【読者体験談#6】コールセンターは良い社会勉強になります

【読者体験談#6】コールセンターは良い社会勉強になります

今回は大阪在住30代の【ヤッピー】様からいただいたコールセンターの社畜体験談をご紹介。

雇用形態 契約社員
勤務地
大阪府大阪市中央区
勤務時間
12:00~20:00
休日
月曜日
給料
20~22万
必要資格
なし
業種
クレジットカード会社のコールセンター
主な業務内容 カスタマーサービスの電話対応

この仕事を始めたきっかけ

求人サイトの募集を見て、新規事業スタートでの人員募集とのことだったので、スタートメンバーだったら色々楽かなと思い始めました。

1日の仕事内容

仕事内容としては、一日を通して、某クレジットカード会社のコールセンターにて、カスタマーサービスの電話対応をするというものでした。

私の働いていたコールセンターには発信業務(アウトバウンド)と受信業務(インバウンド)の2種類があったのですが、出勤するその日に応じてその両方の業務に大体半々ずつ就いていました。

発信業務の仕事内容としては、既存顧客の登録内容の確認の電話を掛けたり、開催中のキャンペーンのお知らせなどの電話を掛けるのが主な業務となっていました。

受信業務は、発信業務のスタッフが電話を掛けて繋がらなかった場合に、その着信履歴を見て折り返し電話を下さったお客様の対応をするというものでした。

案内内容は、発信業務にて説明する内容と同じものになります。

この仕事できつかった事

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一日実働7時間の業務でしたが、一日中同じ内容の事柄をお客様に説明しなければならないことになるので、かなり頭が疲れてきますし、退屈な気持ちになってくることもしばしばありました。

また、電話を何百件かけても、なかなかお客様に繋がらないという事態もよく発生し、その時には睡魔と闘わなければなりませんでした。

それに加えてしんどかったのは、クレーマーのお客様の対応です。

そういったお客様とはこちらがどれだけ丁寧に接しても、筋道だった会話をすることが出来ず、たとえこちらに全く落ち度がなくても、ひたすら謝り続けなければならないというのは大きなストレスとなりました。

この仕事をして良かった事

この仕事をしていて良かったと思えたことは、やはりサービス業なので、丁寧な接客の仕方を学べたことや、相手の気持ちに立って物事を考えるということを学べたことです。

会社によってはあまり研修もせず業務に就かせるところもあり、そういうところでは接客態度もあまり良くないようですが、幸い私が勤めた会社は、就業当初にとても丁寧な研修をして頂き、正しい日本語の使い方から、お客様に対する敬意の示し方など、様々な事柄を教えて頂けたので、それだけでもとてもいい社会勉強になったと思いました。

実際に業務に就くと、お客様もそれぞれ違うので、その時々に応じてそのお客様にあった丁寧な接客ができるように実地訓練から学ぶことができ、柔軟な対応が自然とできるようになりました。

お客様から接客対応について褒められたり感謝の言葉を頂いた時には、この仕事をしていて良かったなと感じました。

この仕事を辞めた理由

この仕事は自分に向いていると思っていましたし、仕事自体が基本的にはとても楽しいと感じていたので、仕事が嫌になって辞めたというわけではありませんでした。

私は若い頃から海外での生活に興味があり、いつかは海外に移住して、そこでボランティア活動をしたいと常々考えていました。

それで、20代後半になった時に、もうここでチャレンジしないともう後が無いと一念発起し、海外移住を決意し、それに伴いそれまで勤めていた会社を退職することになりました。

ですので、会社や仕事への不満があったということではなく、一身上の都合ということで退職させて頂くことになりました。

この仕事に向いている人

この仕事はサービス業になるので、人と接するのが好きとか、ほかの人に喜んでもらえる仕事をしたいと思っている人に向いていると感じます。

あと、人とじかに接するのが苦手だと感じている人にも、実は向いている仕事だと感じています。

なぜかというと、電話の仕事は実際にお客様の顔を見て接客する仕事ではないので、実際に人と対面して接客するのが苦手な人でも、電話だったら声だけなので、自信を持って話せるという人も多いのです。実際にそういった方達が大勢私の働いていた会社にもいらっしゃいました。

この仕事に就きたい人へ一言

コールセンターでの仕事は人によって向き不向きがあると思いますが、向いている人にとっては長く続けられる良い仕事だと思います

 

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