📝 この記事でわかること
- この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
- 給料・勤務時間・休日の実情
- 実際にきつかったこと
- この仕事で良かったこと
- 向いている人の特徴
今回は自衛官の仕事を経験された方に体験談をいただきました。
実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから自衛官を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
| 雇用形態 | 公務員 |
|---|---|
| 勤務地 | 北海道 |
| 勤務時間 | 8:00〜17:00(演習時は24時間行動) |
| 休日 | 完全週休2日(土日・祝日)※演習期間は例外 |
| 給料 | 年収400万円 |
| 必要資格 | 自衛官候補生試験合格 |
| 業種 | 防衛省・陸上自衛隊 |
| 主な業務内容 | 戦闘訓練・体力錬成・車両整備・駐屯地警備・災害派遣 |
| 性別 | 男性 |
| 年代 | 20代 |
始めたきっかけ
北海道の田舎町で育って、高校卒業後の進路に悩んでいたときに、地元の自衛隊の募集案内を見ました。「衣食住タダで給料がもらえる」というのに惹かれたのが正直なところです。大学に行く経済的余裕がなかったし、特にやりたいこともなかった。親にも「自衛隊なら安定しているし、男を磨いてこい」と言われて、18歳で自衛官候補生に入隊しました。教育隊での3か月間の前期教育は、人生で一番過酷な日々でした。
1日の仕事内容
駐屯地での一般的な日のスケジュール。朝6時に起床ラッパで起きて、6時30分までに身支度と居室の清掃。ベッドのシーツはシワひとつないように整える。7時に朝食、8時から課業開始。
午前中は体力錬成か座学。体力錬成は駆け足(ランニング)、懸垂、腕立て伏せ、腹筋。8kmの駆け足を小銃を持って走ることもあります。座学は戦術、武器の構造、応急手当、国際法など。昼食は駐屯地の食堂で。カレーの日はみんなテンションが上がります。
午後は部隊ごとの訓練。射撃訓練、戦闘訓練、車両操縦訓練など。冬の北海道での訓練は地獄で、マイナス20度の中で塹壕を掘ったり、雪中行軍をしたりします。17時に課業終了ですが、演習期間中は何日も野外で行動することもあります。
17時以降は自由時間。駐屯地の中で過ごす場合は、体育館で運動したり、売店で買い物したり。外出許可があれば街に出ることもできますが、門限は厳格に守らなければいけません。
この仕事できつかったこと
教育隊の前期教育が人生で最もきつい3か月でした。毎日叫ばれ、走らされ、寝る時間は5時間もない。できないと連帯責任で全員が腕立て伏せ。同期が泣きながら「辞めたい」と言い出すのは日常茶飯事で、実際に3割近くが教育期間中に辞めていきました。
部隊配属後も訓練のきつさは続きます。特に野外演習は極限状態。何日間も山の中で行動して、食事はレーションパック(戦闘糧食)、睡眠は交替で2〜3時間。雨でも雪でも関係なく訓練は続行。北海道の冬の演習では、足の指が凍傷になりかけたこともあります。
駐屯地の団体生活もストレスの原因でした。プライベートの空間がほぼない。居室は6〜8人部屋で、先輩の生活習慣に合わせなきゃいけない。人間関係がこじれると逃げ場がないので、メンタルをやられる同僚も少なくなかったです。
この仕事で良かったこと
自衛隊で一番よかったのは、自分が強くなれたことです。体力的にも精神的にも、入隊前とは別人になりました。何があっても動じない胆力、限界を超えてもあと一歩踏み出す根性。これは自衛隊でしか得られなかったと思います。同期との絆も深く、除隊した今でも連絡を取り合う仲間がいるのは財産です。
経済面の安定は自衛隊の大きなメリットです。衣食住が支給されるので、給料のほとんどを貯金に回せます。入隊から5年で500万円以上貯めた同期もいました。ボーナスもしっかり出るし、共済保険や年金も充実しています。
災害派遣に出たときは、「この仕事をしていてよかった」と心から思いました。地震の被災地で瓦礫の撤去や炊き出しをしたとき、住民の方から「自衛隊さんが来てくれて安心しました」と言われた瞬間は一生忘れません。
この仕事を辞めた理由
6年間勤務した後、任期満了で退職しました。自衛官候補生は任期制なので、更新するかどうかを選べます。自分はもともと「お金を貯めてから別のことをしよう」と思って入隊したので、計画通りの退職でした。退職金と貯金を合わせて、今は専門学校に通いながら次のキャリアを模索しています。
この仕事が向いている人
体を動かすのが好きで、集団生活に耐えられる人に向いています。個人主義の人、プライベートを大切にしたい人にはかなり厳しい環境です。「自分を鍛えたい」「国を守る仕事に就きたい」という明確な動機がある人は長続きしやすい。逆に「とりあえず安定しているから」という理由だけだと、訓練の厳しさに心が折れる可能性が高いです。
この仕事に就きたい人へ一言
自衛隊に入る前に、教育隊の厳しさは覚悟しておいてください。最初の3か月を乗り越えれば、あとは慣れてきます。自衛隊で得られるスキル(体力、規律、危機管理、車両整備、通信技術など)は民間でも十分に通用します。
退職後のキャリアパスとして、警備会社、運輸業、消防士、警察官への転職者が多いです。大型免許や特殊免許を在職中に取得しておくと、退職後の選択肢がグッと広がります。自衛隊の再就職支援制度も活用してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 自衛官候補生と一般曹候補生の違いは?
A. 自衛官候補生は任期制(陸上は2年ごとに更新)で、任期満了時に退職金が出ます。一般曹候補生は定年まで勤務する前提の採用で、曹(下士官)への昇任が保証されています。長く続けるなら一般曹候補生、短期で資金を貯めるなら自衛官候補生がおすすめです。
Q. 自衛隊は女性でも入れる?
A. 女性自衛官は年々増えています。戦闘職種への配置制限も撤廃され、ほぼすべての職種で女性が活躍しています。教育隊のカリキュラムは男女で体力基準に差がありますが、訓練内容は同じです。
まとめ
自衛官は教育隊の過酷さ、極限の野外訓練、プライベートのない駐屯地生活と、きつさのスケールが段違い。しかし、衣食住保証の経済的メリット、自分を根本から鍛えられる成長環境、災害派遣での社会貢献は他の仕事では得がたい体験です。任期制なら期間を決めて経験とお金を貯める選択もあり。人生を変えたい人にとって、自衛隊は最強の選択肢のひとつです。
📌 転職を考えている方へ
清掃で培った経験やスキルは、他の職種でも活かせます。転職エージェントなら、あなたの経験を活かせる求人を無料で紹介してくれます。キャリア相談から面接対策まで、専任のアドバイザーがサポート。まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
🔍 転職サービス診断をしてみる
5つの質問に答えるだけで、あなたの職種・希望条件に合った転職サービスがわかります。まずは無料診断で方向性を確認してみてください。
\当サイトオリジナル転職サービス診断/


コメント