📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回はゴミ収集作業員の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからゴミ収集作業員を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 公務員 |
|---|---|
| 勤務地 | 宮城県 |
| 勤務時間 | 7:30〜16:15(実働7時間45分) |
| 休日 | 完全週休2日(土日祝・年末年始) |
| 給料 | 年収450万円 |
| 必要資格 | 地方公務員試験合格(現業職) |
| 業種 | 自治体・環境局 |
| 主な業務内容 | 家庭ごみの収集運搬・分別指導・収集車の運転・清掃工場への搬入 |
| 性別 | 男性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
高校卒業後に地元の区役所の現業職試験を受けて、環境局に配属されました。父親が同じ区のゴミ収集作業員を30年やっていて、「安定しているし、体を動かす仕事が好きなら向いている」と勧めてくれたのがきっかけです。正直に言うと、ゴミ収集に夢やロマンを感じていたわけではありません。公務員の安定した待遇に惹かれたのが本音です。18歳で入職して、最初に収集車に乗ったとき、あまりの匂いに「こんなの無理だ」と思いました。でも父親も乗り越えてきた道だと思って歯を食いしばりました。
1日の仕事内容
朝7時半に清掃事務所に出勤。作業着に着替えて、3人1組で収集車に乗り込みます。運転手と作業員2人の体制で、担当エリアの収集ルートを回ります。
住宅街を一軒一軒回って、集積所に出されたゴミ袋を収集車に投げ入れる。可燃ごみの日はゴミ袋の量がすごくて、1か所に20〜30袋積まれていることも。走って取りに行き、投げ入れ、また走る。午前中だけで何百袋ものゴミを処理します。
分別が守られていないゴミは回収できないので、シールを貼って残置。住民から「なんで持っていかないんだ」とクレームが来ることもあります。
午前中に担当エリアの収集を終えて、清掃工場にゴミを搬入。午後は収集車の洗車と点検、事務所で事務作業や研修。16時15分に退勤。残業はほとんどありません。
この仕事できつかったこと
匂いが一番きついです。生ゴミ、おむつ、腐った食品。特に夏場は気温で発酵が進んで、集積所に近づいただけで吐き気を催すレベルの悪臭がします。マスクを二重にしても防げない。入職して最初の夏は毎朝「今日も耐えられるだろうか」と緊張していました。3年目でようやく鼻が慣れましたが、完全に平気になることはありません。
体力勝負の仕事です。重いゴミ袋を何百回と持ち上げて投げる作業は、全身の筋肉を使います。特に年末の大掃除シーズンはゴミの量が倍増して、腰が悲鳴を上げます。同僚の半数がコルセットを愛用しているのが、この仕事の過酷さを物語っています。
社会的な偏見が地味にきつかったです。合コンで職業を聞かれて「ゴミ収集」と答えると微妙な空気になったことがあります。「汚い仕事」「底辺」というイメージを持つ人が一定数いるのは事実。自分の仕事に誇りを持っていても、こういう反応をされると心が折れそうになりました。
この仕事で良かったこと
公務員としての安定感が最大のメリットです。景気に左右されず、毎年確実に昇給があり、ボーナスは年4か月分以上。年収450万円は同年代のサラリーマンと比べても遜色ないし、退職金と年金も手厚い。30年後の生活まで見通せる安心感は、民間企業では得がたいものがあります。
残業がほぼゼロで、16時15分に帰れる。この生活リズムの良さは何にも代えがたいです。アフター5に趣味の草野球をしたり、資格の勉強をしたり。「仕事以外の時間」が充実している人が多い職場です。
意外かもしれませんが、住民から感謝されることも多いです。「いつもきれいにしてくれてありがとう」「雨の日も大変ですね」。ゴミ収集がなければ街はすぐにゴミだらけになる。この仕事の社会的な意義を実感するたびに、誇りを持てるようになりました。
この仕事を辞めた理由
辞めていません。入職12年目で、今は班長として後輩の指導にもあたっています。匂いや偏見はきつかったですが、公務員の安定した待遇と規則正しい生活は自分に合っていたと思います。父親の背中を追って入った仕事ですが、今は自分の意志で続けています。
この仕事が向いている人
体力があって、匂いや汚れに耐えられる人に向いています。公務員の安定した待遇を最優先にする人にとっては、最高の選択肢の一つ。早起きが苦にならないこと、チームワークを大切にできることも重要。逆に、社会的なイメージを気にしすぎる人、体力に自信がない人には厳しい職場です。
この仕事に就きたい人へ一言
ゴミ収集作業員は公務員の現業職として、安定した待遇と充実した福利厚生が保証されています。民間の収集業者もありますが、公務員として働くなら地方公務員試験(現業職)に合格する必要があります。筆記試験は一般の事務職より難易度が低い自治体が多いので、高卒でも十分にチャンスがあります。
「きつい」「汚い」というイメージで敬遠されがちですが、年収・福利厚生・ワークライフバランスのトータルで見ると、かなり恵まれた職種です。偏見を超えて挑戦する価値があります。
よくある質問(FAQ)
Q. ゴミ収集作業員になるにはどうすればいい?
A. 自治体の公務員試験(現業職・技能労務職)に合格して環境局に配属される方法が一般的です。民間の廃棄物収集会社に就職するルートもあります。公務員の場合、大卒でも受けられる自治体もあります。
Q. ゴミ収集作業員の年収は?
A. 公務員の場合、初任給は年収300万円前後、10年目で400〜450万円、定年前で550〜600万円程度。民間の収集会社は350〜400万円が相場で、公務員の方が長期的な待遇は良い傾向にあります。
まとめ
ゴミ収集作業員は匂い・重労働・社会的偏見がきつい仕事ですが、公務員としての安定した年収・確実な昇給・充実した福利厚生・残業ゼロの生活リズムは大きな魅力。街の清潔を守る社会的意義のある仕事でもあります。「きつい」の裏にある「恵まれた待遇」に目を向ければ、偏見を超えて挑戦する価値のある職種です。
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