パチンコ店員はきつい?騒音と煙草の中で働くリアル 【みんなの社畜体験談 #257】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回はパチンコ店員の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これからパチンコ店員を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 大阪府
勤務時間 早番8:00〜16:30 / 遅番15:30〜24:00(シフト制)
休日 月8日(シフト制・土日祝は基本出勤)
給料 年収350万円
必要資格 特になし
業種 パチンコホール
主な業務内容 ホール巡回・台の清掃・出玉対応・景品交換・トラブル対応・新台入替
性別 男性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

高校卒業後にフリーターをしていて、21歳のときにパチンコ店の正社員求人を見つけて応募しました。フリーター時代はコンビニと居酒屋のバイトを掛け持ちして月18万円。もっと安定した収入がほしくて、未経験OKで年収350万円という条件に惹かれました。面接ではスーツを着て行ったのですが、面接官は「体力あるか?腰は大丈夫か?」と体のことばかり聞いてきて、不思議に思ったのを覚えています。入社してすぐにその理由がわかりました。

1日の仕事内容

早番の日は朝8時に出勤。開店前にホール内の全台を拭き上げて、灰皿を交換し、パチンコ玉やメダルの補給を確認。8時半に朝礼があって、前日の売上報告と今日のイベント情報を共有。10時にオープンすると、朝から並んでいたお客さんが一斉になだれ込んできます。

営業中は5〜6時間ホールを歩き回ります。出玉の運搬(ドル箱は満杯で15キロくらいある)、台のエラー対応、灰皿交換、お客さんへの声かけ。ジェットカウンターでの計数業務や景品交換カウンターの対応もローテーションで回します。

遅番の日は15時半に出勤して24時まで。閉店後は台の清掃と翌日の準備。新台入替の日は深夜から作業が始まって、重さ50キロ以上ある遊技台を何十台も入れ替えます。これが最も過酷な肉体労働でした。

この仕事できつかったこと

一番きつかったのは騒音です。パチンコホールの中は常時90デシベル以上。ジェット機のエンジン音に近いレベルで、8時間この中にいると頭がガンガンします。インカムで連絡を取り合うのですが、隣の同僚の声すら聞こえないことも。耳鳴りが慢性的に起きるようになって、耳鼻科で「難聴の初期症状がある」と言われたときは青ざめました。耳栓は許可されていますが、お客さんへの対応ができなくなるので実際にはつけづらい。

煙草の煙も深刻です。分煙化が進んだとはいえ、喫煙可能なエリアは未だに煙がもうもうとしている。非喫煙者の私にとっては地獄で、1日の終わりには髪も服も煙草臭い。喉の痛みが常態化して、年に何度も風邪を引くようになりました。

お客さんとのトラブル対応も精神的にきつい。負けが込んだお客さんが台を叩いたり、「イカサマだ」と怒鳴り込んできたり。大阪の店だったので、言葉がかなりきつい方もいて、「殺すぞ」と脅されたこともあります。警察を呼んだこともありました。

この仕事で良かったこと

フリーター時代と比べて収入が安定したのは大きかったです。年収350万円にボーナスが年2回。社会保険完備で、有給も取れる。21歳の高卒にしては悪くない待遇でした。寮が完備されていて、家賃2万円で住めたのも助かりました。

体を動かす仕事が好きな自分には、デスクワークよりホールを歩き回る方が性に合っていました。接客も嫌いじゃなくて、常連のお客さんと顔なじみになると楽しい。「兄ちゃん、今日もよろしくな」と声をかけてくれるおじさんがいて、そういう小さなやり取りがモチベーションになっていました。

出世のスピードが速いのもパチンコ業界の特徴です。入社2年で主任、4年で店長補佐。学歴ではなく実績で評価される業界なので、高卒の自分にとっては公平な環境でした。

この仕事を辞めた理由

5年勤めて退職しました。一番の理由は耳の問題です。難聴の症状が進行して、医者に「これ以上騒音環境で働くのは避けるべき」と言われた。それから、パチンコ業界の将来性に不安を感じたことも大きい。規制が年々厳しくなって、店舗数も減っている。ホール管理のスキルを活かして、別のサービス業に転職しました。

この仕事が向いている人

体力があって、騒音や煙草の環境に耐えられる人。接客が好きで、トラブル対応にも動じないメンタルの強さがある人に向いています。学歴よりも実力で勝負したい人にとっては、出世のチャンスが多い業界。ただし、健康リスク(聴覚・呼吸器)を真剣に考えた上で選んでください。

この仕事に就きたい人へ一言

パチンコ業界は未経験でも入りやすく、給与水準はサービス業の中では高め。ただし、騒音性難聴と受動喫煙のリスクは確実にあるので、耳栓やマスクなどの対策をしっかり取ることが大切です。将来的には店長やエリアマネージャーを目指すか、ホール管理の経験を活かして他のサービス業に転職する道もあります。

規制強化で業界は縮小傾向にあるので、5年先・10年先のキャリアプランを持って働くことをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. パチンコ店員に資格は必要?

A. 特に資格は不要で、未経験から正社員として入社できます。入社後に接客マナーや遊技台の知識を研修で学びます。管理職を目指すなら、パチンコ・パチスロアドバイザーなどの業界資格が評価されます。

Q. パチンコ店員の年収はどれくらい?

A. 一般社員で300〜380万円。主任で400〜450万円、店長で500〜600万円。大手チェーンの方が給与水準は高く、役職がつくと年収が大きく跳ねます。

まとめ

パチンコ店員は騒音・煙草・トラブル対応という三重苦がきつい仕事です。聴覚への影響は深刻で、長く続ける場合は健康管理が不可欠。一方で、学歴不問で高めの給与と速い出世が魅力。体力と精神力に自信があり、将来のキャリアプランを持った上で挑戦するなら、悪くない選択肢です。

📌 サービス業の経験を活かして新しいキャリアを探したい方へ

パチンコ業界で培ったホール管理力・接客力・トラブル対応力は、小売・飲食・ホテル業界でも高く評価されます。年収400万円以上の正社員求人も多数。業界を変えてキャリアアップしたい方は、転職エージェントに相談してみてください。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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