【読者体験談#84】あなたにはできますか?トイレ掃除や嘔吐処理をする清掃業。

【読者体験談#84】あなたにはできますか?トイレ掃除や嘔吐処理をする清掃業。
タイトルにもあるように、清掃業はトイレ掃除や嘔吐処理など誰もやりたくない仕事を やらなければいけません。
精神的にも体力的にもキツイ仕事なのに、お給料は安いです。
現実は厳しいです。
そんな清掃業のお仕事を体験された【おーさき】様。
詳細を教えて頂きたいと思います。
雇用形態  アルバイト
勤務地
千葉県某所
勤務時間 6:00-10:00
休日
不定期
給料
自給900円(850円~)
必要資格
なし
業種
清掃業
主な業務内容
 トイレ掃除など

 

始めたきっかけ

ハローワークで求人票に朝7:00~10:30という時間内の就業とのことで、体を壊していたこともあり、一日のリズムにもちょうどいいと思ったので面接を受けました。丁度職も無かったので焦っていたのもあります。

1日の仕事内容

数コースをその日のシフトで動きます。
例えば今日はAコースで、翌日はBコースみたいなかんじです。そのコースも、お客様や従業員が使用し始める前に終わらせなければならないので、大体の時間に検討をつけて清掃します。当然7時から入っても間に合わないので、30分早出しなくてはいけませんでした。コースによっては特別なイベントが有る場合早出もあります。その分早く帰れるのでそれはありがたかったです。

女性はトイレ掃除がメインなので大小便器、洗面台、床のモップがけを男女分とトイレの数だけ。後カーペットの床の廊下を掃除機がけし、灰皿とゴミ箱のゴミを回収します。コースによって若干差はありますが、お客様の使用した後にトイレットペーパー補充と洗面台の点検もあります。

男性の場合は全部掃除機がけとモップがけです。掃除機は背負って使う業務用の掃除機で、椅子の下もテーブルの下も全て掃除機をかけます。最後に全てのゴミをごみ収集場所に捨てて終了です。この後は使った道具をカートに全部補充するところまでやります。

この仕事できつかった事

早起きがきついです。
それからトイレの清掃の臭いと、細かい作業が連携している事が何よりツライです。キレイにする仕事ではありますが生理的にきついです。どうしても便器の汚れや臭いは精神的に拒絶してしまうものなので仕方ないとは思うのですが…。

それから肉体労働で腰や足にも大きな負担があります。便器を洗うにはどうしても一度膝を折らなくてはいけませんし、重いものを運ぶ作業もあります。後嘔吐の処理も衛生上の都合で道具をいちいち用意しなければなりません。
特に年末年始、年度はじめはお酒を飲むお客様が多いので嘔吐が多くなります。不審者もかなり多くなるのと重なるので、予定通り作業が出来ない場所もあります。

この仕事で良かった事

これといって良かったことはありませんが、家のちょっとした掃除が全く苦にならなくなることかもしれません。
それから大掃除が生ぬるく感じます。家の汚れは公共の汚れに比べたらかわいいもんです。

この仕事を辞めた理由

生理的にキツイことが多いこともありますが、人間関係の問題です。
仕事上かなり几帳面な方も同僚にいらっしゃいますので、そういった人が指摘する細かい箇所を直しても直してもいろいろと言われてしまうのが嫌でした。掃除は終わりが無い仕事のひとつなので、やろうと思えばいくらでもできる人は多いようです。大雑把過ぎる場合はしかたないとしても他の人間にも几帳面さを求めてくるとなるとちょっと困ります。。

この仕事が向いている人

几帳面な人は間違いなく向いています。一人の作業が好きな人や掃除が好きな人、朝起きることが全く苦にならない人が向いていると思います。
働く場所にもよりますが、人と付き合うことが好きな人には逆にむいていません。何故なら同僚以外と顔を合わせないのはしょっちゅうですので。

掃除が好きな人も向いています。今は道具も多様化して職場によっては使わせてもらえる道具もあります。業務用ですがそういった道具をとりあえず試してみたい人や、汚いところをキレイにすることに生きがいを感じる人はこの職種に多いです。

後は歩き回る事が苦では無い人です。カートを押して担当場所を動き回るので活発な性格な程向いているといえます。

この仕事に就きたい人へ一言

清掃業は然程楽な仕事ではありません。
しかし人の性格によってはかなり楽しい仕事になることもあるようです。同僚や仕事量、時間が合う場合は生活リズムによって適しているか決まると思います。それが合うなら一人の作業は気楽ですし、慣れで担当する場所を回れるようになれます。現場が合うかは運や性格が左右するので、そのあたりは慎重に決めたほうが良いです。

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