📋 この記事でわかること
- 生協ルート配送の1日の仕事の流れ
- 給料(基本給+インセンティブ)の実態
- きつかったこと(暗記量・団地配送・営業ノルマ)
- 元請けと下請けの違い
- この仕事が向いている人の特徴
こんにちは。管理人の村人Bです。
今回は私が3年間ほど務めた生協のルート配送兼セールスドライバーの下請け会社の体験談をお話しします。
そもそも生協のルート配送ってどんな仕事?
生協(生活協同組合)のルート配送は、組合員のご家庭に食品や日用品を届ける宅配サービスのドライバー職です。ヤマト運輸やAmazonのような不特定多数への配送とは異なり、以下のような特徴があります。
- 固定のお客様を毎週回る:曜日ごとにルートが決まっている
- 顔なじみになる:同じお客様と毎週会うので関係性が築ける
- 配送+営業:配達だけでなく新規顧客開拓のノルマもある
- 取り扱い品目が幅広い:食品・日用品・衣料品まで何でもあり
「配送業」と「営業職」のハイブリッドと考えると分かりやすいです。
生協ルート配送の勤務条件まとめ
| 勤務地 | 埼玉県 |
|---|---|
| 雇用形態 | 契約社員 |
| 勤務時間 | 7:00~21:00(日によりバラつきあり) |
| 休日 | 土日 |
| 給料 | 月給25〜35万円(基本給+インセンティブ) |
| 必要資格 | 普通自動車免許 |
| 業種 | 宅配 |
| 主な業務内容 | 配送・飛び込み営業 |
月給25〜35万円は配送業としては悪くない水準ですが、勤務時間が7時〜21時と非常に長い。実質14時間拘束と考えると、時給換算では決して高くありません。ただし土日休みなのは配送業では珍しく、プライベートの時間は確保しやすいです。
生協ドライバーの給料相場は、元請け(生協本体)で月給22〜30万円+賞与、下請けだと月給20〜35万円(インセンティブ含む)が一般的。元請けの方が安定しているケースが多いです。
生協のルート配送を始めたきっかけ
求人紙をみていて基本給プラス歩合で40万以上稼げる!みたいな事が書いてあったので稼げそうだったから始めました。
この「40万以上稼げる」という求人広告には要注意。後述しますが、実際にはインセンティブの内容が募集要項と違ったというオチがあります。求人の「〇〇万円以上可能」は最大値であり、平均的な収入とは限りません。
生協ルート配送の1日の仕事内容
まずは7時に営業所に出社。所長立会いの元アルコールチェックと点呼をして荷主である生協の倉庫へ向かいます。各コースを担当しているドライバーが荷物を積み込み8時半から全体朝礼。9時に出発します。
配送件数は1日大体80〜100件ほど。曜日毎で宅配先が決まっている感じです。
17〜18時に生協の倉庫へ戻り、空箱や回収品の積み下ろしと整理。翌週分の注文票のチェック、しばらく注文が無いお客さんには電話で催促。ひと通り終えて注文票を提出。20〜22時くらいに営業所へ帰社後、日報を書いて終了といった感じです。
1日のタイムスケジュール:
- 7:00:出社、アルコールチェック、点呼
- 7:30〜8:30:生協倉庫で荷物積み込み
- 8:30:全体朝礼
- 9:00〜17:00:ルート配送(80〜100件)
- 17:00〜18:00:倉庫で積み下ろし・整理
- 18:00〜20:00:注文票チェック・電話催促・事務作業
- 20:00〜22:00:営業所で日報作成、退勤
生協のルート配送できつかったこと
暗記量が膨大
1日約100件×5日(月〜金)の500件超の家をほぼ暗記しなければいけない事。場所だけでなくチャイムを押すのか押さないのか、押さなければ荷物はどの場所に置く事になっているのか?を前任ドライバーから全て引き継ぎ期間中に暗記しなければいけません。
時間のシビアさ
前任ドライバーの力量にもよりますが、私が引き継いだコースの前任ドライバーはメチャクチャ仕事が早い人だったので、配達時間が分刻みで決まっていて何かイレギュラーとかがあって少しでも時間が遅れてしまうと、お客さん達から鬼電が来ますw
団地への配送が地獄
団地ラッシュの日が憂鬱でした。基本的に生協は買い物に行けない妊婦さんや高齢の方がメインなのですが、団地の上層階のそういった人達は水物のケースをアホみたいに箱買いするので夏場は本当に死に物狂いで配達していました。
エレベーターのない団地の5階まで、20kg以上の水ケースを何往復も運ぶのは体力的にも精神的にも相当きつい作業です。
