喫茶店はコーヒーや紅茶などのドリンクや軽食を提供してくれるお店ですが、よくあるチェーン店のカフェとの違いはその居心地の良さ。
ゆったりとした時間が流れ、落ち着いた雰囲気が魅力ですよね。
そんな雰囲気の良さから常連客の方が多く集まり、ホッと一息つける憩いの場になってることもあります。
そんな喫茶店で働いたことのある【ブラック飲食】様。
実際の業務はとても過酷で仕事終わりは疲労困憊していたそうです・・・。意外ですよね。
何がそんなに大変だったのか、体験談をご紹介して頂こうと思います。
雇用形態 | アルバイト |
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勤務地 |
兵庫県某所
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勤務時間 |
11:00~19:00(シフトによる)
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休日 |
毎週火曜日、年末年始
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給料 |
時給800円
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必要資格 |
なし
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業種 |
飲食業
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主な業務内容 |
喫茶店で調理など
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始めたきっかけ
求人情報を見ていてお店が素敵そうだったこと、職場の雰囲気が良いと書いてあったことから始めました。
1日の仕事内容
業務内容の多くはバックヤードを担当していました。
キッチンでの調理の他、皿洗い、翌日の仕込みの手伝いなどを行っていました。
また、忙しい時間帯にはレジ打ちや簡易な来店者対応なども行う事がありました。その他にも、来客が少ない時間帯には食材の買い出しなどに行くことも含まれており、ホール以外の業務の多くをこなしている状態でした。
この仕事できつかった事
とにかく業務量が多い。
小さな喫茶店であったためか、キッチン担当がワンオペである事がほとんどでした。そのため、忙しい時間帯は大量の注文をひとりで捌かねばならず、ひとりであたふたしていることもしばしばでした。
その上ホール担当も少なくホール側で手一杯なこともあり、調理の合間にレジ打ちなどもこなさなければなりませんでした。誰もが手一杯な状態なので、繁忙時間帯で手伝いが欲しいときも増援を期待できないのがきつかったです。
この仕事で良かった事
業務量の多さと担当者の少なさから、注文を以下に要領よく捌いていくかというスキルは身につきました。
というよりも、そうしないと注文が積み上がっていくような状態になってしまうので、身につけざるを得ないと言った方が正しいかもしれません。
もう一つ経験になったと思うのは、お店全体を俯瞰して必要そうな業務を先回りで行えるようになったことです。来店者が多い時間帯に備えて洗い物を済ませておいたり、よく出る注文を多めに下ごしらえしておく等の予測が出来ようになりました。
全体を見て先を予測する力は、後々まで役に立つ経験となりました。
この仕事を辞めた理由
あまりの多忙さと、オーナーの無茶ブリが嫌になったために辞めました。
キッチンで手一杯なのに買い出しに行かなければならなかったり、レジ打ちをしなければならなかったりしたので、自分にとっては過酷すぎる環境だったと思っています。
自分がワンオペで回せる限界で業務を行っていたので、常にシフト終わりには疲労困憊していたというのが大きいです。
この仕事が向いている人
とにかく体力が求められます。
飲食系は見た目以上にやることが多い業種だと、経験して感じました。特に、小規模な店舗だと一人当たりの作業範囲がかなり幅広くなります。
また、お店が空いている時間は次の混む時間に備えて仕込みをすることが多いので、バックヤード担当の場合は基本的に休み無しで動き続けることが求められます。こういった点から、体力が足りないと長続きはしないと思います。
この仕事に就きたい人へ一言
ワンオペ系の飲食店は業務量的にかなり過酷なものになります。
また、キッチン担当だと直接的にお客さんの声を聞くことはあまりありませんので、その意味では孤独な業務でもあります。見た目の雰囲気の良さや、時給に騙されないことをオススメします。