万円以上のものを自分で買う)、練習用のカラー剤代。出費がかさんで、貯金なんてできる状態ではありません。

アシスタント期間が長いのも精神的にこたえました。私のサロンでは最短でも3年、平均で4〜5年アシスタント。その間、カットはお客さんにさせてもらえない。毎日シャンプーとカラー塗布と掃除。同世代の友人がどんどんキャリアアップしていくのを見て、焦りと劣等感でいっぱいでした。

手荒れが深刻です。1日に20回以上シャンプーをすると、手がボロボロになります。冬場は指先がパックリ割れて血が出る。ゴム手袋をしていても薬剤が染みて、皮膚科に通いながら働いていました。「手荒れが理由で辞めた」という元美容師は本当に多いです。

この仕事で良かったこと

スタイリストデビューの試験に合格した日は、人生で一番嬉しかった。3年半のアシスタント期間を経て、初めてお客さんのカットを一人で担当できた。緊張で手が震えましたが、仕上がりを見たお客さんが「すごくいい!」と笑顔になってくれた瞬間、涙が出そうでした。

技術が上達していく実感は、美容師ならではの喜び。カットのラインがきれいに揃ったとき、カラーが思い通りの色に染まったとき。ああ、この仕事を続けてきて良かったと心から思えます。

常連のお客さんとの信頼関係も大きなやりがいです。「あなたにしか切ってもらいたくない」と言ってくれるお客さんが少しずつ増えていくのが、何よりのモチベーション。人生の節目(結婚式前、就活前)に頼ってもらえるのは嬉しいです。

この仕事を辞めた理由

辞めていません。入社5年目で、スタイリストとして独り立ちしたところです。アシスタント時代は本当にきつかったですが、乗り越えた先にようやく美容師としてのスタートラインに立てた感覚があります。将来的にはフリーランスになって自分の名前で勝負したいと考えています。

この仕事が向いている人

美容が本当に好きで、長い下積み期間を耐えられる忍耐力がある人に向いています。手先が器用で、人と話すのが好きなこと。流行に敏感で、常に新しい技術を学ぶ姿勢があること。逆に、すぐに稼ぎたい人や手荒れに弱い体質の人には正直おすすめしにくいです。

この仕事に就きたい人へ一言

美容師を目指すなら、サロン選びが人生を左右します。教育制度がしっかりしていて、アシスタント期間に明確なカリキュラムがあるサロンを選んでください。「見て覚えろ」式の店は時代遅れです。

アシスタント時代の低収入期間を乗り越えるために、実家から通えるなら実家暮らしを強くおすすめします。独立やフリーランスを目指すなら、SNSでの発信力も重要。Instagramのフォロワー数が集客に直結する時代です。

よくある質問(FAQ)

Q. 美容師のアシスタント期間はどれくらい?

A. サロンによりますが、平均3〜5年です。最近は教育カリキュラムを整備して2年程度でデビューさせるサロンも増えています。面接で「デビューまでの期間」を確認するのが大切です。

Q. 美容師の年収はどれくらい?

A. アシスタント時代は250〜300万円。スタイリストになると350〜450万円。トップスタイリストや店長で500〜600万円。フリーランスで指名客を持てば800万円以上稼ぐ人もいます。

まとめ

美容師のアシスタント時代は低賃金・長時間労働・手荒れとの戦いで、華やかなイメージとは真逆の修行生活です。しかし、スタイリストデビューした先には「あなたにしか切ってもらいたくない」と言ってもらえるやりがいと、技術で勝負できるキャリアが待っています。下積みを乗り越える覚悟があるかどうかが、この仕事を続けられるかの分かれ目です。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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