営業ノルマ
配送業務だけでも一杯一杯なところに毎月新規顧客開拓の営業ノルマがあります。まぁ確か毎月4件ぐらいだったのでそこまで大変では無かったですが。
配送中に「まだ生協を使っていないお宅」に飛び込み営業をかけるのがセールスドライバーの役割。「配送だけやりたい」という人には向かない仕事です。
生協のルート配送で良かったこと
かなり体力はつきます。あとは安全運転を心掛けるようになりました。別に生協の看板を背負ってるからでは無く荷物が崩れやすい状態なので。※普通の運送屋みたいにラッシングで締める事はしないでゴムみたいのでちょこっと抑えるだけなので。とにかく【G】のかからない運転技術を極めましたw
その他のメリット:
- 土日休み:配送業では珍しい。家族との時間を確保しやすい
- お客様との信頼関係:毎週同じ方に届けるので、感謝される機会が多い
- 自分のペースで働ける:ルートの組み方次第で効率化可能
生協のルート配送を辞めた理由 — インセンティブの罠
給与形態の『基本給+インセンティブ』ですが、配送件数がインセンティブの対象という説明だったのが、フタを開けてみれば営業でのインセンティブがメインだった事が判明し、騙された感がありました。
別に営業なんかヤル気はなかったので毎月ノルマの事でグダグダ言われるのがウザすぎたので最終的には『僕は営業をしに来たわけでは無いので辞めます』と言って辞めました。※でも3年ぐらいはやりましたよ?
これは生協ドライバーの求人でありがちな話。「配送件数に応じたインセンティブ」と思ったら「営業成績に応じたインセンティブ」だったというパターン。面接で具体的にインセンティブの計算方法を確認しておくことが重要です。
生協のルート配送が向いている人の特徴
体力があり、接客が好きな人。あとはある程度自分の裁量でお客さんのコース振りが出来るので(例えば金曜の客を木曜にガッツリ移動させて金曜日を楽なコースにしちゃうなど)自分の裁量で仕事を決めたい人には向いているかもしれません。
- 体力に自信がある人:重い荷物を毎日運ぶのが基本
- 人と話すのが好きな人:お客様との会話が日常
- 自分で段取りを組みたい人:ルートの工夫で効率化できる
- 営業にも抵抗がない人:配送だけでなく新規開拓も必要
- 記憶力に自信がある人:500件以上のお客様情報を覚える
生協のルート配送を考えている人へ — 元請けvs下請け
生協だからと舐めてかかると痛い目にあいますw
やはり下請けでは無く、元請けで入った方がイイです。イヤな仕事は下請けに振られますので。
具体的な違い:
| 項目 | 元請け(生協本体) | 下請け |
|---|---|---|
| 雇用形態 | 正社員・契約社員 | 契約社員・業務委託 |
| 給料 | 基本給+賞与(安定) | 基本給+インセンティブ(変動) |
| 営業ノルマ | あり(緩め) | あり(厳しい場合も) |
| 福利厚生 | 充実 | 最低限 |
| コース選択 | 希望出せる | 割り当てられる |
よくある質問(FAQ)
Q. 生協ドライバーに必要な免許は?
A. 普通自動車免許があればOK。使用するのは軽バンか1トン車が主流です。大型免許は不要。
Q. 女性でもできる?
A. 女性ドライバーも増えていますが、重い荷物を運ぶ場面は多いので体力は必要。台車を使えるルートなら負担は軽減されます。
Q. 副業・Wワークとしてはどう?
A. 勤務時間が長い(7時〜21時)ので、副業には不向き。フルタイムでしっかり稼ぎたい人向けの仕事です。
まとめ:生協ドライバーはきついが、やりがいと土日休みが魅力
生協のルート配送は、暗記量・長時間労働・営業ノルマなどきつい面が目立ちますが、土日休み・お客様との信頼関係・自分のペースで働けるという魅力もあります。
ただし、下請けと元請けでは待遇が大きく異なるので、応募前に雇用形態とインセンティブの詳細を必ず確認してください。
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配送ドライバーの経験は、物流管理・ルート営業・倉庫管理など、多くの職種に転職する際の強みになります。「長時間労働がきつい」「営業ノルマが嫌だ」という方は、条件の良い配送会社への転職や、ドライバー経験を活かした異業種転職も検討してみてください。
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