📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回は管理栄養士(病院)の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから管理栄養士(病院)を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務地 | 大阪府 |
| 勤務時間 | 8:30〜17:15 |
| 休日 | 土日祝(月1〜2回土曜出勤あり) |
| 給料 | 年収350万円 |
| 必要資格 | 管理栄養士免許 |
| 業種 | 医療・病院 |
| 主な業務内容 | 病院給食の献立作成・栄養管理・患者への栄養指導 |
| 性別 | 女性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
大学の管理栄養士養成課程を卒業して、地元の大阪にある総合病院に就職しました。学生時代の臨床栄養学の授業で、食事が治療の一部になるという考え方に感銘を受けたのがきっかけです。「栄養士は給食のおばちゃん」というイメージを持っている人が多いですが、病院の管理栄養士はもっと医療に深く関わる仕事です。そこに魅力を感じて、この道を選びました。
1日の仕事内容
朝8時半に出勤。まず、今日の給食に問題がないかを厨房スタッフと確認します。アレルギー対応、食形態の変更(きざみ食、ミキサー食など)、禁止食材のチェック。ここでミスがあると患者さんの命に関わるので、毎朝ダブルチェックを徹底していました。
9時から栄養管理業務。入院患者さんのカルテを確認し、栄養状態のアセスメントを行います。血液検査のデータや食事摂取量を見て、栄養補助食品の追加や食事内容の変更を医師に提案することも。
午前中は病棟回診に同行することもあります。医師・看護師・薬剤師とチームを組んで患者さんの状態を確認し、栄養面からのアドバイスを行います。NST(栄養サポートチーム)の一員として発言を求められる場面もあり、緊張します。
午後は個別の栄養指導がメイン。糖尿病や腎臓病の患者さんに、退院後の食生活について30分〜1時間かけて指導します。合間に翌月の献立作成。約300食分の献立を栄養価計算しながら組み立てるのは、地味ですが膨大な作業です。
17時過ぎに退勤ですが、献立の締め切り前は19時近くまで残ることもありました。
この仕事できつかったこと
一番きつかったのは、厨房との板挟みです。管理栄養士は献立を作る側、厨房の調理師さんは作る側。理想的な献立を組んでも「こんな手間のかかるもの作れるわけないやろ」と突き返されることが何度もありました。調理師さんはベテランが多く、年上のパートさんに遠慮しながら意見を伝えるのは、新卒の自分には本当にしんどかった。
栄養指導も簡単ではありません。「甘いものを控えてください」と言っても、患者さんは「わかってるけどやめられへん」が本音。指導した通りに食事を変えてくれる患者さんのほうが少数派で、再入院してくる方を見ると無力感に襲われました。
「管理栄養士って暇でしょ?」と他職種から思われがちなのもつらいです。病棟に顔を出しても「何しに来たの?」という空気を感じることがあり、自分の存在意義を問われている気がしました。
この仕事で良かったこと
栄養指導で関わった糖尿病の患者さんが、半年後にHbA1cの数値が改善して「先生のおかげで数値が良くなりました」と報告してくれたとき。「先生」と呼んでもらえたことも含めて、めちゃくちゃ嬉しかったです。食事で人の健康を変えられるという実感は、管理栄養士ならではの醍醐味です。
献立作成は大変ですが、季節の行事食(お正月のおせち風、クリスマスのチキンなど)を企画して、患者さんが喜んでくれたときの達成感は格別。入院生活で唯一の楽しみが食事という方もいるので、「おいしかったよ」の一言が何よりのモチベーションでした。
病院は残業が比較的少なく、土日休みが基本。管理栄養士は国家資格なので転職もしやすいです。
この仕事を辞めた理由
辞めてはいませんが、厨房との関係にストレスを感じて、栄養指導に特化したクリニックへの転職を考え始めています。献立作成から離れて、患者さんと向き合う時間を増やしたいのが本音です。
この仕事が向いている人
コミュニケーション力が高く、年上の方ともうまくやれる人に向いています。厨房スタッフや医師、看護師など多職種と連携する場面が多いので、調整力は必須。栄養学の知識をわかりやすく噛み砕いて伝えるプレゼン力も大切です。数字に強いことも地味に重要で、栄養価計算や食材の原価管理で数字を扱う場面は多いです。
この仕事に就きたい人へ一言
病院の管理栄養士は、臨床栄養に深く関われるやりがいのある仕事です。ただ、厨房との関係や他職種からの理解不足で悩む人は多い。入職して最初の1年はとにかく厨房に通って、調理師さんとの信頼関係を築くことが大切です。
年収を上げたいなら、NSTの専門資格や糖尿病療養指導士などの認定資格を取ると評価が変わります。病院にこだわらなければ、特定保健指導やフリーランスの栄養指導など、管理栄養士の活躍の場は広がっています。
よくある質問(FAQ)
Q. 管理栄養士と栄養士の違いは?
A. 栄養士は都道府県知事の免許、管理栄養士は国家試験に合格して得る国家資格です。管理栄養士のほうが高度な栄養指導や臨床栄養管理ができ、病院では管理栄養士が求められます。給料にも差が出ます。
Q. 病院の管理栄養士の年収は?
A. 新卒で280〜320万円、経験5年で350〜400万円が目安です。病院の規模や地域によって差があります。認定資格を取得したり、管理職になると450万円以上も見えてきます。
まとめ
病院の管理栄養士は、献立作成と栄養指導という二本柱の仕事で、食事を通じて患者さんの治療に貢献する専門職です。厨房との人間関係や他職種からの認知度の低さにきつさを感じることもありますが、患者さんの回復を食で支えるやりがいは本物。国家資格を活かして安定したキャリアを築きたい方におすすめです。
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