【読者体験談#104】上司がクソな職場は働く意味なし!ライターが真実を語る。

【読者体験談#104】上司がクソな職場は働く意味なし!ライターが真実を語る。
 どこの職場でもクソ野郎な上司はいます。
我慢してそのまま働く人もいるでしょう。
しかし尊敬できない上司の元で働くのは、自分が成長できない。メリットがないんだと、今回お話をご紹介してくれた【web】様がおっしゃっていました。
確かにその通りだとは思いますが、そう簡単に辞めることもできないのが現実です。
難しいですよね。
では体験談をご紹介します。
雇用形態
 正社員
勤務地
東京都港区
勤務時間 10:00-25:00(日によりバラつき有り)
休日
土日祝 年末年始
給料
20万
必要資格
特になし
業種
 広告業
主な業務内容
コピーライター

始めたきっかけ

 

コピーライターを目指していたので雇っていただきました。

 

1日の仕事内容

 

コピーライターのアシスト業務、コピーライティング。

 

この仕事できつかった事

 

朝は遅めのはじまりですが、プレゼン準備期間や上司の勝手な都合で、帰りは終電に間に合わないことが、ほぼ毎日ありました。加えて、徹夜で事務所に泊まり込んで作業、そのまんまプレゼン会議に直行、ということが毎月の恒例行事に。

事務所は個人事業主の集まりのような小さなもので、私の上司は女性だったのですが、事務所に顔を出さないことや、電話などに出ない、伝言や連絡を無視する、所在を明らかにしない、クライアントを待たせる、打ち合わせをすっぽかす、などの素行が多々。翌日に向けての業務確認がとれない状態を放置して帰宅するわけにもいかず、上司待ちのためだけに、終電ギリギリになる、ということが日常だったのです。

ある程度までは業務のうちとして、納得も対応もするのはあたりまえのことですが、ここまでの所作は、ぶっちゃけ「ありえないな」、と。 体力的にも精神的にも、「限界」という感じでした。

 

この仕事で良かった事

 

次へのステップにつながったこと。

 

この仕事を辞めた理由

 

とにかく尊敬できない上司に、嫌気がさして、、、 この人を見て育ってしまったら、ダメな働き方しかできない業界人になるなな、と感じました。

ある程度のルーズさは許される業界ですし、上司も最低限の外面は保っていたようですが、部下に対する意識があまりにも低く、彼女自身が人を育てる器に達していないことや、社内外の身内的立場の方たちへの甘えともとれる態度が、目にあまる状態に感じられたことが、メインの要因です。

もちろん学ぶべきところもありましたが、それは別の方たちからも、同じように学べるレベルのもの。社外の諸先輩のお歴々と、上司一個人の総合能力を比較して考えた時の、いちばんの差別化ファクターは、「彼女の甘え」という、どうしようもないマイナスポイントだったように思います(当時のことですので、以降の彼女の経緯については言及をいたしません)

その後、私はある経緯を経て独立、元上司より、はるかに地位やチカラや能力のある方たちと同業界で長年仕事をすることになります。多くのプロジェクトや さまざまな人たちとかかわりを持たせていただき。。。むろん体力的に相当キツいお仕事も、こなしていくわけですが。いま振り返ってみても「あの会社ってブラック会社だったよな〜」と、つくづく思います。(当時はブラック会社や企業というワードや概念はありませんでした)

 

この仕事が向いている人

 

徹夜作業をしても大丈夫な人。体が丈夫な方。精神的にタフな方。
器と才能とアイデアと実行力がある人。メシより広告が好きな人。
フレキシブルな人間関係が保てる方。 自分の弱さと、強さを知っている人。
見抜く目のある人。 めげずに次に進める人。

 

この仕事に就きたい人へ一言

 

いまも昔も過酷な労働が、クリエイティブな仕事にはつきものです。
働き続けていくと、そうした環境下にいることが一種当たり前となり、自分の限界が見えづらくなることも、あると思います。

それだけに、その労働環境に対する、客観的な判断と自分の精神的肉体的バランスをキープしていくことが大切になってくるのではと感じます。

客観的判断には、一歩下がって業界外、二歩以上下がって日本以外の常識も、加味してみる。
「うーん、こりゃあないよなぁ」と、広く大きな目で見て思ったら転換を考えるべきです。
精神的バランスは『広告が好き』かどうか。とことんつきつめて考えてみて、自分の根底にそれがあれば、どうか業界にとどまってください。
肉体的バランスは。。。 この業界の皆さんは、基本、好きなことには前のめりで頑張る人が多いので、これが意外と難しいのですが、日ごろからカラダのサインに向けてアンテナを張っておいてください。キャッチしたサインは有効に使うこと。無理せずに、頑張ることが大切です。

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