📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回はエステティシャンの仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからエステティシャンを目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務地 | 和歌山県 |
| 勤務時間 | 10:00〜21:00(シフト制・実働8時間) |
| 休日 | 月8日(シフト制・土日祝は基本出勤) |
| 給料 | 年収300万円 |
| 必要資格 | 特になし(入社後に社内認定資格を取得) |
| 業種 | エステサロン |
| 主な業務内容 | フェイシャル・ボディエステの施術・カウンセリング・物販営業・受付 |
| 性別 | 女性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
美容の専門学校を卒業して、20歳で大手エステサロンに入社しました。もともと肌荒れに悩んでいた時期にエステに通って、自分の肌がきれいになっていく実感があったのがきっかけです。「自分も誰かの肌をきれいにしてあげたい」と思って、この世界に飛び込みました。面接では「人をきれいにすることにやりがいを感じます」と話したら、採用担当の方が「その気持ちが一番大事」と言ってくれて、すぐに内定をもらえました。期待に胸を膨らませて入社したのですが、待っていたのは想像を超える営業ノルマの世界でした。
1日の仕事内容
10時に出勤してまず店内の掃除とベッドメイキング。施術ルームの準備、タオルのセット、マシンのチェック。10時半にはオープンして、最初のお客さんのカウンセリングが始まります。肌の状態を見て、悩みを聞いて、コースを提案。
フェイシャルの施術は1回60〜90分。クレンジング、マッサージ、パック、仕上げのスキンケアを丁寧に行います。ボディの施術はさらに体力を使います。全身のオイルマッサージは力を込めて60分。腕がパンパンになります。1日に4〜5人を施術するので、閉店する頃には腕が上がらないこともありました。
施術の合間にカウンセリングと物販の営業。ここが精神的にきつい部分で、「化粧品をいくら売るか」「回数券をどれだけ契約してもらうか」の個人ノルマが毎月設定されます。店長からは「施術が上手いだけじゃダメ。売上を作れて一人前」と言われ続けました。
この仕事できつかったこと
一番きつかったのは物販と契約のノルマです。月に化粧品30万円分、コース契約で100万円が目標。達成できないと店長面談があって、「何が足りなかったのか」と詰められます。お客さんに無理に売り込みたくないのに、ノルマを達成しないと自分の評価が下がる。このジレンマに毎月苦しみました。
施術の体力消耗も半端じゃないです。特にボディエステは全身の力を使って揉みほぐすので、1日の終わりには腕と腰がガタガタ。腱鞘炎になってサポーターを巻きながら施術していた時期もあります。指の関節が変形してきて、整形外科の先生に「このまま続けたら将来手が使えなくなるかも」と言われたのは衝撃でした。
土日祝は稼ぎどきなので休めません。友人の結婚式に出席するのにも有給を取るのが一苦労。GWやお盆も仕事で、同世代が旅行に行っているSNSを見るたびに虚しくなりました。
この仕事で良かったこと
施術後にお客さんの肌が明らかに変わった瞬間は、何度経験しても嬉しいです。ニキビ跡に悩んでいたお客さんが3か月通って「ファンデーションなしで外に出られるようになった」と泣いて喜んでくれたとき、この仕事をやっていて本当に良かったと思いました。
美容の知識が身につくのは確実にメリットです。スキンケアの成分、体の仕組み、リンパの流れ。自分自身の肌もきれいになったし、友人や家族にアドバイスしてあげられる。エステの技術は一度身につけたら一生使えるスキルです。
指名のお客さんがつくと、収入も安定するしモチベーションも上がります。「あなたの施術じゃないとダメ」と言ってもらえるのは、技術者として最高の褒め言葉。指名料が月に3〜5万円プラスになることもありました。
この仕事を辞めた理由
3年間勤めて退職しました。辞めた一番の理由は、ノルマのプレッシャーに耐えきれなくなったことです。お客さんに「今月あとこれだけ足りないんです」と頭を下げる自分が嫌になった。技術は好きでも、営業は向いていなかった。それに腕と指の痛みが慢性化して、このまま続けたら体を壊すと判断しました。退職後は美容メーカーの営業事務に転職して、美容の知識を活かしながらデスクワーク中心の生活になりました。
この仕事が向いている人
美容が好きで、人の肌や体に触れることに抵抗がないのは大前提。その上で、営業力やコミュニケーション力がある人に向いています。「技術だけやりたい」という人はノルマに苦しむ可能性が高い。逆に、接客が得意で提案型の営業を楽しめるタイプなら、インセンティブで稼げる魅力的な仕事です。体力に自信があって、手先の器用さにも自信があるとなお良いです。
この仕事に就きたい人へ一言
エステ業界はサロンによってノルマの厳しさがまったく違います。大手チェーンは売上ノルマがきつい傾向がある一方、個人サロンや医療提携型のサロンは技術重視で営業が少ない場合も。面接で「ノルマはどの程度ですか」と直接聞いてみてください。曖昧な回答をする会社は要注意です。
AEA(日本エステティック業協会)の認定資格を取っておくと、転職時に有利。技術を磨きながら、将来は独立や美容系メーカーへの転職も視野に入れるとキャリアの幅が広がります。
よくある質問(FAQ)
Q. エステティシャンに資格は必要?
A. 国家資格はなく、未経験でも入社できるサロンがほとんどです。AEA認定エステティシャンやCIDESCO国際ライセンスなどの民間資格を持っていると、転職や独立時に信頼度が上がります。
Q. エステティシャンの年収はどれくらい?
A. 未経験スタートで250〜300万円。指名客がつき、インセンティブを含めると350〜400万円になる人もいます。店長やマネージャーに昇格すると450〜500万円前後。独立すれば収入の上限はありません。
まとめ
エステティシャンは物販・契約のノルマと施術による体力消耗がきつい仕事です。腱鞘炎や指の変形など、体への負担も大きい。しかし、お客さんの肌が変わる瞬間のやりがいと、一生使える美容技術が手に入る魅力があります。ノルマのない環境を選べるかどうかが、長く続けられるかの分かれ目です。
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