軽井沢のリゾートホテルで働いた経験のある【まさみ】様。
講演に来てくれた人がきっかけで入社するも、労働条件は最悪。。。最後は体調を崩してしまいました。
そんなホテル業の現実を教えてもらいましょう。
雇用形態 | 正社員 |
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勤務地 |
群馬県北軽井沢
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勤務時間 |
6:30~22:00の間のシフト制(8時間)
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休日 |
月に4~8日
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給料 |
15万
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必要資格 |
なし
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業種 |
ホテル業
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主な業務内容 |
フロント受付など
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この仕事を始めたきっかけ
まだ学生だった頃、ホテルの支配人が学校に来て講演を行いました。その際に自立した女性を育てたいと言っており、共感してその支配人のいるホテルで働きたいと考え応募しました。
1日の仕事内容
フレンチレストランに配属されていた頃は、出勤したらまず朝食のサービスを行いました。
テーブルのセッティングを行いドリンクの準備を前もって行います。
レストランが開店するとお客様へ朝食のサービスを行います。朝食後は片付けを行い、ランチの開店までの間にランチ営業の準備とディナーの準備も行います。シェフにメニューを確認し作成を行います。
ランチ営業が終わったら、グラスやフォーク・ナイフなどのシルバーを磨いたり、ディナーのテーブルのセッティングします。ディナー営業では多くのお客様がいらっしゃいます。飲み物を伺いサービスを行った後、コースの提供になります。
全てのお客様が帰られて閉店した後は会計業務も行います。簡単に次の日の朝食の準備をして終了です。
フロントに配属されていた頃は、まず清掃から始めます。
カウンターの拭き掃除位ですが軽く行います。チェックアウト作業を12時まで行います。荷物の預かりや宅配サービスなどの業務も一緒に行います。12時を過ぎて完全にチェックアウトが終われば、会計業務に入ります。金額が一致していれば終了です。
14時からはチェックイン業務が始まります。夕方位がピークですが18時を過ぎると落ち着いてきます。19時または20時位で夜勤の方へ引き継ぎをして終了です。
この仕事できつかった事
リゾートホテルでしたので、夏休みシーズンはほとんど休みも無く、労働時間も長くて大変でした。
食事休憩を取る時間もほとんどなくて、お腹は空いてしまいますし、立ちっぱなし、歩きっぱなしで足も痛かったです。
朝は早く、夜は遅くまでで次の日も早いので毎日クタクタで辛かったです。体重はどんどん減りましたし、生理も止まりました。
若かったから出来たと思いますが、労働条件は最悪でした。
従業員数が少なく、一人で様々な役をこなさないといけなかったので、本当に大変でした。
この仕事をして良かった事
お客様から感謝されると、この仕事をして良かったなぁと感じました。
お客様が旅行したいと考えた時に、このホテルを選んで頂き、楽しみに来て頂いているので、このホテルで旅の素敵な思い出を作ってほしかったですし、そのお役に立てる事が出来るのは嬉しかったです。
お心遣いを頂く事もありました。
私の名前を覚えてくださったり、リピーターとして再度来てくださった時に私を訪ねて来てくださった時は本当に嬉しかったです。
この仕事を辞めた理由
労働条件があまり良くなかった事が一番大きいです。
勤務時間が長く、休みも少なく、サービス残業も当たり前の様にあり100%残業代が出た事は一度もありませんでした。それが当たり前の状態で皆が働いている状態なので、誰もおかしいとか間違ってると意見する人もいませんでした。私も麻痺していたと思います。
地方で一人暮らしをしてこのホテルで働いていましたので、地元に帰って家族と一緒に暮らしたかったですし、もう少し条件のいい所で働きたいと考える様になりました。
この仕事に向いている人
体力勝負の仕事です。
立ち仕事ですし、重いテーブルや椅子、ビール箱やドリンクの入った箱を運んだりすることも多く、重労働です。
明るく、人と接する事が好きな人には向いている仕事だと思います。
お客様の楽しい旅のお手伝いをさせて頂ける、やりがいのあるお仕事だと思います。
年末年始やゴールデンウィークなどの皆が休む時が稼ぎ時になるので、平日に休む事が多いです。平日休みでも問題ない人、むしろ平日の方が遊びに行っても空いていていいや~と思える人はいいと思います。
この仕事に就きたい人へ一言
大変な事も多いですが、やりがいを感じる事の出来る仕事だと思います。頑張ってください。