📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回は新聞配達の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから新聞配達を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | アルバイト |
|---|---|
| 勤務地 | 鹿児島県 |
| 勤務時間 | 3:00〜6:30(朝刊配達) |
| 休日 | 基本なし(月1〜2日の交代休みあり) |
| 給料 | 月収15万円 |
| 必要資格 | 原付免許(バイク配達の場合) |
| 業種 | 新聞販売店 |
| 主な業務内容 | 朝刊の仕分け・配達エリアの順路組み・バイクまたは自転車での戸別配達 |
| 性別 | 男性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
大学に通いながら生活費を稼ぐ必要があって、19歳のときに新聞販売店の求人に応募しました。「朝刊配達・月収15万円・寮完備」という条件に惹かれたんです。一人暮らしの部屋代を払うのがきつかったので、寮に入れるのは大きかった。面接で「毎日朝3時に起きられますか?」と聞かれて、「大丈夫です」と答えました。自信なんてなかったけど、背に腹は代えられなかった。入店初日、先輩に付いて配達ルートを覚えるところからスタート。300軒の配達先と順路を1週間で叩き込まれました。
1日の仕事内容
目覚ましが鳴るのは深夜2時半。冬の2時半は、起きるのが人生で一番つらい瞬間です。3時に販売店に着くと、トラックで届いた新聞の束がドサッと積まれている。まずチラシを新聞に折り込む作業。朝刊にチラシが5〜6枚入ることもあって、折り込みだけで30分かかります。
3時半にバイクに新聞を積んで出発。担当エリアは約300軒。団地、マンション、一戸建てが混在するルートを1時間半〜2時間かけて回ります。マンションはエレベーターで上がって各戸のドアポストに入れる。一戸建ては門の新聞受けに差し込む。雨の日はビニールに入れてから配達。1軒1軒、正確に届けないとクレームになります。
6時〜6時半に配達完了。販売店に戻って、配達漏れや誤配がないか確認。問題がなければ解散です。その後は大学に行く日もあれば、寮に戻って仮眠を取る日もある。昼間に授業を受けて、夜は21時に寝る。この生活を365日ほぼ休みなく繰り返します。
この仕事できつかったこと
早起きが何よりもきついです。深夜2時半の目覚ましが鳴るたびに「もう朝か」と絶望する。最初の1か月は体が慣れなくて、配達中にバイクの上でうとうとしたことがあります。信号待ちで寝落ちしかけて、クラクションで起きたときは命の危険を感じました。慢性的な睡眠不足で、大学の授業中も意識が飛ぶ。友人から「いつも眠そうだね」と言われるのが日常でした。
雨の日と雪の日の配達は地獄です。カッパを着ていても膝から下はびしょ濡れ。新聞がふやけないようにビニールに入れる手間が増えるし、路面が滑ってバイクの転倒リスクが上がる。実際に雨の日にスリップして転倒し、膝を擦りむいたことがあります。雪の日はバイクが使えず、自転車で配達。配達時間が倍近くかかりました。
休みがほとんどないのも精神的にこたえます。新聞は365日発行されるので、誰かが休めば誰かがカバーしないといけない。月に1〜2回、交代で休みを取れる程度。連休なんて存在しません。「みんなが寝ている時間に働いて、みんなが遊んでいる日も働く」。この生活が若い自分の精神をじわじわ削っていきました。
この仕事で良かったこと
朝の空気が気持ちいいのは本当です。人がいない早朝の街をバイクで走り抜ける爽快感。春の桜並木、夏の明け方の空、秋の金木犀の香り、冬の澄んだ空気。季節の移り変わりを一番早く感じられるのは、早朝に外にいる人間の特権です。
配達が終わった後の朝ごはんが最高に美味い。体を動かした後の空腹で食べる朝定食は、人生で一番贅沢な食事です。販売店の近くの牛丼屋で朝定食を食べるのが至福の時間でした。
寮費が安いのは学生にとって圧倒的なメリットでした。月2万円で住めたので、月収15万円から寮費を引いても13万円が手元に残る。家賃の心配がなくなったおかげで、学費もバイト代で賄えました。経済的にはかなり助かりました。
この仕事を辞めた理由
大学卒業と同時に辞めました。4年間続けましたが、社会人になったら絶対にこの生活には戻れないと思いました。体への影響は深刻で、卒業後しばらく不規則な睡眠リズムが治らなかった。ただ、4年間サボらずに配達を続けた経験は、就職活動で「継続力」としてアピールできたので無駄ではなかったです。
この仕事が向いている人
早起きが苦にならない人、一人で淡々と作業するのが好きな人に向いています。学生で寮に入りたい人にとってはコスパの良い選択肢。短時間で稼ぎたいダブルワーク希望の人にも適しています。逆に、夜型の人や休みがないと精神的に参る人は絶対に続きません。睡眠の質を犠牲にする仕事なので、健康面のリスクは理解した上で始めてください。
この仕事に就きたい人へ一言
新聞配達の経験は、物流・配送系の仕事に転職する際に「ルート管理能力」「早朝勤務への耐性」として評価されます。配達中に事故を起こさないための安全運転も、ドライバー職の面接でアピールポイントになります。
学生で始める場合は、寮付きの販売店を選ぶのがおすすめ。生活費を大幅に抑えられるので、奨学金の負担も減ります。ただし、学業との両立は本当に大変なので、授業のコマ数とのバランスは慎重に考えてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 新聞配達は原付免許がないとできない?
A. 自転車で配達する販売店もあります。ただし、配達エリアが広い場合はバイクが必須。原付免許は1日の講習と試験で取れるので、事前に取得しておくのがおすすめです。
Q. 新聞配達の月収はどれくらい?
A. 朝刊のみで月12〜16万円、朝刊+夕刊で月18〜22万円が相場です。寮付きの販売店なら、家賃2〜3万円を差し引いても手元にかなり残ります。
まとめ
新聞配達は深夜2時半起きの生活、雨の日も雪の日も休みなしの過酷さがきつい仕事です。慢性的な睡眠不足は体にも精神にもダメージを与えます。一方で、早朝の街を走る爽快感、寮費の安さ、短時間で稼げる効率の良さは大きなメリット。「期間限定」と割り切って取り組むなら、経済的な恩恵は確かにある仕事です。
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